2月13日(土)に京都府京都市のビバスクエア京都で開催されたVALENTINE'S SPECIAL社会人スケーターズオンアイスに行ってきました。

 

ショーじゃないけど、思い出したので書きます。

 

土曜日、昼間のショーの後にスケート教室がありました。

講師は、野添紘介くんと上野沙耶さん。

リンクを半分くらいにしてしていました。

途中から、立松香織さん、中村優くん、宮田大地くんがお手伝いに来ていました。

大地くんはスピンのお手伝い。

その後、小さな男の子が頑張っていたので、その支援をしていました。

転びそうになると何気なく背中に手を置いて支えたり、転んだときは抱き上げたりと。

手慣れた感じがしました。もしかして、どこかで教えてる?なーんてね😊

この教室、初心者かな~と思われる子から結構滑っていますよと思われる子までいて、それぞれ分担して教えていました。

 

教室の最後に子どもたち全員を集めた野添先生。

「これからお兄さんたちがキャメルスピンの見本を見せます。」

え?スピン見せてくれるんだ!

とすぐさま、軽く位置の確認をした優くんと大地くん。

少し加速を付けてからサイドバイサイドでスピンを始めました。

「キャメル。」

キャメルってポジションが難しい。

これ出来るって大地くん、練習していた証拠です。

「シット。」

お!シットスピンも。

「チェンジフット。」

え?チェンジフットも?でも、2人とも黙々とびゅんびゅん回っていました!

かっこいい!

と、無事、終了。

ああ、なんでこれをビデオに撮らなかったのか!でも、用意する間もなかったのですw

私の脳内ビデオにはちゃんと残っていますが(笑)

豪華なソロスピンでした。

ちなみに、野添先生の掛け声も、張りのある素敵な声でした。

 

 

演技の中で見せてくれたシットポジション。

大地くんのラストスピンはキャメル、シットフォワード、チェンジフット、シットビハインド、アップライトスクラッチ。

曲の壮大なラスト飾るにふさわしいコンビネーションスピン。

大好きです!

 

 

もうちょっとこのシリーズ、続く予定です。

 

 

 

未鳥

 

 

2月13日(土)に京都府京都市のビバスクエア京都で開催されたVALENTINE'S SPECIAL社会人スケーターズオンアイスに行ってきました。 

 

今回は夜の部のお写真から。

と言っても夜はなかなかピントが合わなくてカメラのお写真は静止画像ばかり😅

 

 

 

 

 

 

 

最後の耕新くんの 「Save the last dance for me」は、私的に奇跡のショット。

もちろん、耕新くんかっこいい!

 

夜は昼とは違った魅力がありました。
まず、氷が溶けていない。
2月13日(土)の京都は、18℃くらいまで気温が上がり、コートを脱ぎたいぐらいでした。

(脱ぐと手に持たなければならないので、ジレンマでした。)

しかし、日が沈むと急速に冷えてきました。

整氷されたされたリンクはとてもきれいでした。

 

 

そのせいか、スケーターさんも滑りやすい印象。

そして、ライティングの美しさ。

 

 

 

スポットライトにスケーターの影。

お隣のスタバの室内灯も雰囲気があって素敵でした。

(スクショさせていただきました。)

 

 

この夜の部は、InstagramでLIVE配信もされました。

その後、Instagramのフィードに映像がアーカイブ公開されました↓

 

https://www.instagram.com/p/CLOjcgvjAWI/

 

最後のスケーター紹介と周回も残っています。

実は大地くんが持っている花束は、私が渡しました。

 

覚えていらっしゃる方もいると思いますが、全日本ではかつて表彰式やメダリストオンアイスの周回で花束を渡すことができました。

できました、と言うと語弊があるのかもしれませんが、そういう光景が見られたのです。
まだTV前で応援していたとき、その光景を見ながらリンク周回で花束を渡すことに憧れていました。

いつか私もアリーナ席のチケットを手に入れて花束とか直接渡したいな・・・

そして、その夢は、今の全日本では叶えられなくなりました。

 

でも、ここではできたのです。

昼間、優くんにお花を渡している人を見て急遽、花束を作ってもらいました。

 

 

お花屋さんに花を持ってもらって記念に撮影しました。

大地くんのイメージの白と青。
アルストメリアの白とピュアブルー(オキシペタラム)の青。

ちなみに花言葉は、ピュアブルーが「 信じ合う心」。

これは前にも調べたのですぐにわかりました。

アルストロメリアの花言葉は調べて驚きました。

「持続」

この日までスケートを続けてきた大地くんにぴったり!

