犬が帰ったー。
さて、考えた結果、家の中に入れない事にしました(子猫のトトは、怖いものしらずで必ず突進して行きます)。
大き目のダンボール箱に、フリースとか敷き詰めて上からもブランケットなどを掛けて家を作り、リードは、玄関の柱に結びました。
エサと水をリードの届く所に配置し、お休みと家に入ると、「キャン、キャン」と言う鳴き声と共に、ドーン、ドーンと玄関に飛び掛る音が響き渡ります。
あわてて飛び出ると、甘えて飛びついて来ます。可愛そうに思い「ムツゴロー撫で」をしてやると、しばらく大人しくなりますが、しばらくするとドーン、ドーンと鳴り出します。最初に出て行ったのが間違いだったようです。
夜中になると、さすがに静かになりましたが、忘れていました。今日は、息子がバイトで、1時過ぎに帰って来るのです。
息子の帰宅で、また起きだして結局寝たのは、2時過ぎでした。
翌朝も、日の出と共に起きだし、ドーン、ドーンです。
「ご近所がー!!」と飛び起き、出て行くとお向かいのオジイサンがニコニコしながら庭を覗き込み犬に愛想を振りまいていたのです。
昔飼っていた犬に似ているそうで事情を話すと、「首輪を変えなさい。」とアドバイスをくれました。
そ、それは、盗めって事ですか?
とにかく泣き声が迷惑になるので、散歩に出かけます。
ついでに、迷い犬の情報収集をします。
犬の散歩の人に、「この犬に見覚えは?」と聞いて回ります。
私が一人で散歩していると声を掛けない犬連れの人が、皆、挨拶するのにビックリしましたが、これと言った情報はありませんでした。
犬種は、皆、ポメラニアンと日本犬のミックスだろうと一致していました。
家に帰ると、玄関から庭のバイクをどかし、そこに犬の住まいを移しました。
ドーン、ドーンは無くなりましたが、鳴き声が本格的になり、しょうがないので散歩で疲れさせようと、2度目のお散歩に出かけます。
今度は、大きい通りを歩き、情報収集です。
たっぷり4キロほど歩きましたが、ゴンゾーさんは全然疲れません。
朝と合わせて7キロ歩き、腰が痛くなって帰って来ました。
これが、後2日続くのかとヘトヘトになっていると、電話が掛かってきました。
細い声で「あのー、犬の件で・・・」と飼い主です。
最初の食料品店に探しに行き、電話番号を聞いたそうです。
念の為、洋服のロゴを尋ねると、正解を言われたので「どうぞ、すぐにでも!」と言いましたが、本当は「すぐに取りに来てー!」と言う気分だったのです。
取りにこられた方は、一目で本物の飼い主だとわかる喜びようで、本当に良かったと思いました。
気になる事が二つほど有ったので、聞きました。名前と犬種です。
ゴンゾーさんでは無く、「エース」でした。
犬種は、なんと血統書付きのポメラニアンでした。大きな種類だそうです。
そして、一度も外で寝かせた事は無いそうです。
どおりで・・・。
ネコの次は、犬が来たー。
家内と近所の食料品のお店に行ったら玄関に可愛い犬が結び付けてありました。
可愛い物好きの私は、家内の買い物の間に撫でておこうと近づきましたら、タヌキのような顔の洋服を着たワンチャンがいましたが、何か変です。
よく見ると、リードがタダのビニール紐なのです。
お店の人に聞くと、迷い犬で食料品をあつかっているので、中に入れられないから外に結び付けているとの事でした。
しかし、結び付けているだけで、エサは勿論、水も与えてありません。
まー、食料品をあつかっていれば、店頭にこぼれたエサなどあっては、困るでしょう。
そこで、店長に名刺を渡して、ご近所なので、連れて帰りエサと水を与えてあげたいと申し入れると、店を閉めてからどうしようか悩んでいたとの事で、そのままビニール紐のリードでてくてく歩いて帰りました。
家に帰るとすぐ、水を与えリードと犬のエサを買いに行きました。
水を飲みエサを食べさせると、私も安心し落ちつきましたが、保健所(うちの市では、保健所に連れて行っても、ほとんど殺処分されません。)に電話するのを忘れていた事に気が付きました。
飼い主は、まず保護されていないか保健所に電話するはずです。
番号を調べ電話すると、時間外のお知らせが流れて来ました。
大変だー、今日は金曜日です。
ひょっとすると月曜日まで、預からなければなりません。
我ながら、なんで何時も可愛い者を見ると後先考えずに行動するのでしょう。
連れて帰る前に考えなければならない事を、いまさら考え始めます。
「家に猫が二匹いるぞ」「寝る所は」「ご近所にうるさくないか」など。
まー、先にこれらの事を考えていても、連れて帰っていたでしょうが、今、考えるとその犬は、子供の頃家に連れて帰り、親に反対され公園に返しに行った犬にソックリだったのです。
「大人買い」ならぬ「大人飼い」ですね。
つづく
猫のしつけ
トトですが、作り物の乳首になれずに、哺乳瓶と悪戦苦闘していましたが、3日くらいで慣れてきて、人の赤ちゃんと同じ様に舌で乳首をくるみ、首をあまり振らずに飲めるようになりました。
ここ2,3日は、テーブルに乗らないように、しつけしています。
好奇心旺盛なトトは、家族の食事の時にテーブルに上がって、匂いをかいだり、舐めてみようとします。
これがエスカレートすると、人の食べ物と猫の食べ物の区別が付かなくなります。
そうすると、ゴミ袋をあさったり、人間の食べ物を食べるようになります.
そうなると、猫には過剰の塩分、糖分を採ることになりますので、色々調べて、霧吹きでしつけする事にしました。
霧吹きを用意し、トトがテーブルに乗ろうとした瞬間、体に向けて霧を吹きかけるのです。猫は、水をきらいますので、すぐに飛びのきます。
何度も繰り返すと、テーブルに乗ると嫌な思いをすると気付き、乗らないようになるという作戦です。
ただし、私達がやっているのが、トトにわかるとイジメられていると思うので、トトを見ないようにして発射するのがミソ(天罰だと思わせる)なのですが、的を水に発射すると当然、誤射が出てきます。
「ウッ、ペッペッ。」とか「あー、オカズにー!」とか悲惨な食卓になります。
それより困るのは、今日気が付いたのですが、なんとなくトトが、水に慣れて来た気がするのです。
びしょ濡れになってもテーブルから降りなくなったらどうしよう。
