大学受験対策のプロ

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大学受験生を教える講師のブログです。受験に失敗しないための耳より情報や、授業・家庭教師の動向をここで発信しています。

特に、化学や日本史を克服するにはどうすればいいのかを中心に、受験全般の話題も取り扱っています。

高3はこれから夏休みを迎え

夏に一気に実力を付けて

秋以降に盛り返していこう

という風に考えている人が

多いと思います。

 

それでは、実際の模試では

これからどうなっていくのかを、

現在教えている生徒の

サポートを例に挙げながら

お話していきましょう。

 

先日7月の2週目あたりに

実施された進研記述模試では

早速無機化学と有機化学が

出題されました。

 

理論が必須で、無機と有機は

どちらかを選択する

という出題形式だったので

生徒は都合の良い方を選んだでしょう。

 

今回の出題では

無機も有機も問題が簡単だったので

普通に身に付いていれば

楽勝で解けたはずです。

 

私が教えている生徒も

4月から化学を習い始めた生徒が

2人いますが

高3の4月の時点で

何も分かっていない状態で

習い始めました。

 

本来、

高3の頭で何も分かってない状態なら

受験本番に間に合わせるのは

相当厳しいと言わざるを得ません。

 

しかし、最初にモル計算を完璧に

仕上げたので

その後に教えていく理論は

スイスイと身に付けてくれて

今驚異的なスピードで

1つ1つの単元を

マスターしてくれています。

 

本人達も問題が面白いほど

解けるのを実感しているので

やる気がどんどん出て

毎回楽しそうに

授業を受けてくれます。

 

実際2人とも

高2の終わりのマークで

化学は30点台だったのが、

私から習い始めて

最初に受けた高3の

5月末のマークでは

50点後半を取ったので

本人達も驚いていました。

 

しかし、

4,5月で理論を進めながら

本人達と話をしていたら

学校では有機をやっているので

有機が分からなくて困っていると

相談されました。

 

それで、6月からは急遽

理論と同時進行で

有機も教える事にしました。

 

7月頭の定期テストには

間に合わせられませんでしたが

それでも有機の最初の方は

バッチリ出来るようにしたので

先日の進研記述模試では

有機を選択して

問題もほとんど解けたそうです。

 

しかし、8月下旬にある河合の

全統記述模試の問題は

この進研記述よりも

比べ物にならないくらい

難易度が上がった問題が

出題してきます。

 

なので、私の2人の生徒は

有機を急遽教え始めて

進研記述模試にはギリギリで

間に合いましたが、

ここから1ヶ月ちょっとで

一気に力を付けていって

8月の河合の全統記述模試では

良い感触で勝負出来る所まで

実力アップさせて

いこうと思っています。

 

多くの受験生はその事を知らず

実際8月下旬の全統記述模試で

全く歯が立たなかったら

受けた後に「やばい!」と思って

そこから改めて

今までより頑張るようになるのですが

8月の時点で模試に間に合ってないなら

10月の全統記述に間に合わせるのも

大変厳しいですし、

10月の模試に間に合わないならば

12月の共テ模試に間に合わせるのも

かなり厳しくなります。


そうなると、

12月の模試に間に合ってないなら

結局本番にも間に合わない

という道を辿ります。

 

例年の事ですが、受験の化学は

この8月の模試から難易度がグンと上がり

そこから秋に向けて

凄まじく難化していくのです。

それについてはコチラ

 

 

本来は化学を習うなら

理論→無機→有機の順番で

習っていくべきなのですが

なぜひとっ飛びで

有機をやっているかというと

生徒のモチベーションは

目の前の定期テストや

模擬試験に対しての方が

圧倒的に熱意が上がるからです。

 

先の長い目標に向けて頑張るなら

生徒は頑張れてもせいぜい80%の力

くらいしか発揮できません。

 

ところが、目の前の試験に対しては

120%の力を発揮して頑張れるのです。

 

