太亮の独言毒言 -146ページ目

太亮の独言毒言

絵本作家、イラストレーター、デザイナー、アート・ワークショップなどで
活動している木村太亮の公式ブログ。
まあ、単なる戯言だとお聞き流し下さい。連絡先は、deeworks3623☆gmail.com

Wカップ最終予選 最終戦vsオーストラリア 1-2

主力選手を欠いて戦ったと考えれば、それなりにいい試合だったと思う。
(むろん、相手だって何人かは主力選手を欠いていたし、交代選手が新人だったりもしたけれど)
それでも失点0のオーストラリアから1点取ったんだからね。
それはなかなか良かったと思うよ。

フィジカルの差は、そう簡単には埋められないよね。しかも圧倒的だった。
この差は、一朝一夕では埋まらないよねえ。
でも本選で勝ち進むには、クリアしなきゃいけない課題だと思うな。

今のチーム編成で、あのフィジカルに対抗するには
先日のカタール戦同様、中盤でのキープ出来る選手がキーなんだと思う。

松井はそれなりに頑張っていたし、ケンゴーも頑張っていた。
この二人は合格としても、橋本君と今野君はガンバリは評価するが
キープできる状態ではなかったみたいだった。
さらにこの二人にはもっと積極性が欲しかった。打てよ!ミドル。
少なくともこの二人にはこのゲームの中でそれぞれ2回以上ミドルを打つべきチャンスがあった。
あれだけペナルティエリアに入れてくれないなら、
尚更ミドルを序盤に打っておくべきだった。
そうすればバイタルエリアでの相手の反則も増えたんじゃなかったかな?

個人的には本田君にも出て欲しかったな。
FKのポイントにケンゴーと玉田というのは正直それほどの怖さは感じなかったな。

結果として、2位通過とか、3位までの勝ち点差が、わずかしかなくなったとかは、
あまり問題点だとは思わない。
それだけアジアの中でも実力が拮抗してきつつある事の証明だからね。

まあ、ただWカップベスト4という目標はもう少し緩く考えた方がいいかもね。
希望は高い方がいいに決まっているが、リアリティに欠ける。
とりあえず、予選リーグ突破位でいいんじゃないの?

昨日、久しぶりに兄貴分の金斗鉉氏と電話で話した。

金さんは、10歳も上の絵本作家、イラストレーターである。
知り合ったのは、もう30年前に遡る。
学校の先輩であり(中退の先輩でもあるが・・・)、
昔はサッカークラブチームでのチームメイトであり、
(当時、彼は「サッカーマガジン」に、ぼくは「イレブン」でイラストを描いていた)
僕の生まれて初めての就職に口をきいてくれた人であり、
今の僕のワークショップのメインアシスタントのカオルちゃんは
金さんの一番弟子でもある。

何より今のぼくのワークショップの基となるコンセプトを作ったのも彼である。
当時は、言わば漫才のコンビのようなもので、ネタを金さんが書き、
僕は主に相方のようなものだった訳だ。だから、僕は彼の「弟子」ではない。

ちなみにコンセプトの骨子は

「上手な絵でなく、良い絵を描こう」

というものである。

「描くという作業は、写す事ではなく、表現する事である」

写実的に描く作業は、カメラと同じ動きをする。(いやカメラを否定している訳ではない)
でも表現するという事は、目で見て、消化して、表現する。というように
自分の体を通過したものを描くことである。

(ちょっとむずかしいか?)

ウ~~ン、絵を描く事は「食べて、消化して、排泄する」と言い換えても良い。
だから表現されたものは、目に見えるそのものと見た目が違っていても間違いではない。
むしろ、よく消化されて無駄な部分が削ぎ落とされたものの方が、良い作品になる。
カッコイイ言葉で言えば、「心の目で描けば、良い絵が出来る」のである。

さて、前振りが長過ぎた。

その金さんがここ数年、取りかかっているのがネパールの山村(ナウリコット村)にある学校で
子どもたちに「この絵」を伝えるプロジェクトである。
ちなみにこのプロジェクト、ずいぶん前に「一緒に行かないか?」と誘われていたのであるが
諸々の事情があって断念していた話なのである。

そこの子たちは、「絵を描いた経験」がなかったそうな。
それだけに留まらず、音楽の授業も満足なものではなかったようである。

そこにイキナリこの手法を持ち込んだ訳である。
そして今年二回目には、絵の授業だけでなく、他にも賛同する方が出て来て
音楽の授業や、お茶の授業や、参加者皆それぞれの個性特性を生かした授業が行われた。
(参加者の中に、旧知の恩師の兄貴発見。ありゃりゃ、世の中狭い)

