高3はこれから夏休みを迎え
夏に一気に実力を付けて
秋以降に盛り返していこう
という風に考えている人が
多いと思います。
それでは、実際の模試では
これからどうなっていくのかを、
現在教えている生徒の
サポートを例に挙げながら
お話していきましょう。
先日7月の2週目あたりに
実施された進研記述模試では
早速無機化学と有機化学が
出題されました。
理論が必須で、無機と有機は
どちらかを選択する
という出題形式だったので
生徒は都合の良い方を選んだでしょう。
今回の出題では
無機も有機も問題が簡単だったので
普通に身に付いていれば
楽勝で解けたはずです。
私が教えている生徒も
4月から化学を習い始めた生徒が
2人いますが
高3の4月の時点で
何も分かっていない状態で
習い始めました。
本来、
高3の頭で何も分かってない状態なら
受験本番に間に合わせるのは
相当厳しいと言わざるを得ません。
しかし、最初にモル計算を完璧に
仕上げたので
その後に教えていく理論は
スイスイと身に付けてくれて
今驚異的なスピードで
1つ1つの単元を
マスターしてくれています。
本人達も問題が面白いほど
解けるのを実感しているので
やる気がどんどん出て
毎回楽しそうに
授業を受けてくれます。
実際2人とも
高2の終わりのマークで
化学は30点台だったのが、
私から習い始めて
最初に受けた高3の
5月末のマークでは
50点後半を取ったので
本人達も驚いていました。
しかし、
4,5月で理論を進めながら
本人達と話をしていたら
学校では有機をやっているので
有機が分からなくて困っていると
相談されました。
それで、6月からは急遽
理論と同時進行で
有機も教える事にしました。
7月頭の定期テストには
間に合わせられませんでしたが
それでも有機の最初の方は
バッチリ出来るようにしたので
先日の進研記述模試では
有機を選択して
問題もほとんど解けたそうです。
しかし、8月下旬にある河合の
全統記述模試の問題は
この進研記述よりも
比べ物にならないくらい
難易度が上がった問題が
出題してきます。
なので、私の2人の生徒は
有機を急遽教え始めて
進研記述模試にはギリギリで
間に合いましたが、
ここから1ヶ月ちょっとで
一気に力を付けていって
8月の河合の全統記述模試では
良い感触で勝負出来る所まで
実力アップさせて
いこうと思っています。
多くの受験生はその事を知らず
実際8月下旬の全統記述模試で
全く歯が立たなかったら
受けた後に「やばい!」と思って
そこから改めて
今までより頑張るようになるのですが
8月の時点で模試に間に合ってないなら
10月の全統記述に間に合わせるのも
大変厳しいですし、
10月の模試に間に合わないならば
12月の共テ模試に間に合わせるのも
かなり厳しくなります。
そうなると、
12月の模試に間に合ってないなら
結局本番にも間に合わない
という道を辿ります。
例年の事ですが、受験の化学は
この8月の模試から難易度がグンと上がり
そこから秋に向けて
凄まじく難化していくのです。
それについてはコチラ
本来は化学を習うなら
理論→無機→有機の順番で
習っていくべきなのですが
なぜひとっ飛びで
有機をやっているかというと
生徒のモチベーションは
目の前の定期テストや
模擬試験に対しての方が
圧倒的に熱意が上がるからです。
先の長い目標に向けて頑張るなら
生徒は頑張れてもせいぜい80%の力
くらいしか発揮できません。
ところが、目の前の試験に対しては
120%の力を発揮して頑張れるのです。
なので、目の前の試験の範囲が
出来るように教えてあげると
生徒は自然と全力以上のパワーで
取り組んでくれるのです。
そうやって目の前の1つ1つを
120%の力で取り組めるように
導いてあげるのが
私の役目でもありますし
何より、
たった1年で化学を仕上げるなら
それくらい最大限の力で
やって貰わないと、
とてもじゃないけど
本番には間に合いません。
普通ならば、
せめて高3の頭の時点で
理論だけでも仕上がってないと
受験には間に合わないでしょう。
しかし、私の所に習いにきた生徒達は
通常の10倍以上のスピードで
成長していくので
何とか本番には仕上がっていきます。
なぜそんなに速く
成長していくのかというと
私の授業のスピードが速いから
ではなくて、
始めから受験対策として
練習で取り扱うのが
実際の受験の問題だからです。
通常は、市販の問題集や
基本レベルの問題を解いて
ある程度実力を付ける事をしてから
受験の問題にチャレンジ
していくステップを踏みますが
私の授業では、習ったら即、
模試の問題が解けるようになります。
それについてはコチラ
こうして最短距離で
学力が身に付いていくので
何とか本番に間に合わせられます。
もちろん、こうして
凄いスピードで身に付く
根底にあるのは、やはりモル計算が
完璧に出来るからこそ
1つ1つの単元が素早く克服出来て
トータルとして速いペースで
仕上けて行けるのです。
とは言っても
さすがに今教えている2人の生徒は
秋の模試がバッチリ解ける所まで
仕上げるのは難しいです。
恐らく本番に間に合わせるので
精一杯になると思います。
実際には模試で高得点は
取らせてあげられないでしょう。
それでも、私から習った単元が
模試で出題すれば
確実に解けるという風に
本人達が実感出来るだけで
私への信頼はゆらぎません。
現時点での化学の模試が
バッチリ解けていても
これから総崩れしていくのが
例年の受験化学ですが
私から習った生徒達は
年末、そして本番に向けて
しり上がりに
実力が上がって行くでしょう。
今後の受験生の動向も
楽しみにしていて下さい。
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