なので、目の前の試験の範囲が

出来るように教えてあげると

生徒は自然と全力以上のパワーで

取り組んでくれるのです。

 

そうやって目の前の1つ1つを

120%の力で取り組めるように

導いてあげるのが

私の役目でもありますし

何より、

たった1年で化学を仕上げるなら

それくらい最大限の力で

やって貰わないと、

とてもじゃないけど

本番には間に合いません。

 

普通ならば、

せめて高3の頭の時点で

理論だけでも仕上がってないと

受験には間に合わないでしょう。

 

しかし、私の所に習いにきた生徒達は

通常の10倍以上のスピードで

成長していくので

何とか本番には仕上がっていきます。

 

なぜそんなに速く

成長していくのかというと

私の授業のスピードが速いから

ではなくて、

始めから受験対策として

練習で取り扱うのが

実際の受験の問題だからです。

 

通常は、市販の問題集や

基本レベルの問題を解いて

ある程度実力を付ける事をしてから

受験の問題にチャレンジ

していくステップを踏みますが

私の授業では、習ったら即、

模試の問題が解けるようになります。

それについてはコチラ

 

 

 
 

こうして最短距離で

学力が身に付いていくので

何とか本番に間に合わせられます。

 

もちろん、こうして

凄いスピードで身に付く

根底にあるのは、やはりモル計算が

完璧に出来るからこそ

1つ1つの単元が素早く克服出来て

トータルとして速いペースで

仕上けて行けるのです。

 

とは言っても

さすがに今教えている2人の生徒は

秋の模試がバッチリ解ける所まで

仕上げるのは難しいです。

 

恐らく本番に間に合わせるので

精一杯になると思います。

実際には模試で高得点は

取らせてあげられないでしょう。

 

それでも、私から習った単元が

模試で出題すれば

確実に解けるという風に

本人達が実感出来るだけで

私への信頼はゆらぎません。

 

現時点での化学の模試が

バッチリ解けていても

これから総崩れしていくのが

例年の受験化学ですが

私から習った生徒達は

年末、そして本番に向けて

しり上がりに

実力が上がって行くでしょう。

 

今後の受験生の動向も

楽しみにしていて下さい。


7/23からの短期集中講座では

化学に必須のmol計算と濃度計算を

克服したい生徒にお勧めです。


この夏に化学の実力を

一気に付けたい

と思っている人は、

mol計算がスラスラ出来る事が

絶対必須条件になります。


計算が出来なければ

どの単元を勉強しても

莫大な時間がかかってしまします。


化学の計算系が苦手!

という生徒はこの講座で

克服出来ます!

 

################################

夏期化学短期集中講座のご案内

【日程】7月23、24、25、26日

【時間】14:00~16:00

【内容】mol計算&濃度計算

【受講方法】オンライン(PC、タブレット等)

【授業料】20,000円

【定員】10名(定員に達し次第締め切り)

ご予約お問合せはHPよりお問合せフォームから

宜しくお願いします。

 

 

 

化学は受験において

国・英・数を除けば

一番重要な科目と言っても

過言ではありません。

 

その理由は、

理系では理科2科目選択のうち

化学が必須であり、

更に難関大以上になると

必ず二次試験で理科が2科目

必要になるので、

化学が出来ないという事は

つまり難関大には通用しない

という事になるからです。

 

実際、化学が出来ないせいで

難関大に落ちたという話も

多く耳にします。

 

また、文系では多くの生徒が

生物基礎と化学基礎を

選択しますが、

その中でも暗記科目の生物に比べて

化学で苦戦する人が

圧倒的に多いです。

 

このように、化学は避けて通れない

重要な科目でありながらも

昔から化学が克服出来ないで

受験に失敗する生徒が

後を絶ちません。

 

それについてはコチラ

 

 

にも関わらず、近年共通テストになって

化学は更に難化してしまいました。

 

そのため化学が克服出来ない生徒が

さらに増えています。

それについてはコチラ

 

