今回はクロピの猫日記の最後のページをコピーします。
クロピが最後に過ごした一日……起こされたときも通院したときも、まさか旅立ってしまうとは思いもしませんでした。
前回→「クロピの最期の一週間⑥」
6/8
ラシーネ16g 食べていなかった
モンプチ・リュクス15歳用まぐろとささみ 少し食べた
キドナ10g+お湯大さじ1.5杯 スルー
わかまま猫(まぐろとかつお)35g+お湯大さじ2杯 スルー
フィリックス18歳用チキン35g+お湯大さじ2杯 スルー
10:00頃、「ミャーオ!ミャーオ!ミャーオ!」と鳴く、クロピの大声で目が覚めた。
ケージの中で、お水の器の前で正面を向いて鳴いている。
起きられず「もう少し待って」と告げる。
11:00、再び「ミャーオ!ミャーオ!ミャーオ!」と同様に鳴かれて飛び起きる。
お水を飲んで何かあったのか?私が起きるとクロピは少し落ち着いた。
まずはお水を交換する。飲まなかった。
11:30、モンプチ・リュクス15歳用まぐろとささみ+お湯大さじ1杯+タウリンを与える。少しなめる。
12:30、キドナ10g+お湯大さじ1.5杯を与える。食べない。
13:00、膀胱収縮剤を投与。上手に飲んだ。
14:00、トイレにいくがお尻の位置がズレているので直す。5cmくらいの固まり。
15:00、「アオーン、アオーン」と鳴きながらポトポトとオシッコを漏らしていて、私の方に歩いてきた。すごく辛そうだ。
「よしよし、しんどいねえ。病院いったら楽になるからね」と頭を撫でると、私の側で横になった。
16:00、座椅子に座ろうとしたら、いつの間にかクロピが座椅子に乗りかけていた。上半身が当たり、飛び退くとオシッコを漏らしていた。
その後グッタリと私の側の床で伸びている。起きると「ミャーン、ミャーン」と不安げに鳴く。
6/8
ラシーネ16g 食べていなかった
モンプチ・リュクス15歳用まぐろとささみ 少し食べた
キドナ10g+お湯大さじ1.5杯 スルー
わかまま猫(まぐろとかつお)35g+お湯大さじ2杯 スルー
フィリックス18歳用チキン35g+お湯大さじ2杯 スルー
10:00頃、「ミャーオ!ミャーオ!ミャーオ!」と鳴く、クロピの大声で目が覚めた。
ケージの中で、お水の器の前で正面を向いて鳴いている。
起きられず「もう少し待って」と告げる。
11:00、再び「ミャーオ!ミャーオ!ミャーオ!」と同様に鳴かれて飛び起きる。
お水を飲んで何かあったのか?私が起きるとクロピは少し落ち着いた。
まずはお水を交換する。飲まなかった。
11:30、モンプチ・リュクス15歳用まぐろとささみ+お湯大さじ1杯+タウリンを与える。少しなめる。
12:30、キドナ10g+お湯大さじ1.5杯を与える。食べない。
13:00、膀胱収縮剤を投与。上手に飲んだ。
14:00、トイレにいくがお尻の位置がズレているので直す。5cmくらいの固まり。
排尿時は鳴かないがトイレに向かうときや、下りるときに辛そうに鳴いている。その後もう1回いった。
15:00、「アオーン、アオーン」と鳴きながらポトポトとオシッコを漏らしていて、私の方に歩いてきた。すごく辛そうだ。
「よしよし、しんどいねえ。病院いったら楽になるからね」と頭を撫でると、私の側で横になった。
16:00、座椅子に座ろうとしたら、いつの間にかクロピが座椅子に乗りかけていた。上半身が当たり、飛び退くとオシッコを漏らしていた。
その後グッタリと私の側の床で伸びている。起きると「ミャーン、ミャーン」と不安げに鳴く。
そのたびに頭を撫でて、声をかけると安心するのか寝る。
猫日記はここで途切れていました。
この日は粗相が多かったからか、排尿回数や交換したペットシートの枚数は書き残されていません。
続きですが、クロピは17:00頃に やっと眠りました。
この日の午後は頻尿状態で、いつものように寝ることができなかったんです。
