今年最高クラスに楽しみなカードだったというのに週末忙しすぎて観れず … この日までボクシング系サイトも一切覗かず、結果も見ずに過ごしていました ! ! ^ エキマ録画観戦也。
いや~面白かった ! 感想は他サイト様とほぼ同じですが、違うのは、1Rのロマ流測定時間をゆったり与えてしまった時点でリナレスの負けを予期してしまった事。リナレスの攻勢や、6Rのカウンターは能動的な物ではなく、ノーマスに向かってテンポが上がりオフェンスに緩みが出たロマチェンコと迎え討つリナレスの受動性が生んだ偶発的な物だったという事 ( ロマチェンコもこんなミスをするのですね … )
なので、私の採点は、いつもの手を出さない距離測定の1Rとダウンの6R以外は ほぼ全RロマチェンコのRでした。
とはいえ、6Rのカウンターはリナレスにしか打てない、凄い一撃でした !
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180514/21/dagekilab/0a/27/j/o0560042014191033689.jpg?caw=800)
私をはじめ、観戦していた誰もが デラ顔 ↓ になったことでしょう ! ^
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180514/21/dagekilab/09/8e/j/o0560049414191033356.jpg?caw=800)
何故か 「 メヒコ~ 」 って言ってたよ ↑ この人 … 。
ロマチェンコはいつもよりやや心拍高めの設定だったように思えたので、10~12Rはテンポ落ちるのではないかな、と思っておりましたら、その矢先の結末となりました。軽打でもタイミングよく叩けばレバーを効かせる事は出来ますが、サウスポーからの奥手のブローでは至難の技でしょう。最後の一発にはノーマスという意味合いも多分に含まれていたように思えます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180514/21/dagekilab/b3/fb/j/o0560042014191033265.jpg?caw=800)
軽打を連打で長いR 貰い続けるというのは、ボクサーが最も恐怖するダメージの一つでしょうね。 なぜならそれが最も脳症に繋がり易い貰い方だからです。
中南米系のスタイルでロマチェンコに対抗するには、それこそサリドスタイルの反則ギリギリなインサイドワークでも駆使しなければ … 無理でしょうね。
リナレスは初めての四次元多軸多動ハイテクボクシングに完全にリングジェネラルシップを取られる展開で … 一矢は報いましたが … それだけでした。
まぁでもロマチェンコが無双なのはSフェザーでしょうね。 ライトではこういった事故的なダウンに遭う可能性が今後も否定出来ません。
最後に、今の所消えていないフル動画 & 自分メモ。
▼ ワシル・ロマチェンコ vs ホルヘ・リナレス
○リナレスの右を警戒していつものように左右旋回は少なめ左周りを抑え右周り中心の普通のサウスポー的立ち回り。しかしそこは勿論最新型多軸移動。
○リナレスの左ジャブに対する右ジャブカウンターからのロマチェンコターン。
○右ジャブか軽いフックを振って右アウトサイドターン、ロング右ボディフックからショート右アッパー。
○前足を敢えてリナレスの内側に置いてヘッドトゥヘッド、左ボディフック、左アッパーのダブル。
○上体のみ右にウィーブしての二軸左ストレートからウィーブ方向にそのまま右アウトサイドターン、リナレスのガードやショルダーロールを超えるように45度から振り下ろす右フック。
○ジャブワンツーワンツースリーワンツーを一呼吸の軽打で繋ぐ。リナレスの打ち返しがあっても強引かつ “ 軽打で ” 被せる。強打の返しが通じず逆にエンドレスの連打を返されるイメージ。途中からそれを上下に散らすようになり、ラストは隙間に左ボディを刺した。
○今回のロマチェンコのムーブメント集