自由業という立場なので、お金のやりくりというのをしなくてはいけない。
ご存知のように出版業界は未曾有の不況なので、以前のように
「白紙で請求書送っておくから・・・」みたいなことをすると
シャレにならないくらいの痛い目を見る。
大体、ギャラが一時期の半分以下になっているのである。
ほんとうにシャレにならない。
その中で、昨年、ちょいとしたトラブルにあっちまったものだから
現況は、悲惨な状況と言っていい。それもハンパじゃなく悲惨。ムムム
だからと言って、仕事がないのかと言えば、そうでもない。
ただ、先の仕事ばかりなのだ。
先の仕事のギャラはさらにその先にならないといただけない。
欧米では、仕事を受注した段階で、アドバンス(一部前払い)を請求したりすることは
割に普通の事であると思うのだが、日本の場合、あまり慣例化していない。
イラストのギャラは、発注時に明確にされている事はかなり少なく、
さらに先方の言い値というのがほとんどである。これは悪い習慣である。
大体、八百屋さんでもお肉屋さんでも売値は販売元の決めるべき事である。
さらにどのお店屋さんだって基本的に売値を明記している。
「オレはこれしかないけど、松坂牛が腹一杯食べたいから包んで!」
みたいな事言う客はたぶんいない。
「まとめて買うからオマケしてね」と言われれば、
お肉屋さんだって、イラストレーターだって「オマケ」しちゃうものである。
あるいはカードで買うより現金商売ならもっと「オマケ」できるのだが・・・。
大きなイベントやイラストの仕事には、それなりに経費もかかるのである。
資料も必要だし、場合によっては体調管理も必要経費である。
そのためにアチコチ走り回るのはまったく不合理な話だと思う。
寅さんに出てくるタコ社長な気分の今日この頃である。
まっ、気分的には「額に汗して働く青年労働者」なのだが・・・・。
※分かる人にしか分からないだろうなあ・・・・笑。