帝王とリオ五輪決勝を争ったスーパーライト級トップアマ中のトップアマ、 ギヤソフ の10戦目。
相手は45戦のキャリアの中でニカラグア国内王座、 WBAカリブ王座を獲得しているフレーム豊かなサウスポースラッガー、 カンポス。 ( 45戦の中にはジョシュ・テイラー、 ジョシュ・ケリー戦も含まれる。 )
▼ シャフラム・ギヤソフ vs ウィンストン・カンポス
ギヤソフ、 これまでのような遊びを一切無くした厳しいプレスからの主体的なアタック、 リーチの長いサウスポーであるカンポスに距離設定をさせない展開作り。 この近い距離でもこれまでのテクニカルなムーブメントもしっかり絡めての ハイレベルなファイタースタイルを魅せてくれます。 やや振りがワイルドになりましたが、 その分パンチ力が格段に増している。 カンポスが前に出てくれば、 同じ分スッと引くだけの幅も当然持ち合わせているので無理がない。 またカンポスが止まればプレスを強めてアタックを仕掛け始める。 凄まじく強い。
ジョシュ・テイラーや ジョシュ・ケリーがカンポスとやった時 と比べてみて下さい。 ここまでカンポスを圧倒しているのはギヤソフだけです。 今すぐにでも4団体スーパーライト級世界王座を取れる実力があると思います。
あまりの痛烈なKOシーンに 国内ニュース にもなるほどでした。 しっかし ↓ 凄い場所で試合させるもんですよね ( 嫌いじゃないですけど ) … 映画のようだ … 。
◎ 結果 : ギヤソフ 3R TKO勝利