加えて白は「凛々しさ」。

花の品種名であるアイスクリームだと「幸い」。

花を見て選んだのですが、何かこの花に呼ばれたのかもしれません。

 

念願が叶いました。

しかも大好きなスケーターに出来て幸せでした😊

 

 

 

ビバスクエア京都さんのyoutubeでも公開されています↓

 

宮田大地くん

 

 

ツイッターのビバスクエア京都さんのツイートも↓

 

 

美しい滑り。

はい、毎日癒やされています。

 

 

 

山田耕新くん

 

 

 

 

 

立松香織さん

 

 

ツイッターのビバスクエア京都さんのツイート↓

 

 

 

 

耕新くんのラストダンス。

うんうん、そうなんだよね。

競技者の耕新くん、お疲れ様でした!

 

 

 

中村優くんのはまだですが、スケラボで練習動画が公開されました。

 


優くんからのメッセージはツイートで。

 

 

氷上で演技するって、まさに全集中なんだろうな。

優くん、言葉のチョイスが素敵です。

 

 

これほどしっかりと映像が残るのは、本当に嬉しいです。

ビバスクエア京都さん、スケラボさん、ありがとうございます!

 

 

何度か大地くんと話す機会がありました。

 

昼の部が終わった後、スケーターさんの周りはファンの方でいっぱいでした。

と言っても、リンクサイド内に入っていらっしゃる方だけなのですが、ぐるりと囲まれている印象はありました。

優くんと大地くんの2ショットを撮られている方がいらっしゃって便乗させてもらいました♪

 

 

この2ショットって雑誌のインタビュー以来じゃないかしら?
「ライバル≧友達」というタイトル記事の。

嬉しい( ´艸`)

 

素敵だったよ、と大地くんに伝えたら、

「あんまり練習してなくて・・・」と。

「1月にお話をもらって、それから振り付けて練習したんで・・・」

 

え?1ヶ月ちょっと?

それで、3Tと2T跳んで、スピンもして?

いやいや、あなた練習してたでしょ。

そりゃあ、働きながらですから練習時間は限られていて、学生時代とは比べものにならないほど減っていたことは予想できますが。

シットスピンの姿勢はきれいだったし、チェンジフットも出来ていたし。

1ヶ月ちょっとでそこまで戻るの?

優くん達は半年していなかったらスピンで目が回るとか気持ち悪いって言ってましたよ( ̄∇ ̄)

昨年秋の某ビジネスマンの話によれば、その時で3Lz跳んでいたとか。

その話を聞いたときは嬉しかったんですよ。

スケート続けているんだな、て。

大地くんの事だから謙遜して言っていることは明らかなんですけど笑

続けてくれていたことが嬉しくてしょうがなかったです。

 

「リンクの壁に当たっちゃって・・・」

昼の回の2Tの直後でしたね。

加速したスケーティング、ステップ踏んでのダイナミックなトゥループ。

2Tもどちらかというと3T狙いだった気がするんだけど。

(もしかして3Tの見間違いだったらごめんなさい。)

うん、あれは壁が避けるべきだったよね、心の中で壁どいて!と言ったよ~

と言ったら大地くん笑ってました。

 

だから、言っちゃいました。

現役復帰したらどう?

「前向きに検討します(笑)」

と即答。

はいはい、そう来ましたか(笑)

純真な(?)ファンは本気にしちゃうぞ!と友人。

ほんと、本気にしちゃいたいですけどね。

 

と、ここまでが昼間の話。

あ!大事なことを聞くのを忘れていたわ!

 

 

夜の回の後は、私にとっては終電のタイムリミットが迫っていました。

気にはなっていましたが、これを聞かずして帰れない。

 

友人が花束をまだ渡していなかったので、その花束を持ってお写真。
マスクはお願いして取ってもらいました。

 

 

「ヘロヘロだったでしょ。」

と開口一番。

ううん、本当に素敵だった・・・

 

ところで、「アンセム」は誰が選曲したの?

「草太から借りた。」

草太って山本草太くん?

「はい。草太から送ってもらいました。」

山本草太くんは、ジュニアの頃からのライバル。

そう言えば、冬季国体2015(群馬)では衣装チェンジもした仲だし。

後にツイートでその時の懐かしのお写真が。

ゆは菜ちゃんがリツイートしてくれました。

 

 

と言うことは自らお願いしたのだから、選曲は大地くん。

学生の時から、いつもご自身の選曲でしたね。

 

じゃ、振り付けは?