 

 

では、なぜ克服出来ないのでしょうか。

 

1つは、化学を上手に教えられる先生が

圧倒的に少ない事が挙げられます。

 

私は、教えてきた生徒を通して

その生徒達の学校のカリキュラムも

耳にしてきました。

 

「学校ではこう習いました」

「今学校では、この辺を習っています」

 

このような情報から

学校の教え方、進度などを見聞きして

改めて実感させられたのは

学校の授業が受験に全く対応出来ていない

という事です。

 

ただ、関東や関西のある程度

優秀な高校になると

受験に対応している学校も

結構ありますが、全国的にみたら

そういう学校は

10%にも満たないでしょう。

 

そして化学が出来ない

もう1つの理由は

化学で苦戦しているのではなくて、

計算で苦戦しているからです。

 

化学で作る計算式は

数字に対する感覚が備わってないと

なかなか克服する事が出来ません。

 

ただそれは、そういう感覚を

習う事が出来れば、

すぐ身に付くモノなのに

なぜか全国的にその感覚を

教える授業というのが

どこにも無いのです。

 

なので現状で言うと

元々からその感覚を習わなくても

何となくその感覚が備わっているような

理系に強い生徒だけが、化学に躓かずに

乗り越えていっている状況です。

 

化学は大きく分けると

計算系の単元と知識系の単元に

分けることが出来ますが

結局知識系の単元でも

計算問題が出題するので

与えられた数字から瞬時に

立式する力が備わってなければ

知識系の単元でも

結局躓いてしまいます。

 

化学の計算式は

感覚さえ身に付けば

瞬時に作れるようになります。

 

例えば、

 

「98%の濃硫酸を用いて

0.5mol/Lの希硫酸を360mL作りたい。

濃硫酸は何mL必要か。

ただし、濃硫酸の密度は1.8g/cm3とし、

硫酸の分子量は98とする」

 

このような問題は

共通テストで出てくる典型的な

濃度計算の問題ですが、

 

これは出来る人なら1分で解けます。

式を作るだけなら15秒以内に

作れます。

 

しかし、立式の感覚がない人は

下手したらこれに5分以上

かかってしまいます。

 

立式が出来ない人の特徴は

①公式を覚えて計算する

②比を使って解く

③式を何段階も作って解く

 

です。

 

これに該当する人によく見られるのは

公式とは違う聞かれ方をすると

対応出来なくなったり、

計算している途中で

何をやっているのか分からなくなり

途中で断念したりします。

 

このような状態では

まずこれから先で化学を

克服するのは難しいでしょう。

 

実は、この問題は

計算式がたった1つで済みます。

しかも、実際には約分出来てしまうので

ほぼ計算はしないで答えが出ます。

 

だから、出来る人は

1分で簡単に解けるのです。

 

前述した通り、近年化学の共通テストは

相当難化してしまいました。

 

そのため、先ほどの問題などは

1分くらいで解けなければ

まず問題全部を解くには

時間が間に合いません。

 

そして、立式の仕方が悪ければ

結局計算ミスしたり1つの問題に

莫大な時間がかかり過ぎるため

結局、計算ミスで点数を落としたり

時間がかかるせいで

解けるはずの問題にも手が出なくて

点数が低くなってしまいます。

 

恐らく計算の感覚がない人は

共通テストの化学では60点以上は

望めないでしょう。

 

共通テストの化学や

難関大用の化学は

「ただ解ければ良い」のではなく

高速で解けなければ

結局高得点は望めないのです。

 

つまり、

化学の計算に対する感覚は

化学を克服したいと思うなら

最優先で身に付けておくべきモノ

なのです。

 

その感覚が無いまま

何を学んでも、結局は点数が

取れるようにはなりません。

 

ところが、この感覚は

習えば誰でも出来るようになります。

 

歴代教えてきた生徒達で

出来るようにならなかった生徒は

1人もいません。

 

それくらい、習ったら済むレベルの

テクニックなのです。

 

