2018-2019シーズンが終わりました。
簡単に
観戦
アイスショー ※
スケート関連 ※※
まとめ。
7月
DOI(横浜市)※
第20回新潟フィギュアクラブ発表会(新潟市)※
NHKカルチャー特別講座 小塚崇彦の銀盤解説(新潟市)※※
8月
飯塚杯(飯塚市)
サマー・トロフィー(甲府市)
東京夏季フィギュア(西東京市)
FOI(横浜市)※
9月
中四国・九州ブロック(戸田郡三木町)
関東ブロック(日光市)
10月
ジャパンオープン(さいたま市)
東京ブロック(西東京市)
東日本(八戸市)
11月
西日本(名古屋市)
東インカレ(東大和市)
全日本ジュニア(福岡市)
12月
都民大会(西東京市)
全日本(大阪府門真市)
1月
インカレ(日光市)
PIW長野(長野市)※
インターハイ(名古屋市)
2月
福岡市民大会(福岡市)
明治×法政ON ICE(西東京市)※※
3月
NHKカルチャー特別講座 伊藤聡美さん※※(庄内教室:鶴岡市)
BSNスケートフェスティバル(新潟市)※
ISU世界選手権大会(さいたま市)
全九州(福岡市)
NHKカルチャー特別講座 田中宣明さん※※(新潟教室:新潟市)
4月
リリーカップ(横浜市)
PIW横浜(横浜市)※
5月
春関(東大和市)
6月
FaOI富山(富山市)※
真央サンクスツアー(新潟市)※
DOI(横浜市)※
高橋大輔フィギュアスケート教室 in MGC三菱ガス化学 アイスアリーナ※※
個人的に印象深かったのは、関東ブロック、東日本、東インカレ、都民大会、インカレ、明治×法政ON ICE、伊藤聡美さん講座、世界選手権、全九州。
関東ブロックと言えば、関東ジュニア。
佐藤駿くん、鍵山優真くん、三浦佳生くんは雑誌でも取り上げられるほどだったけど、菊地竜生くんが3Aをここで成功させたことも印象的でした。
東日本は、宮田大地くんの変化が見られた大会でした。雑誌のインタビューでも東日本の時のことを語っていますが、私の印象としては、目覚めたのかな、と思いました。
ここでいう目覚めというのは、技術的な、と言うより、心情的な気がします。
腰のケガの復帰以来、ケガとつきあいながらのスケートはもがいているように見えました。
東日本は再び悪化した腰を抱えての演技。
SPは見ている方としては正直「どうしたの?」と言いたくなるような演技でしたが、一夜明けてのFSは宮田大地の伸びのあるスケートが前面に出たすばらしい演技でした。
残念ながらジャンプは奮わず結果は伴いませんでしたが、ここの変化は東インカレにつながったように思いました。
そして、東日本と言えば、梶田健登くんのSP1位の快挙。
血肉となった「Fix You」は映像として残っていないことが悔やまれます。
なぜなんでしょう、フジテレビさん。
そして、3人が進めなかった全日本。
辛かった。でも、それ以上にご本人達が辛かったと思います。
一つの目標はここで消失しました。
東インカレは、大地くんのジャンプなし演技、ここぞの佐上凌くん。
かつて、大地くんがこのような演技をすることを、想像できたでしょうか。
これも一つの変化だったように思いました。
ジャンプがなくても、その一蹴りが伸びる美しいスケーティングに惹きこまれたことは言うまでもありませんし、忘れられません。
記憶に残る演技でした。
そして、背水の陣の凌くんは、ここでインカレの切符を掴みました。
明大主将は最後まで諦めない。そんな姿がかっこよかったです。
都民大会は、かじけんくん。
この都民大会も記憶の確かな1ページです。
1位でなければ国体には参加できないと言っていた状況でSPは2位通過。
FSは1位以外ない中で最終滑走だったかじけんくん。
演技は未だに、目に焼き付いています。
そして、フィニッシュ後は脳裏に焼き付いています。
あの姿を見た時に、ああ、かじけんくんの中で一区切りがついたのかな・・・と思いました。
