WOWOW 観戦。 ここに来て、 まだトップ戦線で、 しかも超絶ハイレベルな技巧と戦術が交錯する名勝負を作り出してしまうパッキャオって … う～ん 凄い … 改めて感服致しました （ サーマンの判定勝ちを予想していた私の小ささ ＾ ）
▼ マニー・パッキャオ vs キース・サーマン
↓ 1Rいきなりのファーストダウンとなったパッキャオ得意のツーワン （ ツーはボディから ）
1R サーマンが腰を落とした重厚な展開からパッキャオを攪乱する展開 … それが成功していた矢先の … ダウン … サーマン、 初回からいきなりプランを崩されてしまいました。
それでも数Rに跨り冷静なリズムでリカバリーを行ない、 躍動するパッキャオからカウンターやクリーンヒットを取っていくサーマン、 R毎に戦術を変える幅の広さ、 徐々にパッキャオをも削り取っていく的確なブローは さすがの精度。
サーマンは普段のレンジキープからのボクサーファイトのみならず、 珍しくプレスを強めたブロック＆リターンなど、 緩急と押し引きを見事に使い分けた戦術でパッキャオを追い詰めていきますが … パッキャオが凄すぎる … 全盛期を彷彿させる躍動感で多軸・多動 ！
無論 各フィジカルチャートは落ちてはいるのでしょうけど、 上・下肢の同機・連動レベルは今でも間違いなく世界トップクラスだと言い切れますね … 。
↓ あのサーマンを明確に悶絶させたレバーブロー、 しっかりと右リードから下に振っています。
しかし … この強烈なショットで悶絶しながらも、 ダウンを取られる事を許さず 持ち直したサーマン … こちらも凄かった ！ （ ↓ 呼吸軌道を広く取るため試合中にも関わらず自らマウスピースをグローブに吐き出し、 そこから再び装着したサーマン ！ ）
採点はスプリットだったし、 サーマンというボクサーの凄さも これまた 改めて心に残りましたね。 なんだかんだ パッキャオの試合は必ず盛り上がるし、 心から “ 観て良かった ” と思えるんですよねぇ。 私をはじめとする四十路半ばのオヤジ達にも色々な面で勇気を与えてくれました ＾ やっぱり私はパッキャオが大好きです ！
結果：パッキャオ 判定勝利 （ 2-1 / 115-112×2 パッキャオ、 114-113 サーマン ）