だからこそ、私が化学を教える時は

まずは化学そのものを教える前に

最初に計算の感覚を真っ先に教えるのです。

 

歴代の生徒達は、立式のコツが身に付くと

「魔法みたいです」と言ったり

「計算問題が好きになりました」と言ったり

「計算問題に苦手意識は無くなりました」

と言ってくれたりしています。

 

周りの人達が5分とか10分かけて解いてるのに

自分だけすぐ解けるから

なんか化学の時だけ自分が頭が良くなった

ような気分になります。

 

…と言った生徒もいました(笑)

 

顕著な成果で言うと

一昨年、長崎大学の経済学部に

合格した生徒は

高2のおわりの時点で

化学基礎が全く出来ませんでした。

 

模試で50点満点で

10点も取れない状態で

学校の先生からは

「化学基礎は諦めて地学基礎にしないか?」

と提案されたほどでした。

 

彼女は私に相談してきたので

私は必ず出来るようにするよと

約束しました。

 

それから半年経って

夏以降の化学基礎のマーク模試は

すべて40点以上

秋以降は学年で2位が続き

12月からはずっと学年トップでした。

50点満点も何度か取っています。

 

もともと頭が良い生徒でしたが

逆にいうと、頭が良い子ですら

計算式の感覚が身に付いてなくて

化学が出来ない状態になるのです。

 

そして立式のコツさえ身に付けば

途端に高得点を取るようになるのです。

 

ほかにも、理系の生徒でも

最初に計算の仕方を教えただけで

後はびっくりするほど

速いスピードで成長していった生徒が

何人もいます。

 

ちなみに、前述した例題の計算式は

問合せて頂ければ説明いたします。

 

7月23日から4回に渡って行う

夏期化学短期集中講座は、

まさにこの計算が出来るようになる講座です。

 

高3であればここで克服しておかないと

夏以降で化学の成績が伸びていくのは

厳しい状況になるでしょう。

その理由はコチラ

 

 

高2であれば、もうすでにモル計算は

習っているはずですから、

これから先の内容に付いていくには

絶対必須のテクニックです。

 

是非、予定を開けてでも

今のうちに身に付けておくべき内容です。

 

授業を受ける前に

直接オンラインや電話で面談したい

という方々も、気軽にお問合せ下さい。

 

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夏期化学短期集中講座のご案内

【日程】7月23、24、25、26日

【時間】14:00~16:00

【受講方法】オンライン(PC、タブレット等)

【授業料】20,000円

【定員】10名(定員に達し次第締め切り)

ご予約お問合せはHPよりお問合せフォームから

宜しくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在高3生は、

進度が早い超有名私立高校を除けば

数Ⅲの勉強を

一生懸命している学生が

一番多いでしょう。

 

そしてこの中で多くの生徒が

数Ⅲに挫折する道を辿ります。

 

例年の流れで言うと

9月頃までは定期テストで

数Ⅲの試験があるので

そこまでは頑張るけど

そこで全然克服出来ないと、

結局数Ⅲを捨てて

数ⅡBまでで(今年からは数ⅡBCまで)

受験を考える生徒が

10月以降で続出していきます。

 

そうすると、高3の秋まで

超難解な数Ⅲの微積に

多くの時間を費やしてきたのに

その時間が無意味になってしまい、

10月から数ⅡBCだけの勉強に

集中するようになったものの、

 

結局共通テストまでには仕上がらずに

数ⅠA、数ⅡBCとも点数が取れずに

国立大学すら受けられなくなる。

 

そういう道を辿る高校生が

物凄く多いです。

 

それは、

受験を知ってる側から言わせると

まずは数Ⅲにチャレンジしたいなら

高3の4月の時点で

数ⅠAと数ⅡBが完璧に仕上がってないと

そもそもが数Ⅲにチャレンジする

資格がないのです。

 

