天使と一緒、ときどき地獄
あなたと一緒にいたこの48時間、幸せだった。
想いを投げかけ続けたけど、やっぱり届いてはいないんだね。
幸せな時間とは裏腹に、耳を覆いたくなるような話が次々と聞こえてきた。
生き地獄。
その場で、聞きたくないって叫びたかった。
オレはやっぱりあなたが好きだ。
嫌忌
みんな幸せそうな顔しやがって。
せっかく同僚が集まっていても結局そこは嫌々の集まり。
終わったらそれぞれがそれぞれの幸せへ帰っていった。
オレの幸せはすべての人間の不幸。
幸せなんて消去してやる。
人の幸せの何がいい?
テメーも幸せだからだろ、楽しそうな顔して明日から?なんて聞くのは。
死んでしまえ。
幸せ者。
ふざけんな。
世の中すべてがオレをバカにする。
地球のために人間は滅びればいいんだ。
死んでしまえ。
すべての人間。
答え
オレが苦しんでいるとき、大丈夫か?と声を掛ける人がいる。
大丈夫って答えれば安心され、大丈夫じゃないって答えれば冗談ととらえられる。
結局、口先だけでほんとに気にかけてなどいないんだろう。
ほんとに心配してくれる人は、何かできることがあるか聞いたり、黙って飲みに誘ってくれるんだろう。そして、その時それとなく聞いてくれるはずだ。
まわりにそんなあたたかい人のいない不幸。
苦しみを独りで耐えなければならない淋しさ。
淋しい。
苦しい。
救いがほしい。
ほしいものは何も手に入らない。
大丈夫って答えれば安心され、大丈夫じゃないって答えれば冗談ととらえられる。
結局、口先だけでほんとに気にかけてなどいないんだろう。
ほんとに心配してくれる人は、何かできることがあるか聞いたり、黙って飲みに誘ってくれるんだろう。そして、その時それとなく聞いてくれるはずだ。
まわりにそんなあたたかい人のいない不幸。
苦しみを独りで耐えなければならない淋しさ。
淋しい。
苦しい。
救いがほしい。
ほしいものは何も手に入らない。