猫と占いの小部屋 -19ページ目

猫と占いの小部屋

こちらでは主に我が家の黒猫クロピのこと、たまに音楽や小説について書いていきます(ФωФ)ノ
私の専門占術はタロット・西洋占星術・四柱推命ですが、あまり占術については書かないかもしれません。

猫と暮らしている方々も、暮らしていない方々も、こんばんは~( ´ ▽ ` )ノ


クロピへのやさしいお言葉や、私への労いやお見舞いのお言葉をたくさんいただき、本当にありがとうございます。
クロピが旅立って以来、毎日多くの方々がご訪問してくれて、胸がいっぱいになります。
クロピも私も幸せ者ですね。


コメントが遅れていて、ごめんなさい。
文章がまとまりにくくて、書き直してばかりで、なかなか書けないんです。
順番にお返事しますので、よろしくお願いしますね。


今回はアップし損ねていた記事を、そのままアップします。
時期は今年の4月、緊急事態宣言下での出来事です。





猫と暮らしている方々も、暮らしていない方々もこんばんは~( ´ ▽ ` )ノ
緊急事態宣言が発令されて3日が過ぎましたね。
普段からお家で過ごしている猫たちも、いつもと違う日々を送っているのではないでしょうか。


クロピの生活も新型コロナのせいで、変わってしまいました。
大好きなペットシッターのSちゃんに会えなくなったからです。


膀胱炎が悪化した4月7日前後は、クロピにとって一番つらい時期でした。
なのに、毎日のように甘えていたSちゃんに会えない…。
時々玄関までいって、「アオーン」と寂しげに鳴くクロピの姿に、私はこう言いました。


「ロミオに会えなくて、泣いてるジュリエットみたいだね、クロピ」


よしよしと撫でると、気がすんだかのようにスタスタとリビングに戻っていく。


クールなジュリエットですこと!


新型コロナの影響で、会うことも叶わないカップルが世界中にいる。
たくさんのロミオとジュリエットが、逢いたい思いを堪えてる。
私もクロピも、そんな中の一人と一匹。


さて、肝心のロミオはどうしていたかというと、風邪引いて寝ていたんですよ。
熱は37.0度、ほんの微熱とはいえ、不安の方が凄くて。
「ダルくて喉が痛い。コロナやったらどうしよう?!」って。


私は不安を和らげようといろんな言葉をかけたけど、Sちゃんが一番気にしていたのは違うことでした。


「もしコロナだったら、あなたに伝染すわけにはいかない。免疫系統弱いから。それにクロピを看病できなくなるやん!」


クロピのことも、徹夜で看病している私のことも心配してくれて、会いたいけど会わない選択をしたSちゃん。
そんなSちゃんの気持ちをわかってくれていたのかな。
スマホでSちゃんの声を聞いて、「ミャー!ミャー!」と鳴いていたクロピは。


私は「ありがとう。クロピの看病頑張るよ。Sちゃん、食べやすいもの食べて大事にしてね」と、答えるのがやっとだった。


クロピがSちゃんに会えたのは4月9日、まさに一週間ぶり。
すっかり熱も頭痛も治り、病院へもいって「たんなる風邪」と診断されてからのことでした。


Sちゃんが来るなり、クロピは「ミャーン」と鳴きながらコタツから出てきました。
「クロピ、元気?大変やったなぁ」とSちゃんが頭を撫でると、うれしそうにゴロゴロいってた。
ジュリエットな猫は、やっとロミオに会えて、お膝に乗ってご満悦でした。


2020  Apr 10




Sちゃんの布団に潜り込んで、うれしそうなクロピ。
キュルルンな可愛い顔をしてるので、拡大して見てやってくれるとうれしいです❤️
この写真は2019年の1月、当時11歳のクロピは体重が3.5kgありました。



猫と暮らしているみなさんも、暮らしていないみなさんも、こんばんは〜( ´ ▽ ` )ノ
「クロピの最期の一週間」を読んで下さった方々、いいね、コメント、ご訪問して下さった方々、ありがとうございました。






あの一週間の猫日記を抜粋し、まとめ直すことによって、私は一種の けじめをつけることができました。
突然の別れだったから、現実に気持ちが追いつかなくて。
こうしてブログに書くことで、心の整理をしていきたいと思っています。


クロピが罹ったことのある病気について、クロピの経験談や治療法を記事にする予定ですが、もう少しお待ち下さいね。




昨日、最期の猫日記をアップして、最後になった2020年6月のページを眺めていた。
最初の1日は☆マーク付きで「体を弓なりにしてノビをしていた!何日ぶりだろう!」と、喜んで書いてた。
まさか8日後に虹の橋を渡るとは思いもせずに。


毎日、寝る前に書きあげていた猫日記は、病院へ向かう前で終わっている。
もうクロピを動物病院へ連れていくこともないんだな…。
途切れた日記の余白を見つめていると、なんとも言えない気持ちになってくる。