仕上がってるかどうかの目安は

高3最初のマーク模試で

数ⅠAも数ⅡBCも

最低で70点以上は取れてないと

数Ⅲは克服出来ません。

(70点というのは控えめに言って、です)

 

その時点で数学が50点前後なら

高3の1年かけて数ⅠAと数ⅡBCの

マーク対策をしていかなければ

本番までには仕上がらないでしょう。

 

それくらい、共通テストの数学も

決して甘くはないのです。

 

にも関わらず

無謀に数Ⅲに挑戦するから

高3の大半の勉強時間を

何の役にも立たない時間として

垂れ流してしまうのです。

 

ちなみに数Ⅲの微積の勉強は

莫大な時間が潰れます。

 

それならば、

早い段階で数Ⅲを捨てて、

高3の1年かけて

数IAと数ⅡBCを

完璧に仕上げる時間に充てた方が

よっぽど共通テストも

高得点が望めます。

 

そうなれば、受けられる大学は

国立大学でも

かなり選べる立場にまで到達します。

 

実際、国立大学の理系でも

工学部じゃなければ

数ⅠAと数ⅡBCまでで、

かなりの大学が受験出来ます。

 

しかし、なかなかそういう風に

生徒が決断出来ない理由は、

大きく2つあります。

 

まずは、まだ今の段階では

希望を持っていて諦めきれないから。

 

そしてもう1つは、

目の前の定期テストを

諦める勇気が持てないからです。

 

しかし、

推薦枠を狙える生徒であれば

まだ定期テストに拘るのは分かりますが、

これまでの定期テストの成績が

よっぽど良い成績でもない限り

推薦枠は貰えないと考えると、

目の前の定期テストよりは

先の大学受験本番の方が

よっぽど重要でしょう。

 

実際、推薦を使わないなら

定期テストが何点取れても

何の役にも立ちません。

 

それに、卒業した後に

高校時代の成績が

自分の人生にどれだけ

影響を及ぼすか考えると

全く何の影響もないですが、

どこの大学に入るのかは

それ自体が人生そのものに

大きな影響を及ぼすでしょう。

 

長期的に考えれば

目の前の定期テストよりは、

大学受験のために

今自分に必要な事を

優先した方が良いのは明白です。

 

そして、百歩譲って

数Ⅲを克服したい道を選ぶのであれば

それでもやはり、

まずは数ⅠAと数ⅡBCを先に完璧に

仕上げる事から始めるべきです。

 

なぜならば、そもそも数Ⅲは

数ⅠAと数ⅡBが完璧に出来てこそ

ようやく分かるようになるモノだからです。

それについてはコチラ

 

 

 

それなのに、目先の学校の授業や

定期テストに目を奪われて

数Ⅲにチャレンジするための土台作りを

後回しにして、数Ⅲを形だけ勉強しても

やっている事は絶対に実を結びません。

 

つまり、その場の状況に流されて

本来自分が克服すべき事から

目を逸らし続けているならば

結局その代償を受験本番で

払わないといけないという事です。

 

これは、数学に限らず

他の科目でも全く同じです。

 

化学でも英語でも、

 

「一生懸命勉強してるのに

ちっとも成績が上がりません」

 

と言っている生徒から相談を受けて

学力を確かめてみると、

ほとんどの場合は、基礎の基礎

になるような所がグラグラしていて

今現在学校で習っている事は

「分かっているつもり」

になっている場合が多いです。

 

そういう状態の生徒は、

習った時は「分かった」

と本人は思っているのに

いざ問題演習をしてみたり

テストで問題を解いたりすると

全く問題が正解しない、

という状況が生まれます。

 

そしてそういう生徒は

例えば数Ⅲの微分の所も

大まかなルールは分かっていても

結局数ⅠAの問題が解けなかったり

数ⅡBの問題も解けなかったりします。

 

しかし数Ⅲの微積などは

そこに、数ⅠAで習った応用の解き方や

数ⅡBで習った特殊な解法が

普通に問題の中に紛れ込んでいるので

数Ⅲの微分のルールが分かっていても

結局は途中の計算や途中の解法で躓いて

正解出来ません。

 

