高円寺には大一市場という趣のある飲食店街があり、ヴェトナム屋台のようなお店に混じって「トルカリ高円寺店」というお店が存在する。
 
元はと言えば、ここから少し離れた早稲田通り沿いの豆くじらというカレーショップが間貸しや日替わりキッチンのようなことを始め、そこでシェフの Runa さんが「トルカリ」の名義でバングラデシュのクミッラ地方の家庭料理を提供するようになったのが始まりだったのではないかと記憶している。違ったかな。
 
で、いつの間にか(実店舗化に伴って?)場所が大一市場内になり、2020年06月末まではトルカリ本店(現在は西新橋から神保町ヘ移転準備中)とは別経営の「トルカリ高円寺」だったらしいが、現在では「トルカリ高円寺店」に変更し、同じ経営になったとのこと。
 
 
入り口の立て看板メニュー。
 
 
ブース前にもメニューが置かれている。
 
 
で、お目当てのアレをオーダー。
 
チョイスしたドリンクの lassi (ヨーグルト・ドリンク)
 
おかず類は時計回りに、shutki macher bhorta/vorta (干魚のスパイシー・マッシュ)mackerel macher bhorta/vorta (鯖のスパイシー・マッシュ)karela/karola bhaji (ゴーヤのスパイス炒め)Bangla salad (生野菜サラダ)lebu (レモン)
 
米は basmati の shada bhaat (白米) bhuna khichdi/khichri (豆入り炊き込みご飯)からチョイスが可能で、後者を。
 
Bangla salad は、マスタード・オイルが効いてツーンという刺激がある。個人的に好きなヤツ。
 
bhorta/vortabhaji は日替わり。こういう家庭的なおかずををちょびちょび食べられるのが良いのよね。もう、いわゆるカレーみたいなものは別に食べなくていいんじゃないか(まあ、食べてもいいんだが)。
 
dal (豆スープ)。日替わりのスープという位置づけ。おかず類と比べ、優しい味で刺激が少なく、良きバランサーの働きをする。地味で滋味深い、というヤツか。
 
デザートを含めた俯瞰画像もご査収下さいまし。
 
デザートの choler payesh (ライス・プディング)。ベンガルのミルク粥。名称は地域ごとに異なるけどインド亜大陸中で食べられているスウィーツ。

高円寺には中々行く機会に恵まれないのだけど、またこのセットを食べには行きたい。次回は begun bhorta/vorta (茄子のマッシュ) があるといいなあ。
 
ごちそうさま。
 
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※参照過去ログ