「智之くんです。」

大地くんが智之くんと言えば、郡山智之くん。

パピオの先輩で、現在はパピオでコーチをしていらっしゃいます。

大地くんのスケーティングと手足の長さを生かした素敵な振り付けをありがとうございます!

 

来年も絶対出てね!

「出られたらね!」

と笑顔の即答。

あ、出る気満々だ(≧∀≦)

もちろん、働いていれば都合が付かないときもあるのだろうけど。

でも、来年もこの頃のスケジュールは空けておこうね。

私は、この頃のスケジュールが埋まりました。

1泊2日で京都ですよ。

 

その後、後ろ髪を引かれる思いで梅小路京都西駅から電車を乗り継いで帰りました。

その直前に撮ったお写真。

 

 

どなたかのご友人が撮られている横から望遠で撮らせていただきました。

ありがとうございます。同期と後輩に囲まれた耕新くん。

素敵なショーをありがとうございました!

 

 

 

 

どうしても、大地くんの言葉を残したくて、記憶が薄れないうちにと慌てて書きました。

もし、忘れていたことがあったら更新する予定です。

 

もうちょっと、記事は続きます。

 

 

未鳥

2月13日(土)に京都府京都市のビバスクエア京都で開催されたVALENTINE'S SPECIAL社会人スケーターズオンアイスに行ってきました。

久しぶりのアイスショーであり、久しぶりの京都。

そして、久しぶりの宮田大地くん。2年ぶりですね。

開催の告知があってからドキドキがやむことはありませんでした。

 

 

 

これを知ったのは平日の夕方。その場で急いで申し込みました。

メールの返信によって受付はされたことは確認できました。
(申し込みが多数だったようで受付そのものが夜の時点で停止されていました。)

しかし、翌日、私は落選のお知らせを受け取りました(ノД`)

 

ビバスクエア京都さんの素晴らしいところはその後のツイートでした。

 

 

 

ありがたいことですね。

昼の部に間に合うような時刻の入場の予約をその場で入れ、無事、予約が完了しました。

これで、京都へ行くことが決定しました!

 

と安心していたら、その夜に友人から観覧席の応募が2人分当選したお知らせが来ました!

私が平日で申し込みが遅れるかもと思ってしてくれたそうです(T▽T)
ということで、昼も夜も観覧することが決定し、当日は始発出発、終電お帰りというハードスケジュールになりました。


そして、演目も発表。

 

 

 

耕新くんは競技プロだけど、比奈ちゃんも新プロかな?
大地くんは「アンセム」。あの、山本草太選手や長谷川一輝選手が滑った「Anthem」。
絶対大地くんにの滑りに合っている!
もう楽しみしかありません。

 

 

 

 

 

 


当日、12時半頃には会場前へ。
スケーターの皆さんも続々と施設内に入っていくところでした。
山田耕新くん、中村優くんがすれ違って、宮田大地くんも。
すれ違いざま、大地くんが「こんにちは。」と会釈。

あ、覚えていてくれたんだ!
後ほど友人に話したらきまってるでしょー!と言われましたが、ほぼ2年ぶりですからね、大地くんと顔を合わせることも。
2018年の中四国九州ブロックのパピオで1回会ってますが、その時はマスクをしていなかったので・・・
マスクしてても気づいて貰えて本当に嬉しかったんです( ´艸`)

 

リンクサイドはすでに人が壁をほぼほぼ埋めていて、私と友人はリンク正面からだと左側の方で正面の反対側に立ちました。
ひさしのない状態だったので、リンクの白さがややまぶしい。
13時になって、はじめにビバスクエア京都を作られた株式会社ビバの代表取締役小森さんのご挨拶がありました。

スーツ姿にマイスケート靴で颯爽と登場。かっこいい!
大学生時代にスケートをされていたそうで、スケートが好きすぎてリンクを作りました、と。
リンクを作るだけでなくこのようなショーまでしてくださったのは感謝しかありません。

トップバッターは中村優くん。

これを滑るにあたって、優くんからメッセージが届いていました。

 

 

ビバスクエア京都さんからも。

 

 

黒シャツに黒パンツ。

襟元に炭治郎の半纏模様である緑と黒の市松模様チーフ。
片膝をついたポーズから「炎」スタート。
曲に合わせ滑る優くん。指先、視線の使い方など上手い。

叙情的な表現が上手いのはジュニアの頃から定評がある。
炭治郎が煉獄さんへ尊敬の念をもって見送ったように、耕新くんの振り付けの一つ一つを丁寧に滑っている事が伝わってきました。

