手術後
手術が終わり、夜が明けて。
朝一で眼科に向かい、顔半分を覆っていた眼帯をはずしました。
目が開かない!って目ヤニで目がくっついているだけなのですが・・・。
目ヤニを丁寧に拭いてもらい、ようやく目が開きました。
見えます。
しかし、視力を検査してもらうと思ったほど視力は出ていません。
視力の確定まで3ヶ月ほど掛かるそうですから、しかたありません。
しかし、小さなゴミが入っても激痛が走る目をメスで切開し、人工物を入れたにしては、麻酔が切れても違和感程度の痛みしかないのは、不思議です。
なるだけ目をいたわるようにして2日過ぎたら、驚くほどきれいに見えるようになりました。
何の障害も無い右目より、まぶしいほどクリアに見えます。
困ったことは、眼鏡が合わなくなりました。
左目だけ老眼鏡が近視用眼鏡になって(老眼鏡を掛けると左だけ遠くが見える)しまったのです。
結局2個眼鏡を買い替えました。
世の中がきれいに見えて感動したのも、1週間でしたね、我ながら罰当たりです。
手術
時間どおりに病院に行くと、手術の前室に案内されリクライニングソファーに寝かされます。
ロールカーテンで仕切られたソファーが他に3台あり一人先客(かなりのご高齢)が目薬を点されていました。
ジャージの上を脱がされ、タオルケットを掛けられ、リクライニングソファーを倒し点眼が始まります。
3分に1回づつ9回続けて目の瞳孔を開いて行きます。
すると3回目くらいに何やら、かすかな便意のような物を感じて(別に目薬のせいではなく)きました。
そのまま半日くらい我慢できそうな便意ですが、もし目にメスを入れているときに我慢できなくなったらどうしようと、天が落ちてくるのを気にしていた人のようにナーバスになっています。
先に点眼していたおじいさんが手術室に入るのと交代のように次のおじいさんが、前室に入ってきます。
やはりお年寄りの病気なのだなーと実感します。
手術室に消えたおじいさんは、ほんの30分ほどで顔の半分ほどを眼帯で覆い出てきました。
「どうだったの!」「痛いの?」と聞きたいですが、大人なので我慢していると、待っていた奥さんに「ぜんぜん痛くなかった」と言ってくれたので、少し安心しました。
「用意ができました。どうぞ」の声で手術室に向かいます。
歯科医さんの椅子のような手術台に寝かされ、目の本格的な消毒(ガーゼのような物でガシガシ)しながら点滴の準備をはじめますが、私は、血管が外から見え難い上に頑丈なので、ひじの内側以外点滴が成功したためしがありません。
案の定「少し痛いですよー」「すいません」を3回繰り返し、結局ひじの内側に落ち着きました。
顔に手術する所だけ穴の開いた布を掛けられ目は閉じないように金属で固定されます。
ライトが直接開いた瞳孔に入り、まぶしくて何も見えない状態で麻酔の注射が目に直接打たれます。
この時が痛みを感じる最後です。
この後は、かすかな圧迫感でメスが入っているんだろーなーとか視界のゆがみで水晶体を取り出しているんだろーなーとかしか分からす不安でイッパイですが、「今メスを入れるよー」jとか「今、水晶体をえぐり出しているよー」とか言われたら、それはそれで怖いし・・・。
最後にレンズを入れたような光が集約する気配の後ふたをされたように真っ暗(最初のおじいさんのように眼帯をされたようです)になり先生の「終わりました。成功です」の声が聞こえホッとしました。
前室のソファーに戻り1時間ほど休んで家に帰ります。
何だかもの凄く疲れて布団に寝ると愛猫のトトが「あれ変な物が付いているよ、取ってあげるね」と爪で眼帯をさわります。
ギャー!かんべんしてくれー!
目、目がー!
仕事柄、人一倍目を使うのですが、最近なにやら様子が変です。
蚊が飛んでいるように見える「飛蚊症」と言うのは知っていたのですが、最近飛んでいる蚊が、幾重にも見える(遠くにも近くにも)見える上に明るい方を観るとスリガラスのように見えるのです。
明らかに病気です。
ピアノが弾けない体になるかも(昭和の大映ドラマ)しれない!
ま、とにかく仕事に影響が出る前にと、近所の眼科に行きました。
前の日までは、グジュグジュ考えましたが、行ってしまえばまな板の上の鯉です。
瞳孔を開く薬を点眼され、検診し写真を撮ります。
検査の結果は、何と白内障でした。
まー、予想通りでした。
家は、透析を受けている兄がいるのですが、そのせいか40台で白内障の手術を受けていたからです。
手術以外、完治することは無いので、すぐさま仕事のやりくりをして、今月末(つまり明日)手術することに決めました。
それからは、手術前の検査(つながっているはすの穴がつながっているかなど)とかかりつけの内科のお医者様の診断、手術前の説明をへて明日の手術を迎えます。
手術自体は1時間ほどで終わるそうです。
消毒や麻酔の注射(目にですよ目に!)をし、動かないように目を固定して黒目のフチを切り開き(チョットらしい)水晶体を取り出し、レンズを入れます。
レンズの度数は、選べるそうですが、反対の目に合わせるのが一般的らしいです。
最近は、遠近両用なども有るそうですが、保険は利かないようです。
どうせなら「洋服が透けて見えるやつをお願いします」の一言は飲み込みました。
人は早い遅いの違いは有りますが、皆、白内障になるそうです。
私は、若年性だと思っていたのですが、とうとうその一言は先生の口から出ませんでした。