以前の記事で、
と書いたのですが、
その記事を見て
くろくろさんが教えてくれたのが…
死体ごっこ
元はクレヨンしんちゃんの発案だそう。
これはラクそう、いや楽しそうだ
そこで、娘がオセロしようとうるさい時
「死体ごっこしよう
」と言ってみた。
娘は「全然面白くなさそう…」と
すごくイヤ～な顔をしたが、
構わず私はベッドに仰向けに転がり、
「さあ！一緒に死体になろう
」
と娘も寝かせようとした。
昼寝だ！昼寝に持って行くぞ！！
すると娘は
立ったまま私を見下ろし…
「ねえ、死因は？」
し、死因？？
そう、私は重要なことを忘れていた。
クレヨンしんちゃんは５歳だが、
うちの娘は１１歳だ。
娘「毒殺なのか、首しめられたのか、死因によって死体の状態違うでしょ？」
私「（そんなクオリティ求めます？）…えっと私は刺されました。。」
娘「刺殺ね。どこ刺されたの？」
私「え…
」
娘「前からお腹刺されたのか、後ろから背中か、それによって倒れ方違うでしょ？」
やべえ。
コナン（もどき）がいる
※毎週見てます、名探偵コナン（笑）
私「せ、背中をナイフで！！」
娘「だったらママ、仰向けじゃ変でしょ、うつ伏せになって！シーツとかつかんでさ、苦しさとか表現してよ。」
厳しい演技指導
そして娘はだんだんノッてきた。
娘「あ！もしかして血出てる？」
私「あ…ハイ。いっぱい出てます。」
娘「じゃあ、アレやんなきゃ
待ってて」
寝室を出て何かを取りに行く娘。
ねえねえ、死体ごっこって
親子で寝るだけじゃないの
？
娘は紙と鉛筆を持ってきて
「ここにダイイングメッセージをどうぞ！血で書いてるつもりで、ほら、謎を解くカギになるやつ、よろしくね！」
寝るだけの死体のはずが
頭を使う羽目に
（オセロの方が簡単だったか…？）
ダイイングメッセージって。。
そんなこと突然言われても
アラフォーの硬い頭では何も思い浮かばない。
もう犯人のイニシャルでいっか。
えーと犯人の名前、名前…ん？？
犯人…誰ですか？
私「あのう、探偵さん？」
娘「はい。何ですか？」
私「私、後ろから刺されたので、犯人の顔を見てません。犯人が誰だか分からないので、ダイイングメッセージも書けません。」
娘「…そっか。」
勝った
！
死体が探偵に勝った！
うつぶせだけどやっと昼寝できる
私が死体に専念していると…
娘は楽しそうに
「第一発見者はあなたですか？」
「その時間あなたはどこに？」
と１人３役くらいセルフで遊び始めた。
ああ、やれやれ。
やっと本来の（？）死体ごっこ
…そう思っていたら突然呼ばれた。
娘「ねえママ、人手が足りない」
私「１人５役で、セルフでやってよ。」
娘「無理！アレやりたいんだもん」
「犯人はこの中にいる！」
ってビシっとやりたいの
やればいいじゃないの。
しかし、ここには…
死体と探偵の
二人しかいねえよ
娘「ママが犯人やってよ。」
私「ママは死体役で超忙しいのよ」
娘「転がってるだけじゃん
」
私「迫真の演技の真っ最中よ」
娘「いいからママが犯人ね！！」
せっかくの
主役（死体）の座を
引きずり降ろされた
それにしたって
私が死体だったのに、私が犯人って
そんな変な話あります？…あ！！
私「探偵さん！謎は全て解けたわ！」
娘「そういうのは私がやるの
」
私「これは事件なんかじゃない。自殺よ！だって私が刺した犯人で、私が死体になったんだから！！」
娘「…（絶句）
」
勝った！再び勝った！
難事件が解決した！
これでこの遊びは終わりだ！
二度とやるまい、死体ごっこ。
その時娘が叫んだ
「違う！自殺じゃないわ！あなたは背中を刺されたんでしょう！？後ろから自分を刺して自殺することは出来ない！！これは自殺に見せかけようとした殺人事件よ (｀・ω・´) ！！！」
もう面倒くせえええ
死体ごっこ、それは５歳までの遊び。
それ以降は厄介な事件に巻き込まれる可能性がありますので、どうぞご注意ください
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ベティコ
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