IBF王者 コミー への挑戦者決定戦、 3位と4位での争いです。 ロペス に関しては個人的に好きではないというのもありますが ^ 相性的にも実力的にも中谷選手の勝利を事前予想しておりました。
▼ 中谷正義 vs テオフィモ・ロペス
R毎に攻防入れ替わる激しく内容の濃い一戦でした。 魅せ方が上手くリングジェネラルシップの掌握が上手いのはロペスでしたが、 肝心のクリーンエフェクティブヒットに関して中谷選手は決して負けてなかったと思います。
L字の半身を攻防生かし右フックなどを強振してくるロペスに対し、 中谷選手もワイドスタンスで屈曲幅を活かし長く強いリードを切れ間なく撒く。 そのリードをヘッドムーブで外し、 時折飛び込むロペスですが、 中谷選手はロペスのアタックに対してもショートアッパー、 追い込んではL字を超える右スイングを狙う。 リーチ差もあり、 中谷選手のパンチが先に届く場面も多い。
ロペスの魅せ方の上手さ、 確かにリングジェネラルシップを引き寄せる物ではありましたが … この採点結果は幾ら何でも点差が付き過ぎでは … 個人的採点では 1 2 6 8 9 11R を中谷選手に付けましたので、 114-114 のドローでした。 中谷選手はまだまだ世界を狙える存在だと思っています。
結果:ロペス 判定勝利 ( 118-110、 118-110、 119-109 )