クロピの最期の一週間⑥ | 猫と占いの小部屋

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こちらでは主に我が家の黒猫クロピのこと、たまに音楽や小説について書いていきます(ФωФ)ノ
私の専門占術はタロット・西洋占星術・四柱推命ですが、あまり占術については書かないかもしれません。

猫と暮らしているみなさんも、暮らしていないみなさんも、こんばんは。


今回はクロピの容体が急変する前日を、猫日記からコピーしてお届けします。
あれから何度読み返しても、「もっとやれることはあったのに」と悔やまれることが多いですね……。
それよりもクロピがくれた大きな愛と幸せを噛みしめて過ごそうと思っています。



前回→「クロピの最期の一週間⑤」

 

『クロピの最期の一週間⑤』猫と暮らしているみなさんも、暮らしていないみなさんも、こんばんは。クロピが最期に過ごした一週間も、5日目に入りました。この日あたりから私は自分の体力の限界を感…リンク猫と占いの小部屋 

 



6/7  約30kcal
ミャウミャウ11歳用まぐろ味16g 食べていない
フィリックス18歳用ツナ35g+キドナ10g+お湯1.5杯  スルー
無一物の鶏の胸肉パウチ+お湯大さじ3杯  少し舐めた
ふやかしラシーネ16g  食べない
ちゅーる(ささみ) 食べない
総合栄養食ちゅーる(まぐろ)  食べない
キドナ10g+お湯大さじ2杯+鰹節  20kcal
モンプチ・リュクス まぐろにシラス 少し
ちゅーる(ささみ)  3kcal
フィリックス18歳用ツナ35g 少し


11:00、クロピの鳴き声で目が覚める。ニャーゴ系だけどダミ声ではない。以前のミャーオ系に近いし、要求鳴きしてくれたのにも安心する。朝の挨拶を交わす。


ケージの中で2回くらいオシッコしていた。軽く体を拭いて、シートは4枚交換。


ドライフードの器は踏まれて中身が飛び散っていた。お水はあまり飲んでいない。


*鼻のかさぶたは大きくなっていて今にも剥がれそうだ。


11:30、先にお水を交換。少しなめて終わり。
フィリックス18歳用ツナ35g+キドナ10g+お湯1.5杯+活性炭+リン吸着剤を与える。食べない。
それからクロピは大きな器(元トレイの場所)の隣に座って、私に背を向けたまましばらくお座りしていた。1時間以上も!お水を飲みたいけど飲めないのか?!


13:00、膀胱収縮剤を投与。上手に飲めた。


14:00、無一物の鶏の胸肉パウチ+お湯大さじ3杯を与える。食べない。お水も相変わらず飲まない。
テーブルの下で寝そべっているので、近くにお水と胸肉パウチを置いておく。


14:30、胸肉パウチを食べる音が聞こえて『よしよし』と思っていたらケコケコやりだした。ティッシュを下に敷いたけど何も吐かなかった。
先月の21日と同じパターンだ。飲まず食わずで半日過ぎて吐こうとするけど何も出ないというのは。


歩いているところをみると、左後足を少しついてはヒョコッとあげている。力が入らないようだ。


15:30、自分でケージに入った。トレイの上を物色するが結局食べない。
危うい足取りでケージの右側にポテリと倒れるように横になった。それからよく眠っている。夢を見ているらしく、左後足や前足が交互にピクピクしている。そんな様子を久し振りに見た。
そういえばこの3ヶ月弱、寝言もいっていない。


16:00、Sちゃんから電話。
クロピの様子を伝えるとすぐに病院に連れていった方がいいんじゃないかと言う。
電話を切って病院の留守電にメッセージを入れる。
胸肉のパウチ+お湯大さじ3杯、ふやかしラシーネ16gを新たにセットしておく。


16:20、先生からお電話。
「鼻のかさぶたは剥がして下さい。食欲を刺激するお薬はあげずに、自分から食べるまでは そっとしておいて。いつでも食べられるようにご飯を準備しておいて下さい。お水は今はしんどいでしょうから、ポカリスエットか鶏がらスープ、味は濃いめにしてあげて出すように」との指示が。