リラックスした寝顔を見ていると、すぐに起こして病院へ連れていけなかった。
18:00に起こして病院へ連れていきました。
キャリーバックの中で、「ミャオーン、アオーン」と心細げな鳴き声をあげていてーーそれがクロピの最後の鳴き声になりました。
それからのことは、クロピの旅立ちに書いた通りです。
15:00になってもお昼寝もできず、辛そうに「アオーン、アオーン」と鳴きながら、トボトボと私に歩み寄ってきた姿が今でも忘れられません。
可哀想で可哀想で、こみ上げてくる涙を必死でこらえたのをよく覚えています。
新しい膀胱収縮剤が効きすぎて、きっと絞り出されるような苦しみがあったのでしょう。
あのときクロピは「しんどいよー、しんどいよー」って訴えかけて、私を頼ってきてくれました。
私の隣に横たわり、安心してくれた。
最後の最後まで私を信頼してくれて甘えてくれたクロピ。
私も必死でそれに応えた。
6月8日の夜、クロピの冷たい足先を握りしめながら、心のどこかで「もうダメなのかもしれない」と思っていました。
「頑張って、クロピ!傍にいるから!」
そう言いながら、これ以上頑張らせるのは私の我儘なのではないかと。
どんどんクロピの容体が悪化していくのを目の当たりにして、悪い夢を見ているような気持ちでいました。
もう私たちの朝は来ないのか?
もう私たちには明日は訪れないのか?
そんな筈はない、そんなのは嫌。そんなのは嫌!
明日も朝の挨拶を交わすんだ。
いつものように。
だけど、いつもの朝は来なかった。
愛猫を看取るのも飼い主の務めであり責任です。
わかっていても見送る側の飼い主は辛いですよね。
この寂しさや辛さを、同じ立場にいる方々とわかり合えるのを、とても有難く思っています。
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猫日記はここで途切れていました。
この日は粗相が多かったからか、排尿回数や交換したペットシートの枚数は書き残されていません。
続きですが、クロピは17:00頃に やっと眠りました。
この日の午後は頻尿状態で、いつものように寝ることができなかったんです。
リラックスした寝顔を見ていると、すぐに起こして病院へ連れていけなかった。
18:00に起こして病院へ連れていきました。
キャリーバックの中で、「ミャオーン、アオーン」と心細げな鳴き声をあげていてーーそれがクロピの最後の鳴き声になりました。
それからのことは、クロピの旅立ちに書いた通りです。
15:00になってもお昼寝もできず、辛そうに「アオーン、アオーン」と鳴きながら、トボトボと私に歩み寄ってきた姿が今でも忘れられません。
可哀想で可哀想で、こみ上げてくる涙を必死でこらえたのをよく覚えています。
新しい膀胱収縮剤が効きすぎて、きっと絞り出されるような苦しみがあったのでしょう。
あのときクロピは「しんどいよー、しんどいよー」って訴えかけて、私を頼ってきてくれました。
私の隣に横たわり、安心してくれた。
最後の最後まで私を信頼してくれて甘えてくれたクロピ。
私も必死でそれに応えた。
6月8日の夜、クロピの冷たい足先を握りしめながら、心のどこかで「もうダメなのかもしれない」と思っていました。
「頑張って、クロピ!傍にいるから!」
そう言いながら、これ以上頑張らせるのは私の我儘なのではないかと。
どんどんクロピの容体が悪化していくのを目の当たりにして、悪い夢を見ているような気持ちでいました。
もう私たちの朝は来ないのか?
もう私たちには明日は訪れないのか?
そんな筈はない、そんなのは嫌。そんなのは嫌!
明日も朝の挨拶を交わすんだ。
いつものように。
だけど、いつもの朝は来なかった。
愛猫を看取るのも飼い主の務めであり責任です。
わかっていても見送る側の飼い主は辛いですよね。
この寂しさや辛さを、同じ立場にいる方々とわかり合えるのを、とても有難く思っています。
