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WBCライト級暫定王座決定戦は注目のスター対決。 フォンセカ戦 以来の “ キングライ ” ガルシア、 ロマチェンコ戦 以来のキャンベルです。 正月早々イケメン実力者スター対決。
▼ ライアン・ガルシア vs ルーク・キャンベル
お互いライト級にしては高身長。 175cm以上の長いフレームの持ち主ですが、 ガルシアのスタンスはいつも通り、 サウスポーのキャンベルに対してもハイ&ナローでL字ガード。 キャンベルは右前手を触覚にしつつも やや後傾のアップライト。
ガルシアにとっては過去最強の相手のキャンベルですが、 ガルシアは自信満々のプレス&アタック、 高速ジャブをきっかけに得意の左フック、 ボディショットをガンガン放っていく。 先日 同胞であり大先輩である カネロ が見せたような小細工無しの堂々たるボクシング。
お互いリードに対し前手でカウンターを被せ合い利き手のパワーショットを狙う。 二軸使いなど ほぼ無く、 通常のボクシングスタイルでやり合う。 その中で最初にダウンを奪ったのはキャンベル ! 触覚チョンチョンからボディジャブフェイント → 左ロングフックが見事にガルシアの顎を捕らえる。
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ここから流れは一気にキャンベルに … とはならず ! ガルシアは全くスタイルを変えずにプレス&アタックを続行 ( ここら辺のガルシアのメンタルは キャリア中期 から見ると最早別人です。) 今度はガルシアが徐々にリングジェネラルシップを盛り返し、 クリーンヒットを増やしていく。 5R終盤には得意の左フックをキャンベルに叩き込み、 五輪金メダリストに たたらを踏ませてみせる。
6R、 セコンドからGOサインが出たガルシアが一気に出てくると、 キャンベルは防戦一方に ! 7R、 これまでも何度もヒットしていたガルシアの 左ジャブフェイント → 左ボディフックのコンボがドンピシャでヒット !
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このボディショットが決定打となり、 キャンベル、 キャリア初のKO負けとなりました。 ロマチェンコも手こずったキャンベルを、 明確にKOで下して魅せたガルシア。 このルックスに この戦いぶり … と来れば今後もスター街道を爆進していく事でしょう。 そりゃあデラホーヤの 100万ドルの笑顔 も頷けますよ ^
ガルシアは アマで負け越している正規王者ハニー との試合をまず目指して欲しいですね。 しかし … ライト級は国内/国外どちらも本当に凄まじいですな … 国内の話は当ブログではしませんが、 国外では、 ロペス、 ロマチェンコ、 デービス、 フォルトゥナ … これから どんな展開が待っているのやら … そこに リナレス 、 中谷選手 との絡みも加わっていってくれたら … 最高です。
結果:ガルシア 7R KO勝利