つまり、数Ⅲで挫折しないためには

現段階で(高3の夏前の時点で)

数ⅠAと数ⅡBCが不十分な状態ならば

一旦数Ⅲは諦めて、

先に数ⅠAと数ⅡBをしっかり

立て直す事が最優先です。

 

その決断をする勇気が必要なのが

まさに今この時期だと思います。

 

そこから目を逸らして

目の前の数Ⅲにしがみつこうとするならば、

毎年多くの学生が辿る

典型的な「数Ⅲで受験に失敗する道」を

辿ることになってしまいます。


そして現時点で高2の学生は

数IIBの勉強を程々で

やり過ごさない事です。


数学が得意な生徒にこそ

よく有りガチなのが

理解力があるから演習を軽くしか

やらないで済ませたりします。


数IAまではそれでも通用しますが

数IIBは、もし理系の生徒で

数Ⅲを見据えているのなら

分かっていても沢山問題演習を

して下さい。

どの計算も、何も考えなくても

秒殺でやれるレベルまで

量をこなして下さい。


それが、受験で数学に

失敗しない方法です。

 

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夏期化学短期集中講座のご案内

【日程】7月23、24、25、26日

【時間】14:00~16:00

【受講方法】オンライン(PC、タブレット等)

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【定員】10名(定員に達し次第締め切り)

ご予約お問合せはHPよりお問合せフォームから

宜しくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、昨年の生徒で

慶応大学に推薦で

合格した生徒について

ご紹介したいと思います。

 

彼から連絡が来たのは、

高3の5月末でした。

そこから翌年の2月まで教えました。

 

教えた科目は化学がメインで

数学は、本人が苦手な単元を

部分的に教えました。

 

問合せを貰った時に彼が言ったのは

「某有名予備校に通っているのですが

カリキュラムを見たら、これでは

どう考えても入試本番には間に合わない

ような気がしました」と。

 

なので間に合うように教えて欲しいと。

 

これは実際問題その通りで、

某有名予備校では(大手の予備校です)

化学は現役高3生用として4月から

授業が始まるみたいなのですが、

高3スタートで化学をゼロからやるなら、

普通に授業を週1で行えば

本番までにギリギリ間に合うように

するのが関の山でしょう。

 

ということは

高3の1年間の模試は

全て犠牲になる事を覚悟しないといけません。

 

そして学校の定期テストも

全て犠牲にする事を覚悟しないといけません。

 

なぜならば

大手予備校の授業では

高3の前半は

高1・2で習った分を

授業で進める所から

始めないといけないからです。

 

実際教えてみて、彼は

化学の問題が殆ど解けない状態でしたが

飲み込みが早かったので

こういう提案をしました。

 

週2でやって、高1高2で習う分(理論)

と高3でやる分(無機・有機)を

同時に進めていくのはどうかな?と。

 

これなら、模擬試験にも少しは対応出来ながら

学校の定期テストにも対応出来るからです。

 

本人が快諾してくれたので

この方針で進めていきました。

 

高校生にとっては、

目の前の定期テストが出来るように

教えて貰える事が

やる気を出すためには

とっても大事です。

 

私から習い始めて最初の定期テストでは

学校のテスト範囲に合わせていく形で

授業を高速で進めて

一気に追い付く事が出来ました。

 

お陰で彼は定期テストが良い成績になり

今までそこまで良い成績じゃなかった化学が

割と上位の成績になったそうです。

 

そこからは

目の前の模試用に対応しながら、

学校が進める有機化学にも

対応できるペースで進めていったので

見る見る実力を付けていきました。

 

さすがに模試では良い成績は

出せませんでしたが、

学校の定期テストはそれ以降ずっと

好成績を納めていきました。

 