さっそく鼻のかさぶたをはがしてみた。真っ黒で直径5mmありそうなもの。ゆっくり剥がしたが、あっさり取れた。
表面は平らで白い。小さな赤い点が2つある。何か体液がわずかににじみ出てきたが、すぐに乾いた。
クロピは起こされたからか意外と抵抗が激しく怒ってたけど、かさぶたを剥がすときはジッとしていてくれた。やはりこれが気持ち悪かったのか。


*この白いデキモノには見覚えがある。
昔、私が手術で摘出した良性腫瘍が同じ色、同じ形状だった。脂肪の塊なのだが、血管が通っていて腫瘍を育てる栄養を運んでいる。


折り返しSちゃんに電話。彼の声を聞いて、クロピはリビングをウロウロし始める。


16:45、クロピは起き上がり、お水を飲もうとして止め、胸肉パウチとふやかしラシーネの匂いを嗅いで食べるかどうか迷うそぶりをみせた。
結局食べずにトレイにもたれて寝た。


17:30、Sちゃん来訪。
さっそく買ってきてもらったポカリスエットを与える。飲まない。


18:00、ちゅーる(ささみ)を与える。食べない。


19:00、総合栄養食ちゅーる(まぐろ)を与える。食べない。


19:30、試しにキドナを単体で出してみた。+活性炭+リン吸着剤+お湯1.5杯。すぐには食べなかったが時間をかけて1/3は食べてくれた。
ポカリスエットは下げてお水に替えたら少し飲んでくれた。


20:00、トイレでウンチしようとしたが出なかった。
それを見届けて私は少し横になった。


21:30、彼がクロピの好物のパウチとペットシートを買い出しにいってくれた。


21:45、キッチンで片付けものをしていると、クロピが足元までやってきた。
彼とスマホで話していると、玄関まで出迎えにいこうとする。


22:30、彼が戻ってきた。
クロピはまだあちこち歩き回っている。


22:40、モンプチ・リュクスのまぐろにシラス添え+お湯大さじ1杯を与える(食欲がないので、活性炭とリン吸着剤を加えるのはやめておくことにした)。大好きなパウチなのに、すぐには食べなかった。


[所見]今日は夕方までグッタリしていたが、お水を飲めるようになってから部屋中を探索するように歩き回っていた。疲れたら横になり、また歩き回る。


1:00、トイレへ。頑張ってウンチをしたが、2cmほどお尻から出ている状態でトイレから出てきた。
肛門の手前にあるウンチを指で押して取る。ベージュ色で一部分茶色い。活性炭がしっかり混じっていたが、未消化な部分があるように見えた。


1:30、お薬。降圧剤、甲状腺合成阻害剤(メルカゾール)、抗酸化剤(ユベラ)、鎮痙剤、膀胱収縮剤の順に投与。
降圧剤の段階で泡を吹きそうになり、鎮痙剤で少し泡を拭いたのでユベラと一緒に飲み込んでもらおうとした。が、既に口の中で溶けた分を泡で少し出してしまった。
眠っているところを起こして可哀想だったけど、とっくに0:00を過ぎてしまって、これ以上待っていられなかった。


その後クロピはリビングを歩き回っていた。今日はよく歩いている。


3:00、彼の側に「ミャーン」と鳴きながら甘えにいき、座椅子でオシッコをもらしてしまった。


[所見]久し振りに「ミャーン」「ミャーオ」と、いつものさえずるような甘い鳴き声を聞かせてくれるようになって、とてもうれしい。
甲状腺機能が落ち着いてきたからだろう。
食欲が落ちているのも、そのせいかもしれない。


3:50、Sちゃんお暇。


4:30、鳴きながらリビングを歩き回っていたクロピをケージに入れた。
そのまま寝る体勢に入ってくれて、お水を飲んで寝た。


4:40、ラシーネ16gを置いておく。




6月7日のクロピ。
この日はお座りしているところも撮ったけど、上手く撮影できませんでした。