とまれ、その報告書というのを金さんから送ってもらったので、
特に金さんがファシリテートしたワークショップの画像を紹介しよう。
これらは、ナウリコット村の子どもたちの作品ではなく、
今回のプロジェクトの行程にあった女子師範学校の生徒たちの作品らしい。

true
左側がレクチャー前の作品である。数分後、同じ人間がこんな作品を描く。

true
これも同様である。
どんなレクチャーをするのか?簡単な事である。
金さんが一度やってみせるのである。

true
たぶん、こんな絵は描いた本人が人生始まって初めての経験なのではあるまいか?
人をも感動もさせるが、たぶん本人が一番感動を覚えているに違いない。

もちろん、僕も金さん同様のワークショップもこなす。
が、現在の僕のワークショップは、少なからずイベント性も含んでいるので、
あらかじめ、突拍子もないカラーパターンをこちらで用意している。
また、時間の制限もあるので、時に若干強引なファシリテートもあったりする。
でも、根本的なものは金さんと行動していた時と何ら変わりはない。

大事なのは、最初から「答」を求めない事。
「人を感動させよう」「皆から認められよう」などという余計な事を考えない事。
むしろ、「自分を納得させ、自分を感動させられれば」
おのずとエネルギーは、作品に宿り、作品から発せられる。

昨日金さんと話していて、金さんは「子ども向けは苦手だ」と話していた。
(いや、傍から見ていれば、ちっと苦手だとは思わないが・・・)
むしろ「大人の人たちの考え方を変えて行きたい」と言っていた。
僕は「子ども向け」得意である。なので、金さんに
「じゃ、金さんは上から攻めて下さい。僕は下から埋め込んで行きます」
と答えた。
このワークショップの目的の一つは大人に多く巣食っている既成概念をぶっ壊す事と、
その既成概念がまだ完成していない子たちに「自由な表現」の種を植える事である。

このワークショップを受けたとして、「絵が上手になる事」は約束出来ない。
でも、「絵を描く事を怖がる」事はかなりの確率でなくなると思う。
一つの表現手段として、あるいはコミュニケーションツールとして
「絵を描く事」が受け止めてもらえれば大成功である。






先日、旧知の装丁家、亜子さんから依頼されたカバーイラストです。
こういう仕事もしています。笑。

表4(裏面)にまで、たくさんの生き物がちりばめられております。
デジタルのイラストですが、限りなくアナログに作っています。

「川は生きている」森下郁子 編著 ウェッジ社刊
true-川は生きている

詳細を見たい方はウェッジ社さんのHPまで。
「書籍」のページに出ています。

6/20発売予定です。全国の書店はもちろんの事、JR関係のキオスクや駅コンビニで購入可能です。
自由業という立場なので、お金のやりくりというのをしなくてはいけない。
ご存知のように出版業界は未曾有の不況なので、以前のように
「白紙で請求書送っておくから・・・」みたいなことをすると
シャレにならないくらいの痛い目を見る。

大体、ギャラが一時期の半分以下になっているのである。
ほんとうにシャレにならない。

その中で、昨年、ちょいとしたトラブルにあっちまったものだから
現況は、悲惨な状況と言っていい。それもハンパじゃなく悲惨。ムムム

だからと言って、仕事がないのかと言えば、そうでもない。
ただ、先の仕事ばかりなのだ。
先の仕事のギャラはさらにその先にならないといただけない。

欧米では、仕事を受注した段階で、アドバンス(一部前払い)を請求したりすることは
割に普通の事であると思うのだが、日本の場合、あまり慣例化していない。

イラストのギャラは、発注時に明確にされている事はかなり少なく、
さらに先方の言い値というのがほとんどである。これは悪い習慣である。

大体、八百屋さんでもお肉屋さんでも売値は販売元の決めるべき事である。
さらにどのお店屋さんだって基本的に売値を明記している。
「オレはこれしかないけど、松坂牛が腹一杯食べたいから包んで!」
みたいな事言う客はたぶんいない。

「まとめて買うからオマケしてね」と言われれば、
お肉屋さんだって、イラストレーターだって「オマケ」しちゃうものである。
あるいはカードで買うより現金商売ならもっと「オマケ」できるのだが・・・。

大きなイベントやイラストの仕事には、それなりに経費もかかるのである。
資料も必要だし、場合によっては体調管理も必要経費である。
そのためにアチコチ走り回るのはまったく不合理な話だと思う。

寅さんに出てくるタコ社長な気分の今日この頃である。

まっ、気分的には「額に汗して働く青年労働者」なのだが・・・・。

※分かる人にしか分からないだろうなあ・・・・笑。
(あくまで参加してくれた方々の個人的な感想です。笑)

