Dark sideからの毒霧 -5ページ目

誰にも言えない

気持ちの変化。

細かい成り行き、事情。

話せる相手がいない。

異動してから飲み歩いてはいるものの、すべてを話すことが出来る相手はいない。


誰かに聞いてもらいたい。

この気持ちを独りで抱えるのはしんどい。


もともと孤独なのはわかっている。

でも、異動してさらなる孤独感に苛まれているか余計だ。


また明日も話さない時間が始まる。

お願い誰か、オレの話をきいてくれ。

わかりやすくてもわかってもらえない。

知ってる人にはオレはとてもわかりやすい。

ある程度オレを知っている人に言った。


踏み出してみようと思う。


帰ってきた言葉は、いいことだ!応援するよ。だった。

踏み出す先の一つにあなたもいるんだけど。

でも、相手にされないんだろうが。


誰でもいい。

さみしい。

誰かそばにいて欲しい。

一緒に寝て欲しい。

不安や緊張から来る不眠。

正確には寝ている時間は長い。

しかし、常に追い込まれている夢を見て、起きたとき肩が凝っている。

寝ていたとき全身に力が入っていたような感覚。


ゆっくり休みたい。

もし、力が抜けるならいっそ朝が来なくてもいい。

喪失

大事なものを失った。


大好きな人との時間。

一緒の職場にいたときはシフトさえ合えば首を横にすればそこに愛しい笑顔があった。

異動っていう名の別れによってその時間は失われた。


愛する人には彼がいる。

即ち、一緒に働かなくなればもう同じ時間を長時間過ごすことはない。


また食事にいこうって言ってくれてはいるけれどそれは非日常。

日常のなかに彼女がいるってことはもう永遠になくなったのだ。


生まれ変わりを信じて、来世で出会ったとしてもそれはもうオレじゃないし彼女でもなくなっている。

スピリチュアルな視点に立てば魂は同じってことになるが、意識も違ければ、人格も違う。


もう二度とない時間。

もう二度と戻ることができない。

オレが唯一、幸せを感じてた時間。


返してほしい。

でも、帰ってこない。


大切な人を亡くしたかのような感じ。

もう幸せはない。