数年ひきずった苦い記憶
の続きです~
第14話
一行も使えないと言われた理由
約1か月かけて書いた、
最初の2万字を
「使えません」といわれ
全ボツになったベティコ。
(第13話参照)
私はビックリして
聞き返しました。
「1行も使えませんか?」
すると
美人編集S木さんは
申し訳なさそうに
ベティコさんの良さが全く出てないんですよ。どこか評論ぽいというか、固いというか。
あああああ
でもさ!
固くもなるわ!!
だってその原稿、
身バレしてから
全部書き直したもん。
そりゃそーでしょ?
ブログがご近所や学校に
バレたということは
いずれそのブログに
「本が出ます」って
書くわけだから
本だって
リアルな知り合いに
読まれるってことだよ。
固くもなるわ…
以前にお話したかと思いますが、ベティコさんの良さは反応が素直なところです。みずみずしい感性と飾らない言葉です。
ですから構えずに、いつものブログを書くようなつもりで気楽に書いてください。
そ、そんなこと
言われても!!!
いつものブログすら
もう何を書いていいか
分かんないのに…
あ、でもアレですよ。ブログで読める内容を本にしても仕方ないですからね。
ブログに書けなかったくらいの苦しみや悲しみを、心の底から掘り起こして書いてください。
無料で読めるブログ以上のものを書いていただく必要があります。これまで書いていないエピソードをお願いします。
絶句。。
たしかに
本を買う側からしたら
そうだよね。
ブログと同じ内容なら
買う必要ないもんね。
だけどさ( ;∀;)
そもそも私は
自腹でサーバー借りて
ネットの片隅で
細々と書いていた者で
なぜか運営に
偶然見つけてもらって
運だけで
公式トップブロガーになった。
実力が伴っていない。
そのことを
私自身が痛いほど
分かっていたから
才能がない者は
捨て身で
書くしかないと。
全力以上で
行くしかないと。
開設初日から
アクセル全開で
ブログを書いてました。
120%以上出して
毎日ヒイヒィ言いながら
仕事の合間を縫って
何とか書いてたのです。
そんな私に
温めてるマル秘エピソードが
あるわけない。
だってもう全部
書いちゃったから
あれが私の
120%だったから。
すでに
全ての引き出しを
開けてしまった後で
私の中は
空っぽだったのです。
「ブログ以上のエピソードなんてありません…」
震える声を抑えながら
S木さんにそう言うと…
あります。書かずにフタをした思いがベティコさんの中にあるはずです。
ベティコさんは深く思考できる方です。必ずあります。それをすくい上げて書くんです。
ないよ
書けないよ
会社の昼休みを使った
1時間の打合せが
とてつもなく
長く感じました。
とにかくこの場から
早く去りたい。
じゃないともう…
涙が出そう…
だって
こういうことでしょ?
ブログは毎日書く。
なぜなら本が出る時期に
読者が多くいる状態を
保つ必要があるから。
そして
毎日のブログと並行して
本の原稿も書く。
しかも
ブログに書けないくらい
辛く悲しかったことを
掘り起こして
ご近所や学校の先生が
読むかもしれない本に
…飾らずに書く。
無理だよ
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