学術的な裏付けがあるわけじゃないので、
胸を張って言える事でもないのだけれど・・・。

僕のワークショップの効果と言われても、
別にデッサンが巧くなる訳でもないし、
古今の画家の偉業を覚えられる訳でもありません。
つまり図工や美術の成績を上げる事は目的にしていません。
受験には役立たないと思います。
(結果として「創る」ことが好きになる事は、かなりあるようです)

大事にしているのは「感受性」「創造性」「応用力」などです。
そして、これらをどれだけ早く処理できるか?を考慮しています。
これらはあまり数値に表れるものではないので、
結果は個人個人の感想に寄るしかない訳です。

ちなみに実はこれ、サッカーでプレーする時の大事な事と一緒です。
つまり、パスをどう受け止めて、次のプレーを瞬時に考え、プレーする。
これがどれだけ早く処理出来るかが大事だと考えているのです。

つまり頭の回転数を上げる事が、ひとつの目的な訳です。

これは僕自身の感想ですが、短い時間により良い方向にファシリテートする時に
頭はモノスゴイ回転数で動いていると自覚します。
それゆえ、短い期間内に大勢の参加者のファシリテートをした後、
かなりの確率で、バテテしまいます。
肉体の疲れというよりは脳みその疲れを感じます。

でも、これ必要な事だと思うのです。
脳みそも筋肉同様、負荷を与えないと鍛えられないと思うのです。

まあ、ここまで難しい事を書いてきましたが、もっともっと簡単に言えば、

「今まで、図工に自信がなかった子が、「創る事」って面白い」

と思えるようになったり、

「無機質な四角い紙が形を持って命あるいきものになった」

と楽しく思ってもらえれば、それでかなり大成功なのです。

作業&サポートそのものは、気がつくとすごく短時間です。
その短い時間に色々なやり取りを繰り返す工程が、
参加者にとって(実はこちらにとっても)
一種の「脳トレ」になっているんじゃないかと思うのです。

まあ、「百聞は一見にしかず」「案ずるより横山やすし?」です。
ピピっと来た方は、是非一度ご参加してみてください。

木村太亮のアートワークショップ

true

8/11~8/14 お台場事前申し込み要、無料(詳細決定後募集要項など後日公開)
8/21 渋谷レイアートスクール 事前申し込み要,有料(詳細はレイアートスクールまで)




お盆のお台場でのワークショップとは別に、

渋谷のレイアートスクールさんで、サマープログラムとして
ワークショップ開催します。
(HPは改変中とのことで、現時点では、HPに告知されていませんが・・・)

日程は8月21日です。時間は午後2時からと午後4時からのどちらかが選べます。
正味2時間弱だね。
ちなみにこちらは有料です。
参加料は内部生は2,625円、外部生は3,150円となっています。
対象は「子ども」なんじゃないかと思うのですが・・・。
定員は各クラス30名限定になっています。

詳しくはレイアートスクールさんに直接お問い合わせ下さい。
(上のリンクから飛んでね)
僕のプログラムだけでなく、他の方々のプログラムも色々あって
過去の作品を見てもノビノビしていて、なかなか素敵なので、是非覗いてみて下さい。

すでにレイアートスクールさんの関係者の皆様にはDMでお知らせしているそうで
僕のプログラムへの参加希望者もポチポチ来ているそうです。
(ただいま、そのDMを取り寄せ中です。届いたら公開します)

こちらの今回のワークショップでは、みんなで一枚の壁画を作るのではありません。

まあ、ぶっちゃけた話、「夏休みの自由課題制作」というようなスタンスで
「お持ち帰り」いただけるような作品作りをお手伝いしちゃおうか?
と、考えています。
いずれにせよ、ドロップイン形式のワークショップでは、
なかなか実現出来ない、ジックリと向かい合った作品作りをお手伝いしたいと思います。

皆様のお越しをお待ちしております。

木村のワークショップはこちらでどうぞ!

true





まだ、詳細部分未決定なので、公に出来ない事も多々あるのですが、
夏のお台場のワークショップ日程が決まりました。
決定した事だけお知らせしておきます。

場所はお台場です。
事前申し込みが必要になります。
参加費は無料だと思います。
(正式なニュースリリースがされてからこのブログでも告知させていただきます)


ちょうど、お盆の時期で、しかもこの時期、お台場では某CXさん中心に
大きなイベントもやっていますので、参加した後も見所たくさんです。
制作していただいた作品は、大きな壁画に仕立てて館内に展示予定です。
(展示期間は、まだ分かりません)

今月末には詳細も決定すると思われます。
あらためて告知させていただきますので、お楽しみに・・・。


Wカップ予選 vsカタール 1-1

引き分け。ハァ~~~~??

松井入れて、コーロギ入れて、ようやく本田。ハァ~~~?

試合後,岡田監督のコメント
「選手を生かしきれませんでした」ハァ~~~?

分かっているなら、スタメンから違ったんじゃないの?