高3の秋には

大体受験レベルに到達してきて

模試にも通用するレベルに

近付いていましたが、

模試のタイミングにはあと一歩及ばず

模試で結果が残せなかったのが

私としては残念でした。

 

しかし、実力が付いてくるのが

本人にも分かったみたで

模試で出来なかったとしても

「あと少しで解けたのに」

という手応えが

もっと頑張ろう!という気持ちを

掻き立てていったようでした。

 

そして学校側から推薦の話を

貰えたみたいで

無事に慶応大学に合格しました。

 

彼が言うには

化学が良い成績になったお陰で

評定が基準に達したので

推薦の話が貰えました、と。

 

なので、もし化学がこれだけ

出来ていなかったら

この推薦の話は無かったです、と。

 

この生徒を教えてみて

改めて思ったのは

スタートダッシュをする事が

どれだけ大事かということです。

 

戦略としては、学校を無視して

受験本番だけを見据えて

1つ1つ順番に身に付けていく事も

有りだと思いますが、

それだと短期的な目標がなくて

本人がモチベーションを上げていくのが

難しくなります。

 

しかし目の前の定期テストが

出来るようになりそうなら

彼らは自分の持てる力を120%出して

頑張れるのです。

 

この頑張り方があったから

高3の後半では受験レベルまで

到達出来たと思うし、

予定外の推薦の枠まで

貰える事態が生まれたのだと

思います。

 

多くの人は、受験が近付くと

アクセルを踏んで頑張り出しますが、

高校生が危機感を持って

頑張り出すのは高3の夏前

くらいからでしょう。


そこから受験までは実質的には

7〜8ケ月です。しかし、

その期間で取り返せるほど

受験勉強の量は甘くないです。


つまり、それではもう遅いのです。

 

遅れを取り戻す時は

まずは最初にスタートダッシュする事が

何より大切なのです。

それによって成績が上がると、

それが本人のモチベーションになり、

今まで以上に頑張れるようになる。

それが更なる好循環を生むのです。

 

そうすると、推薦のような

思いもよらない選択肢も

出てくるようになったり、

受験出来る大学の選択肢も

増えていくワケです。

 

この事については詳しくはコチラ



 

いろんな生徒を教えてきて

後から振り返った時に

結果として上手くいった生徒は

大抵の場合、遅れを取り戻すために

最初にスタートダッシュをした生徒です。

 

この生徒も、私の提案で

習うのを週2にしたから、

一気に遅れを取り戻せて、

後々の成績の上昇や推薦枠の獲得に

繋がっていったと思います。

 

勿論、本人にとっては

目の前の学校の授業や課題などが

大切なのはよく分かります。

 

でもそれらの授業は、

付いていけなくなった状態で

どれだけ学んでも

身に付いていきません。

 

言ってみれば、チェーンが付いてない

自転車のペダルを

必死で漕いでいるようなものです。

 

遅れを取り戻したかったら

まずはチェーンを繋がないと

前に進まないので、

一生懸命ペダルを漕ぐ前に

まずはチェーンを繋ぐ事が

最優先でしょう。

 

そのチェーンを繋ぐ作業が

「遅れた分を取り戻す作業」です。

 

これを最優先かつ最短でやらないと

後々になって、

いろんな選択肢を失います。

 

逆に、

最初にスタートダッシュをした人は

後々これだけ可能性が広がり、

好循環が好循環を生み

良い方向へと向かっていくのだと

思います。

 

ちなみに、彼が数学で悩んでいた

ベクトルと確率は、

学校や大手予備校でいくら習っても

ちっとも出来るようにならなかったのに

私から習った後は

それぞれ数回の授業で克服して

直後の模試ではその単元はバッチリでした。

 

私の授業では、

形で教えるのではなく

解き方を感覚的に理解出来るように

教えていくので、

このように弱点克服が容易になります。

 

分からないままズルズルと

授業を聞いても

出来るようにはなりません。

 

まずは分かってない部分を

分かるようにする事から始めるのが

最短の道だと思います。

 

