竹田焼“呂人窯”
当旅館で御食事に使用する器の紹介をさせていただきます。
地元竹田の城下町、岡城址のふもとに工房のある呂人窯で作られた竹田焼です。
高温で焼かれた赤土に含まれる鉄分と、炭素が融合してできた個性的な器は、南部鉄のような重みがあり、落ち着いた雰囲気で、色彩豊かな食材を盛り付けるのに非常にマッチしています。
こんな人が作っています。
田中 洋 (タナカ ヒロシ)
陶歴
1947 - 長崎に生まれる
1972 - 京都、炭山工芸村入村
1975 - 大分県竹田市に呂人窯 開窯
2004 - 長湯ギャラリ-開店
個展
1989 - 東京 銀座 ギャルリ-プス (神への発信器)
1991 - 東京 銀座 市川画廊 (遺失)
1993 - 東京 銀座 ギャルリ-プス (時間の実)
1994 - 東京 青山 ギャラリ-TAO (示された場所)
1996 - 法政大学 茨城 石岡セミナ-ハウス陶壁制作(パワ-ポイント96)
1997 - 東京 青山 ギャラリ-TAO (大いなる晩餐)
1998 - 法政大学 茨城 石岡セミナ-ハウス陶壁制作(心・技・体)
1998 - 福岡 天神 エルガ-ラ ギャラリ-
1999 - 大分トキハデパ-ト画廊
公募展
西部工芸展、西日本陶芸美術展、九州山口陶磁展 入賞入選多数
長湯の町中にもギャラリーがあります。当旅館の外湯“ラムネ温泉館”のすぐ目の前です。
ぜひご滞在中にお立ち寄りくださいませ。
竹田焼“呂人窯”のHPはこちら↓
http://www.coara.or.jp/~tanakayo/
ドイツワイン“フロインシャフト”
長かった夏を終え秋になり、例年ならいよいよ紅葉か?と言った時期ですが、一気にそれを通り越し冬になってしまいました。上信越より北では雪が積もっているとか。。。今年の冬は冷え込みそうです。
さて、今日は長湯温泉のあります竹田市直入町の誇るワインを紹介します。
その名も“Freundschaft(フロインシャフト)”。
ドイツの友好都市バートクロチンゲンから送られる“友情”と言う名のワインです。
もともとこのワイン、ドイツのバーデン地方のごく一部でのみ作られている“旅をしないワイン”でした。つまり、その土地でしか楽しむことのできない貴重なものでした。
共通の資源である温泉がもたらした交流が始まった5年後の平成6年から、涙ぐましいストーリーによりここ直入町にのみ“友情”と名を変え旅をするようになり、毎年貴重なワインが数量限定で上陸します。
バートクロチンゲンには、直入町が同市から寄贈された専用のブドウ畑があるんです。その畑で実ったブドウをここ直入町だけのために仕込んだ口当たりの良い貴重なワインです。
フロインシャフト、、、和食にも非常に合います。ご夕食の時に一度ご賞味下さい。またお土産としてもどうぞ。
スケッチの旅
本日まで、油絵の内山懋先生がお泊りになりました。
東京より18名様で、内山先生を囲んでのスケッチ旅行です。
昨夜は城下町の竹灯籠のお祭“竹楽”をご覧になり、チェックアウト後も城下町を観光され、スケッチをされるそうです。
先生の紹介を簡単に。。。
(藤花楼 中川一政作“薔薇”の前にて)
内山 懋 (うちやま つとむ)
1940年東京に生まれ
1965年東京芸術大学油画科卒業
1967年東京芸術大学院修了
1967年~69年フランス政府給費留学パリ国立美術学校にて学ぶ
ルツカ国際美術展銀賞受賞
その他多数個展開催
旅の記念として、ご記帳いただきました。
全国的にそうかもしれませんが、今朝はグッと冷え込みました。風邪など引かれませぬよう。
またのお越しをスタッフ一同心よりお待ちいたしております。
有難うございました。
※先生の写真とご記帳内容をブログに使用することは、内山先生にご許可をいただいております。