ある日の奇跡

長湯温泉に訪れる方、当館にお泊りいただく方、皆さまそれぞれの目的でお越しいただくと思います。

先日の一組のお客様はご結婚の記念日でいらっしゃいました。

それを知ってか知らずか、、、ご覧下さい。

　　　　　　　　　　　　　

分かりますか？これ前菜の一部を撮ったんですが、真ん中のウコッケイの煮卵、、、そうなんです。

卵の黄身の部分にハートマークがっ！

調理場でスタッフみなで盛り上がり、今夜これを差し上げるお客様は一組しかいない！って当然のごとくなりました。

お客様にもご案内の際にお話しし、大変喜んでいただきました。いつまでもお幸せに。

偶然から産み落とされた卵の話ですが、こうしてたくさんのお客様の笑顔が見られる、そんな楽しみがここにはあります。

冬支度。

ここ長湯温泉も日中は天気がよい日が続きまだ暖かさがあるものの、朝晩は霜が降りるほど冷え込むようになりました。

今日は旅館から歩いて5分の外湯、ラムネ温泉館に用事で向う途中、見かけた風景にホッとしたのでパシャリ。

このブログ記事を書いている私は、ここ竹田に代々の家がありながら、生まれ育ったのは東京。ここでは当たり前の風景も、移り住んで間もない私にはどこか新鮮。平和だな～と思いながらシャッターを押しました。

干し柿を軒下につるす前の下ごしらえとか。

晩秋を迎え、いよいよ冬支度です。

古学の調べin長湯

当館外湯、ラムネ温泉館2Fの美術館ホールにおいて、第5回目のチェンバロコンサートが行われます。

ラムネ温泉館所有のチェンバロは1575年のハンス・ルッカースモデルで、松本公博氏制作のものです。

チェンバロとはドイツ語で、見た目はピアノのようですが、構造が異なり“撥弦楽器”に分類され、まるでハープのような音色です。

もちろんお好きな方は別ですが、クラシック音楽の古楽器と言うと何となく、歴史と風格があり取っつき難いもののように感じますが、あるウェブ事典の中の近現代の著名な奏者の中には“椎名林檎”さんの名前もあったり、どこかで耳にされたこともあるのでは。。。

今回のコンサートはリコーダー、バロックオーボエ演奏に江崎浩司さんをお迎えし、村上千香さんのチェンバロ演奏とのコラボレーションをお楽しみいただけます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

日時：　11月12日（月）

昼の部：14：00～　　夜の部：20：00～

場所：　長湯温泉　ラムネ温泉館　2F　美術館ホール

料金：　2,500円　（※大丸旅館ご宿泊のお客様は無料でご覧になれます。）

秋の夜長に、古楽の響きに癒されてみませんか？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お問合せ先：　大丸旅館　茶房　川端家　橋爪まで