「使える選手」と「乗ってる選手」は明らかに違う。
残りのWカップ予選では、「乗ってる選手」を使うべきではなかったのかい?

橋本選手は堅実で好きな選手だが、
彼の一番の特徴は、サブで入ってもすぐに試合に入れる事。

今野君も良い選手だが、それほどスキルに優れた選手ではない。
むしろ、明確な責任を与えると滅私奉公して良い選手。

玉田は使える選手だが、ちっとも「乗っていない」

交代選手にも異議あり。である。
最初の松井はドリブラーである。でも奪われたらモノスゴピンチになる。
だから、キープが出来てミドルを積極的に打つ本田が先だったんじゃないの?
コーロギより高さのある矢野君だったんじゃないの?

正直言うと、今日のメンバー&交代を見てても何がしたかったのか?分からない。
すごく「消化試合」な気分であった。

ダメじゃん。興行的にもマーケティング的にも今日はボコ勝ちしなきゃ
いけなかったんじゃないかい?

それにも増して、ジャパンはプレスのよく効くチームであるが、
プレスをかけ返されると意外とモロイ事も露呈してしまった。

負けられないから前から来たんじゃなくて、たぶん、
突くべき弱い所はソコだ!と分かっていたのだと思う。
さすがメツさんである。

レフェリーは今までのアジアカップやその他の重要な試合で経験済みの方であった。
もう少し、学ぼうよ。彼は日本好きじゃないの。
かつイングランドサッカーみたいなのが好きなレフェリーなの。
だから「流す」意図的にも流す。正直公平なレフェリーではなかったと思うけれど、
慣れようよ。この間のウズベキスタン戦では出来てたんだからさ。

世界のサッカー事情としては、今日の試合を見ても分かるように楽勝出来る国なんてのは
最終予選にはほとんどない。
そして決して日本が、上にいる訳ではない。

でもね、金かけて経験値は高いんだよ。

もう少し選手も「プロ」である事に気づいて欲しい。
たとえば、今日ボコ勝ちだったらアウェイのオーストラリアまで観に行く人が
どれだけ増えるか?なんて事をちょいと考えて欲しい。

それ以上に監督が一番、予選突破で気が抜けていたとしか思えない試合であった。
不甲斐なかった。何考えてるんだ?

他にいい人いないのか?正直このままで南アフリカに行くのには疑問が残る。

今はハーフタイムである。
得点経過は1-0で勝っているが、ゲームは支配されている感じ。

スタメンは傷んでいるメンバーをはずしての布陣である。
それは理解出来るが、ボールの落ち着く場所がない感じ。

この布陣なら、本田を使わない手はない。
橋本君のシュートは、好いたらしいシュートであったが、
後半頭から橋本君に代えて本田出陣希望。

多少持ちすぎても構わない。奪われない時間が出来れば良い。

もしくは今野をサイドバックに下げて駒野投入が良いと思う。

何だか皆浮ついている。
中盤前の方でキープ出来る状況を作り出すべき。
一発で壊そうと思うな。時間かければ彼らは自分から潰れる。
さて、昨日、友人のはた君の家に行ったのはマックのメンテだけでなく
もう一つの大事な案件もあったのだった。

そう、「絵本作家復活プロジェクト」。
結論から先言うと、はた君にはOKもらったのであったが、
由子ちゃんからダメ出しもらって、再度チャレンジすることになった。

由子ちゃんは、あえてフルネームで表記しないが、
分かる人には分かると思う。
デヴューは僕と同じ頃で彼女はまだ学生だった。
今や「癒しのカリスマ」である。絵本作家であり、小説家であり、
イラストレーターでもある。
「みんなのうた」でアニメも公開してたりする。

僕は昨年、はた君のエッセンスを盗ませて欲しいとお願いして、
一時弟子入りしたわけだが、はた君に言わせると、
彼が今の考え方や手法に辿り着くまでには、奥さんである由子ちゃんの
数々のアドバイスがあったらしい。
彼曰く、由子ちゃんは、はた君の師匠でもあるそうな。

ン?つまり現状況の木村は「孫弟子」じゃん。

んで、彼女から懇切丁寧にレクチャーを受けた。
はた君も一緒に考えてくれた。
そう君は横でいたずらしていた。

確かにその通りだな。と思う事が数多くあり、再チャレンジに至った訳だ。

でもね、今の日本でこの二人にこんなに懇切丁寧に向かい合ってもらえる事って
これは貴重ですよ。こんな状況はあり得ない。ム~~~感謝感謝です。

しかしながら現実としては、一歩前進だが、二歩後退。
ただし、モチベーションは上がって来ているし、
はた君から既に学ばせてもらった事は生きてるし・・・。

さあ、前向きに行こうじゃないか。そんな気分です。