麒麟がくる・OPだけで泣いていた | 音は楽しむものだっ!

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(主に)音や音楽にまつわるおはなしです。
学校の音楽の授業も楽しくなりますように。

こんにちは、ピエーノです。

なんだか、NHK大河のOPの話も出たので、

ちょっとこれ、連投しようと思います。

(ピエーノ=戦国時代にうるさい城巡り女)

 

「麒麟」がくる? どゆこと? という方に説明しますと、

『仁のある政治をする為政者が現れると、聖なる獣・麒麟が降り立つ』

とされている、ということです。

(今の日本にゃ、絶対に訪れないっす)

 

この「麒麟」を呼ぶのは、一体どの戦国武将なのか……

信長でしょうよ、いやいや秀吉でしょうよ、

いーや、やっぱり幕府を開くまでに日本を統一した家康ですよ……

様々な可能性を考えながら、オンデマンドなどでご覧頂ければと思います。

 

さあ、そして大切なのはオープニング。主題曲ですね。

私的にあまりいい画像をみつけられなかったので、

皆さんのすきなOP画像を探してみてください(無責任)。

ジョン・グラムさん作曲のOP、

私、いつになったら泣かなくなるんだろうってくらい泣きました。

 

光秀の生涯を思うと、このOPは本当に素晴らしい。

でも、普通、OP聴いて毎週泣いてる奴なんていないよね(笑)

まだその日の物語が始まってないんだよ?

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「麒麟がくる」の放送が決まったとき、

批判的な声が結構多かったように思います。

だって、明智光秀が主人公なんです。

 

名前は知っていても、学校の教科書の多くは、

「織田信長は、明智光秀の謀反により、本能寺で死す」

という内容で、1~2行の登場で終わってしまうのです。

そりゃ、信長の功績はでっかいし、信長自身も人気ありますよ。

その人を「謀反」で死なせたんだから、「悪人だ!」と思う人も多い。

だから、教科書ではあの程度。

私にとっては「みじかっ!」のひとことで、とってもとっても残念でした。

 

何も知らない人たちは、

明智光秀は謀反人=悪い人という感覚を植え付けられているものだから、

大河の主役~?と訝しがるのも当然といやぁ当然だったのでしょう。

 

でも、光秀の地元の人は喜んでくれたのではないでしょうか。

私も、光秀の功績をどう描いてくれるのか楽しみでした。

 

なのに、なのにです。

「光秀が主役? だったら本能寺の変からその先だけでいいじゃん」

なんて、

光秀の生涯を大河で放送すんの、ケケケッみたいなネット記者がいて、

「ああ、こいつ、〇〇だな」と呆れたものです。

んなもんだったら、大河で一年かけてやるもんじゃないし、

光秀は「ただの謀反人」なんかじゃないのに、〇〇ですねぇ。

 

私、放送が始まって割とすぐに京都・福知山まで行ってきました。

光秀のお膝元ですね。

まだイベントも始まっていない時期だったので、静かなものでしたが、

福知山城など、光秀に関係のある場所を一通り見て回り、

地元の人に愛されている光秀を堪能してきました。

(そうでなくても城巡りしてる人なんで)

 

このドラマで織田信長を演じたのは染谷将太さんですが、

意外だと思った人も多いかもしれませんね。

これまでの信長役って、みんな強面だったから(笑)

でも、信長って生涯愛を乞う人だったと思うので、

染谷さんの「愛されたい人に愛してもらえない」

「得られるはずの愛を素直に受け取れない」信長像、

見てみるとなかなかピッタリくるものがありました。

 

このドラマでは、光秀はいわゆる「ナレ死」です。

しかし、本当に死んだかどうかは分かりません。

(架空の)登場人物である・駒という女性が、光秀らしき人を目撃しています。

 

最終的に、麒麟は誰の元に降り立ったかは描かれていませんが、

恐らく、光秀の元に現れ、光秀とともに去ったのだろう…

というのが私の解釈です。

そんなわけで、豊臣秀吉さんは嫌い