それは私にとっては衝撃でした。
もっともっと見たかった。大会後に何度泣いたことか・・・
いつかこの日が来ることは予想していたけど、思ったより早かったからです。
後日、かじけんくんがtwitterにコメントを上げました。
何度も読みました。
実に清清しいコメントです。
かじけんくんなりの心の整理を読み、自分の思いを考え直しました。
いつだって、そうでした。
かじけんくんとの会話は楽しいものでした。
学ぶことが多く、等身大のスケーターを感じることができました。
それ故に「全日本に行こうね!」と言い続けたことも。
一ファンとしてできることは少ないけど、できるだけ声をかけていました。
そして、その声を真摯に受け止めて答えてくれた、かじけんくんを忘れません。
記憶に残る選手。
演技だけでなく、学生として、人としてとても素敵な選手でした。
実は、ちょっとおっちょこちょいなところも好きでしたよ(笑)
インカレはまず、凌くん。
まさかのジャンプ不発のSP。それでも、FSへ進出。
そのFSはノーミスの見事な演技でした。有終の美にふさわしいものでした。
加えてフィギュアスケート部門男子優勝、スケート部門総合優勝。
明治は大学生ナンバー1になりました。
その悲願の中心に凌くんがいました。何かもっている男、佐上凌。
こう言っちゃああれですが、個人の表彰台には明大選手はいませんでした。
だから、代表メンバーの総合力で優勝したのです。
いや、代表だけでないですね。代表じゃない選手がリンクサイドでサポートした、まさに明治の総合力で優勝したように思います。
中村優選手のSP、FS共にパーフェクトな演技も印象的でした。
2つ揃えることはなかなか難しいです。でも、それをやり遂げました。
力みのないジャンプ、緩急の効いたステップ、本当にすばらしかったです。
そして、強くなってほしいです。
三原舞依選手もすばらしかったです。一人次元が違う感じはありました。
そして、宮田大地くん。
構成を変更して挑んだインカレは、9位で惜しくも入賞を逃しました。
東日本の腰のケガ。12月はじめはまだジャンプが跳べず。
その状態からのジャンプに感動はひとしおでした。
明治×法政ON ICE。
既に記事に余すところなく書いたので詳しくは書きません。
学生主体でこのような催しができたことは本当にすばらしいと思いました。
中心となった鎌田詩温くんの熱意と手腕もさることながら、あの会に携わった人たちの協力があったからこそ成功したのだろうと思います。
学生はプロや社会人と違って在学メンバーは次々と替わっていきます。
だから、この時のメンバー(出演者だけでなく部のメンバーも含めて)だからこそ出来た珠玉のEXだったと思います。
ホントのホントに再演はないのです。
見られたことに感謝しかありません。
伊藤聡美さん講座は、学ぶことが多かったし、伊藤さんの考え方が何よりかっこよかった。
久しぶりに影響を受けました。
世界選手権。
今年はフル観戦と言うわけに行かず、仕事と会場を行ったり来たりしました。
交通費も請求書を見たくないほどかさんだでしょう(汗)
それでも、世界一を決める大会が新幹線で2時間もかからない会場で行われていて、自分が世界一のスケーターを応援することが出来るのですから、できる限り観戦する、で今年は臨みました。
ペア、男子、アイスダンスの表彰台は予想通りでしたが、女子はちょっと違いました。
紀平梨花選手が台に上がるかな、と思っていました。
それこそ、SPとFSを揃える難しさを感じました。
女子で3Aをプログラムに入れているのは、彼女だけだったから、SPで成功していれば・・・と思わずにはいられません。
ハイライトはトゥルシンバエワ選手の4S。
この歴史的快挙は同時に、来季からの4回転時代の幕開けを告げてくれました。
そして、全九州。
こちらも既に記事で思いの全ては出し切ったかな、と思っています。
