シャフラム・ギヤソフ vs アルバート・メンソー | R I N G C H E C K !

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リオ五輪ウェルター級 銀メダリスト シャフラム・ギヤソフ ( ウズベキスタン ) 、昨年プロデビューしてアメリカ路線でキャリアを進めております。今回プロ4戦目の相手はシャフィコフ、クエンカとの対戦経験もあるキャリア16年目のベテラン、ガーナのアルバート・メンソ―です。





▼ シャフラム・ギヤソフ vs アルバート・メンソー






ギヤソフ、トップアマ出身らしいスプリング基調 ( ウズベクボクサーには珍しいが … ) でリズミカルかつ高いモビリティを生かしたボクシング。 スプリング基調とは言え前後のみならず 一瞬でサイドにアングルを変えるハイテクさも持ち合わせています。




特にバネを生かしたロングレンジからの各種パンチのスピード、パワーは素晴らしく、左ジャブと同じだけのレンジを誇る左ロングフックは特に印象打になっていますね。




この左フックと左ジャブの同距離使い分け、また触覚使いでメンソ―との距離を測ったり、前手を伸ばしてストッピングするなど、左の器用さが目立ちますが、常に弓引かれ メンソ―のL字ガードを超えて刺さる右ストレート、右フックも迫力十分。 ラストのパンチは左フックでしたが、その前の右ソーラープレキサスブローが強烈に効いてました。




アマ時代には ラヒモフ なんかも簡単に退けているんですよね … スーパーライト級 ~ ウェルター級スター戦線に絡んでくるであろう 元トップアマ、また一人注目の選手が増えました。