もうクロピは動物病院へいくこともない。
寿命を全うしたのだから。
この猫日記は、ここで終わり。
途切れたままで。




寂しい。
寂しい。
寂しい。




寂しいよ、クロピ。



今でもあなたがテーブルの下で寝そべっているような気がする。
キッチンに立てば、足元に来ているような気がして振り返る。
クロピの姿はない。



でもね、時々クロピが傍にいるような気がする。
あのキラキラしたグリーンの瞳で、私を見つめているような気がする。


だから、早く元気になろう。
クロピが呆れてるだろうから。


(ФωФ)< あなたは すーぐねこむからにゃ


体力もつけるよ!
心配かけてゴメン、クロピ。
私のこと、見守っていてね。




猫と暮らしているみなさんも、暮らしていないみなさんも、こんばんは。


今回はクロピの猫日記の最後のページをコピーします。
クロピが最後に過ごした一日……起こされたときも通院したときも、まさか旅立ってしまうとは思いもしませんでした。



前回→「クロピの最期の一週間⑥」

 

『クロピの最期の一週間⑥』猫と暮らしているみなさんも、暮らしていないみなさんも、こんばんは。今回はクロピの容体が急変する前日を、猫日記からコピーしてお届けします。あれから何度読み返して…リンク猫と占いの小部屋 

 




6/8
ラシーネ16g  食べていなかった
モンプチ・リュクス15歳用まぐろとささみ  少し食べた
キドナ10g+お湯大さじ1.5杯  スルー
わかまま猫(まぐろとかつお)35g+お湯大さじ2杯  スルー
フィリックス18歳用チキン35g+お湯大さじ2杯  スルー


10:00頃、「ミャーオ!ミャーオ!ミャーオ!」と鳴く、クロピの大声で目が覚めた。
ケージの中で、お水の器の前で正面を向いて鳴いている。
起きられず「もう少し待って」と告げる。


11:00、再び「ミャーオ!ミャーオ!ミャーオ!」と同様に鳴かれて飛び起きる。
お水を飲んで何かあったのか?私が起きるとクロピは少し落ち着いた。
まずはお水を交換する。飲まなかった。


11:30、モンプチ・リュクス15歳用まぐろとささみ+お湯大さじ1杯+タウリンを与える。少しなめる。


12:30、キドナ10g+お湯大さじ1.5杯を与える。食べない。


13:00、膀胱収縮剤を投与。上手に飲んだ。


14:00、トイレにいくがお尻の位置がズレているので直す。5cmくらいの固まり。
排尿時は鳴かないがトイレに向かうときや、下りるときに辛そうに鳴いている。その後もう1回いった。


15:00、「アオーン、アオーン」と鳴きながらポトポトとオシッコを漏らしていて、私の方に歩いてきた。すごく辛そうだ。
「よしよし、しんどいねえ。病院いったら楽になるからね」と頭を撫でると、私の側で横になった。


16:00、座椅子に座ろうとしたら、いつの間にかクロピが座椅子に乗りかけていた。上半身が当たり、飛び退くとオシッコを漏らしていた。
その後グッタリと私の側の床で伸びている。起きると「ミャーン、ミャーン」と不安げに鳴く。
そのたびに頭を撫でて、声をかけると安心するのか寝る。


****************


猫日記はここで途切れていました。
この日は粗相が多かったからか、排尿回数や交換したペットシートの枚数は書き残されていません。


続きですが、クロピは17:00頃に やっと眠りました。
この日の午後は頻尿状態で、いつものように寝ることができなかったんです。
リラックスした寝顔を見ていると、すぐに起こして病院へ連れていけなかった。


18:00に起こして病院へ連れていきました。
キャリーバックの中で、「ミャオーン、アオーン」と心細げな鳴き声をあげていてーーそれがクロピの最後の鳴き声になりました。
それからのことは、クロピの旅立ちに書いた通りです。


15:00になってもお昼寝もできず、辛そうに「アオーン、アオーン」と鳴きながら、トボトボと私に歩み寄ってきた姿が今でも忘れられません。
可哀想で可哀想で、こみ上げてくる涙を必死でこらえたのをよく覚えています。
新しい膀胱収縮剤が効きすぎて、きっと絞り出されるような苦しみがあったのでしょう。


あのときクロピは「しんどいよー、しんどいよー」って訴えかけて、私を頼ってきてくれました。
私の隣に横たわり、安心してくれた。
最後の最後まで私を信頼してくれて甘えてくれたクロピ。
私も必死でそれに応えた。


6月8日の夜、クロピの冷たい足先を握りしめながら、心のどこかで「もうダメなのかもしれない」と思っていました。
「頑張って、クロピ!傍にいるから!」
そう言いながら、これ以上頑張らせるのは私の我儘なのではないかと。


どんどんクロピの容体が悪化していくのを目の当たりにして、悪い夢を見ているような気持ちでいました。
もう私たちの朝は来ないのか?
もう私たちには明日は訪れないのか?
そんな筈はない、そんなのは嫌。そんなのは嫌!
明日も朝の挨拶を交わすんだ。
いつものように。













だけど、いつもの朝は来なかった。













愛猫を看取るのも飼い主の務めであり責任です。
わかっていても見送る側の飼い主は辛いですよね。
この寂しさや辛さを、同じ立場にいる方々とわかり合えるのを、とても有難く思っています。


そして、まだ闘病中で頑張っている子、高齢の子には、穏やかに少しでも長生きしてほしいと。
子猫や若い子、7歳以上のシニアの子には、健やかであってほしいと、心から願っています。



「クロピの最期の一週間」を読んで下さって、ありがとうございました。





6月8日のクロピ。
体を温めるために湯たんぽを両側に当てているところです。
この写真が最後の写真になりました。