戦う者の力強さと去りゆく者への敬意を込めた叙情性。
3Loのキレも良く、2Sもお見事。

素晴らしい演技でした。

 

 

 

続いて立松香織さん。
ブルーの衣装が素敵。「You Raise Me Up
滑らかスケーティング。ツイズル素敵。
ハイライトはイーグルとスパイラル。女子のスパイラル大好き!
なにより笑顔で滑っていらっしゃるのがとても印象的でした。

 

 

3番目は宮田大地くん。
リンクインして、紹介の間の大地くんの動きが懐かしくて。
ああ、滑る前のルーティンだ。変わらない。
一気に時が戻ったかのよう。

ただ違うのは、緊張感でなく自然体。

 

 

 

 

衣装はシンドラーか冬が来るかと思ったら、黒のジーンズに黒のカットソー。
ん?この組み合わせって、クラブの発表会の時と同じ衣装かしら?

 

 

ピアノの単音から始まるスタート。

両腕が音に合わせて上がり、下がるときには手のひらが上を向いている。
下がると同時にゆっくりと回る頭。
そして、ピボット。
そこからはもう、宮田大地のスケーティングが物語る「Anthem」の世界。
一蹴りはぐんと伸びる。カーブではフリーレッグのつま先でスピードをセーブ。
そして、バッククロスで抜けていく。

短めのスプレッドイーグル2つ。

3Tお見事。2Tはおっと。壁に少し当たった。そこは壁がどかなきゃ!

長い手足を伸ばし、一つ一つのポーズが映える。

ラストに向けてリンク中央を向かうときはイナバウアー。
ラストスピンはコンビネーションスピン。

 

 

 

滑り終わってホッとしたような大地くん。ご挨拶は笑顔でした。

それにしても、ムーヴズインザフィールドが増えましたね。

 

竹野比奈さんは、残念ながら欠演になりました。

 

 

 

比奈ちゃんも見たかったけど、また次の機会に楽しみにしたいです。

 

 

ラストは山田耕新くん。

「Queen Medley(映画ボヘミアンラプソディより)」の衣装。

耕新くんの演技は、わくわくする。
「雨に唄えば」からのファンなのですが、曲想を見事に捉えて見る者を惹きつける。

見せるって意識が腕の向き、視線の先でよくわかる。手拍子したくなる演技 なんです。

今回もエアギターあり、ドライビングあり、フレディー・マーキュリーありで楽しい!

 

 

そして、アンコールに応えての 「Save the last dance for me」

今季のSPです。とてもお洒落で軽やか。かっこいい!

 

 

30分ほどのショーはこれでおしまい。
最後は、出演者と、この後のスケート教室の講師の野添紘介くんと上野沙耶さんが紹介され、リンクを周回しました。

 

 

昼の部はこれでおしまい。
夜の部はまた、別記事で。

 

 

 

 

 

未鳥

 

 

12月26日、長野市若里多目的スポーツアリーナ通称ビッグハットで行われた第89回全日本フィギュアスケート選手権大会に行ってきました。
この日は、アイスダンスのリズムダンス(RD)と男子フリースケーティング(FS)が行われました。

リズムダンス。 
一番感動したのは村元哉中選手。
公式練習で膝をケガしたと聞いていたのですが、そんな様子を微塵も感じさせない演技でした。
むしろ高橋大輔選手をリードしている感さえありました。
おそらくケガ直後は引きずっていたり肩で支えてもらったりという様子を聞いていたので、ケガの後遺症はあったと思われます。
強靱な精神力でRDを滑りきったように思います。気迫を感じました。
しかし、アイスダンスは1人では滑られません。
高橋大輔選手の信じる力添えもあったのではないでしょうか。

小松原&小松原組。
晴れてこの名前でコールされたことを嬉しく思いました。
ティム・コレト選手あらため小松原尊選手。
フィンステップのキーポイント全てYesはすばらしいなと思いました。
持つ空気感が同じだけでなく技術がきちんとついていることを感じました。
なにより「ドリームガール」という選曲がいいです。
後半の会場との一体感、盛り上がり、華やかさ。
好きです、このプログラム。
堂々の1位でした。