今も目の前を滑走していく姿が脳裏に浮かびます。
忘れることはないでしょう。


大きなシーズンでした。
でも、応援できる限り応援に行くことは出来たように思います。
悔いはない、と言えます。
大地くん、かじけんくん、凌くんは、引退しました。
お疲れ様でした。
だからでしょうか。
時折、「次は誰を応援するの?」とか、「もう、終わったから落ち着けるね。」と言われます。
とても心外です。
基本、コンペは好きなのでこれからも観戦に行きます。
頑張る選手には惜しみない拍手を送ります。
でも、特定の誰かを応援するために行くことは、今の私には容易なことではありません。
そして、その特定の誰かもまた、容易に存在するとは思えないのです。
たかが応援、されど応援。
心動いたから、バナーを作ろうと思ったし、でも、軽い気持ちで作りたくないな、と思いました。
私にとってバナーを作ることは覚悟をもった応援でした。
その人を最後まで応援すること。
何があっても心を込めて応援すること。
その人を応援するにふさわしい応援をすること。
それまでの応援とはまったく違った見方で、応援を考えました。
そして、今はその人の人生も応援しています。
ちょっとオーバーだけど(苦笑)
願わくはスケートが傍らにあってほしいです。
こんなことを書いていると重い感じですね。
でも、こうやっていろいろ考えられたこと自体が嬉しいことでした。
バナーを作ることは人によって感じ方が違うと思います。
だけど、これが私です。
だから、「次は」とか「終わった」とか、そういう感覚は全くないし、心外なのです。
また、ある時は、仕事で疲れていたけど、どうしてもコンペが見たくて、競技会へ足を運びました。
でも、疲れているからなかなか起きていられない。
でも、見られる限りは見ようと思っていました。
そのコンペは2日間開催されたのですが、私は半日ほどしか見なかったのです。
(実質、もっと少なかったかも。)
仕事があったので前半の1日は全く見られなかったのです。
ある方から、もったいない、と言われました。
交通費もかさむし、全部見られないのならいっそ行かない、とある方は仰っていました。
確かに傍目から見れば、たかが半日見るだけでわざわざ来るのはもったいない行為でしょう。
でも、全部見られるほど、私に時間はありません。
全部見られないなら見ない、なんて言っていたら、私はほとんどの競技会は見られません。
世界選手権なんてもってのほかだったでしょう。
その方の贅沢な時間の使い方が羨ましいです。
正直、へこみました。
出来ることならその方の言うとおり、できる限りのフル観戦が出来ればいいです。
でも、私は私。
仕事も家族も私にとって大事なことだし、それは生活の一部です。
時間の制約、家族のプレッシャーを受けつつ、見られる限りは見に行く。
見に行けるチャンスが出来たなら、そのための努力は惜しまないようにしよう、と思いました。
シーズンの終わる頃、このような出来事が続いて心が曇りがちでした。
でも、支えてくれる人もいました。
ありがたかったです。
これを書いている今、もう新しいシーズン真っ盛り。
私は変わらずに遠征計画を立てています。
私事ですが、職場の部署が変わり、仕事の内容も若干変わりました。
忙しすぎてくじけそうですが、励ましてくれる人もいます。
家族も応援してくれます。
忙しいけど、今の方が仕事に向き合っています。
そういう自分は嫌いじゃありません。
だから、平日はくたくたでとてもじゃないけど記事は書ききれません。
ブログの記事が滞りがちなのに、読んでくれる人のいることに感謝しています。
でも、どうも人のためには書けません。
自分のためにやはり、記録と記憶は残したい。
だから、ブログは続けます。
もっと手軽に書ければいいのに、と我ながら思います(苦笑)
自分で自分に、そこ!諦めないで!と励まして頑張りたいと思います。
じょんのびと。
ぽれぽれと。
未鳥