そのお手伝いをするのが

私の授業の特徴です。


ちなみに、彼が私に

問い合わせるキッカケになったのは

彼のクラスメートが

元々私から習っている生徒

だったからです(笑)

2人は仲良しみたいで

日々私の生徒から

私の授業の内容を聞いてたみたいで

予備校のカリキュラムを見た時に

私の授業の方が良さそうだと

思ってくれたみたいです(笑)


心から感謝。

 

↓の講座はまさに

化学においては

チェーンを繋ぐような内容です。

これが出来ずして

化学の克服はあり得ないという

1番土台になる内容です。


化学で悩んでいるなら

是非どうぞ!

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夏期化学短期集中講座のご案内

【日程】7月23、24、25、26日

【時間】14:00~16:00

【受講方法】オンライン(PC、タブレット等)

【授業料】20,000円

【定員】10名(定員に達し次第締め切り)

ご予約お問合せはHPよりお問合せフォームから

宜しくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

化学で悩んでいる生徒を対象に

オンラインで

短期集中講座のご案内です。

 

夏休みに入ってすぐくらいの7月下旬に

化学の短期集中講座を行います。

 

内容は、

化学のモル計算(濃度や密度)についてです。

対象は高2と高3です。

文系の化学基礎を専攻している生徒も対象です。

 

化学で躓いている生徒のほとんどは

このモル計算が出来なくて

化学に付いて行けなくなっています。

 

現在教えている生徒で

4月から化学を習い始めた生徒が2人いますが

高3から習い始めてモル計算を教えただけで、

高2の2月に受けたマーク模試で

30点代だった二人が

先日6月のマーク模試ではともに

50点後半になりました。

 

試験範囲を全て

網羅出来ていたワケでもないのに

モル計算が出来るようになっただけで

点数がこれだけ上がるのです。

 

つまり、

最初にモル計算を克服しておく事が

いかに重要かがよく分かります。

 

現在高2の生徒であれば、

高1の終わりにもうすでに

モル計算を習っているはずなので

これから先で習う単元は

モル計算が出来なければ

解けるようにはなりません。

 

高2で習う理論の範囲を高2の間に

克服しておかないと、

高3では無機や有機が大変なので、

高3の時点で理論が出来ていないなら

無機や有機が後回しになります。

 

しかし高3で無機と有機に

付いていけた人達だけが

受験本番にも

ギリギリ間に合う人達なので、

高3の時点で理論が克服出来てないなら

もはやその時点で

受験に黄色信号が灯ります。

それについてはコチラ




つまり、高2もモル計算を克服するなら

今のうちなのです。

 

そして、

高3の生徒はこれから模試で

試験範囲がどんどん広がって

問題も難化していくので

最初に克服しておかかければならない

モル計算が出来ないままでいると

化学の何を勉強しても

ちっとも化学が出来るようにならなくて

最後は化学を諦めるハメになります。

受験化学の恐ろしさについてはコチラ



 

理系の受験生にとっては

化学は必須科目なので、これを犠牲にすれば

受けられる大学が大きく減ります。

ましてや、難関大受験では化学が出来ないなら

その時点で難関大を諦めなくてはなりません。

 

つまり、高2であれ高3であれ

今このタイミングでモル計算を

克服しておかないと

この先で取り返しの付かない事になる

という事です。

 

このモル計算を今克服するだけで

これから先の化学の勉強が

実を結ぶ方向へ進み始めると考えると

とっても重要な講座になります。

 

現時点で化学で悩んでいる学生は是非

受講をお勧めします。

 

授業で分からなかった所などの質問も

希望があれば講座後に個別対応します。

 

 

【日程】7月23、24、25、26日

【時間】14:00~16:00

【受講方法】オンライン(PC、タブレット等)

【授業料】20,000円

【定員】10名(定員に達し次第締め切り)

ご予約お問合せはHPよりお問合せフォームから

宜しくお願いします。