男子フリースケーティング。
圧巻は羽生結弦選手の「天と地と」。
これは芸術の領域と思いました。
そう思った瞬間は、3A2T後から3Loそして直後のFCCoSp。
私はジャッジ席とは反対側の3階から見ていたのですが、その軌道が美しかったのです。
弧を描きながら中心部で更にスピンをする。しかも、全て音を捉えている。
桜のモチーフのある衣装から桜の花びらが広がる。
いやいやこれは私の幻視ですが、やや広がりのある袖がひらひら舞うところがそう見えちゃったんです。
ジャンプのチェックや流れが美しいのは言うまでもなく。
SPの修正点を
日本人で良かった。
申し訳ございませんが、日本でこの演技を、試合を見られたことが感慨深かったです。

宇野昌磨選手は、とにかく見ていて気持ちよかったです。
昌磨くんのインタビューとかは読んでいないのですが、気持ちよく滑っていたんじゃないかな、と思えてなりません。
笑顔も見られて、こっちもマスクの下で笑顔でした。
田中刑事選手からの流れは、フィギュアスケートって本当にいいなあ、と実感しながら見ていました。
中でも、昌磨くんはホント爽快で気持ちよく見られました。
語彙力がないんですけど、見ればわかる、そういう気持ちよさです。

鍵山優真選手のFSアバターは画面越し、何回か見てきました。
ああ、これがこの目で見られたらいいだろうな・・・と思い、願いが叶いました。
滑らかなムーブメント、軽やかな跳躍はまさにアバター。
あらゆる挑戦がみなぎった演技は素晴らしかったです。

 

 

 

 

 

とりあえずは、ここまで。

 

 

 

 

未鳥

11月21日(土)から青森県八戸市のフラット八戸で開催された全日本ジュニアの観戦に行ってきました。
久しぶりのスケート観戦。嬉しさと同時にちょっとした緊張感。
県外へ出かける事が2月以来だったので、時間に余裕をもって出かけるようにもしました。

印象的だった事をいくつか。
アイスダンス、吉田唄菜&西山真瑚組は安定して見ていられるのはもちろん、細かな振り付けが美しいと思って見ていました。
真瑚くんがただ滑っているだけで涙が出てしまった。こういうのが見られる幸せも一緒にかみしめていたように思います。
ただ、氷の具合を確かめるような動きもあって、RDは躓くようなところも見られ、珍しいな、と思いました。
アイスダンスは3組がエントリー。長く続いてほしい、と願います。

男子、女子のSPは、本田ルーカス剛史くんと松生理乃さんが断トツよかったです。
滑りがもうジュニアではないようなスケールの大きさ。つなぎにも違和感なく3分が短く思いました。
壷井達也くんの踊るリッツの夜の品の良さ、3Loのチェック美しかった。

朝賀俊太朗くん、野球プロの身のこなしがいい。
門脇慧丞くん、スケーティングがすごくきれいで大きくなっていて感動。3Lzの動ききれい。伸びるスケートで気持ちいいStSq。もともとノービスの頃からジャンプ良しで所作も良かったけどここまで来たんだと思うと嬉しかったです。
女子では中井亜美さん。昨年の12月以来でしたが所作がきれいになっていました。
鈴木なつさんの水百景は体の使い方がきれいでした。リンクが曲水の流れる水のようでとても心が洗われました。
住吉りをんさんも所作が美しく、演技に曲への愛おしさを感じました。

最終日は帰宅もしなければならないので、男子FSだけ見て帰りました。
大島光翔くんは最終グループの第1滑走者。しかし、ここでもう山場を作ってしまったかのようなすばらしい演技でした。ややディレイ気味のジャンプは高さと浮遊感があり王道。それが次々に決まっていく清々しさ。それでいて、コネクトやステップはアピールうまく華やか。キラキラしている、という言葉がまさにぴったりでした。

続く、三浦佳生くん。この最終グループの6練から気を吐いていて、彼の次々と決める4回転、3回転半に会場は静かな熱気を帯びていたように思います。目が離せなかったですね。演技はラストサムライ。冒頭4T3T、軸が細く鋭い4Sは美。その後、ジャンプミスはありましたがリカバリの鬼でテクニカルを上げました。フリーは堂々の1位。しかし、キスクラでは大反省。悔いの残る演技は次戦でリベンジです。ちなみに、私は佳生くんのラストサムライの衣装がとても好きです。佳生くんの燃えるような演技と重なる赤い袖なしジャケットはまるで甲冑のよう。それを際立たせる袖の黒。佳生くんのかっこよさをより引き出しているように思いました。

 

名残惜しかったですが、女子の始まる前に会場を後にしました。