喪失
大事なものを失った。
大好きな人との時間。
一緒の職場にいたときはシフトさえ合えば首を横にすればそこに愛しい笑顔があった。
異動っていう名の別れによってその時間は失われた。
愛する人には彼がいる。
即ち、一緒に働かなくなればもう同じ時間を長時間過ごすことはない。
また食事にいこうって言ってくれてはいるけれどそれは非日常。
日常のなかに彼女がいるってことはもう永遠になくなったのだ。
生まれ変わりを信じて、来世で出会ったとしてもそれはもうオレじゃないし彼女でもなくなっている。
スピリチュアルな視点に立てば魂は同じってことになるが、意識も違ければ、人格も違う。
もう二度とない時間。
もう二度と戻ることができない。
オレが唯一、幸せを感じてた時間。
返してほしい。
でも、帰ってこない。
大切な人を亡くしたかのような感じ。
もう幸せはない。