エッセイ「透明人間」
こんばんは。
限りなく透明に近いエッセイストのリオデジャネイロ・リオ・ケツデケーノ・リオーンと申します。《名前長すぎやし、しつこいぞ》
透明に近すぎてほぼ幽霊みたいな感じです。《そやろな》
特にこの辺りは一番透明です。《いや見えてへんから》
そこは見たらあかんで。《見えてへんて》
チミたちも一度は思った事ありませんか?
『透明人間になりたい』って。
間違っても高速道路の人間ちゃいまっせ?《それ東名高速の人間やろ》
映画とかでも『透明人間』が登場する作品がいくつかあります。
もちろん面白いです。
ただ、ぼくは思うんですが…。
『透明人間』になりたがる人の願望とか、映画に登場する『透明人間』の行動とかを見ると、人間の欲望ばかりが渦巻いてるように感じます。
やっぱり人間って、自分の姿が透明になるとこんな事ができる、あんな事もできる!!って考えるようで…。
見えてたらしたらあかん事でも、見えてへんから大丈夫♪
そんな考えが透けてみえます。『透明人間』だけに。《上手くないぞ》
いたずら、覗き見、脅かす、襲う、もう犯罪行為です。
最悪は殺人またはそれに値する行為ですか。
まったく…『透明人間』になれてもろくな事しませんね。《決めつけんなよ》
ぼくなら絶対にそんな事しません。《あんたも透明になりたいんかい》
もしなにかするなら、役に立つ事をします。もちろん透明になって。
例えば…腕立て伏せとか、腹筋運動とか、屈伸とか、ヨガとか。《自分だけに役立つ事かい》
いや、透明やなくてももちろんできますけどね。
しかし気を付けんとあかんのが、ヨガマットは使わん方がええかもね。
だって、誰もおらんはずのヨガマットの上がところどころへっこんだり、その場所が動くんですよ?
幽霊みたいですやん!?《透明やからな》
ぼくがマットの上でケツを乗せてると…どえらい光景になると思います。《そうなんかい》
ほんで、うつ伏せになろうもんなら……いや、やめとこう。《やめとけよ》
あとは、器具を使う運動も同じ理由で気を付けんと。
バーベルやダンベルなんてもってのホカロン!!《シャレを入れんなよ。しかも暑くなるし》
あんな重い物が勝手に動くんですよ?
いくら運動してるからってゆーても、はたから見たら危険しか感じないですよね?
同じ運動でもやり投げとか円盤投げ、ハンマー投げや砲丸投げ、アーチェリーとかやと、これはもうスポーツではなく武器を使った攻撃やがな(◎_◎;)《考えすぎちゃうか?》
バレーボールやサッカー、バスケットボールや卓球、野球、水球など、球技ももうなにがなにか分からん状態です。《想像つかんぞ》
かと言ってシンプルに100m走るとか走り幅跳び、マラソン、走り高跳び、床体操、鉄棒…これはもうなにやってるんか分かりません。《腕立て伏せとかと同じレベルやな》
走り棒高跳びならあの長い棒でちょっとは分かるかな?《確かに》
床体操もこん棒とかリボンとか使ってくれればちょい分かりやすくなりそう。《球技の球と変わらんけどな》
高飛び込みにいたっては、最後の水しぶきしか分からんし。
忍者か!!《仕方ないやん》
スキーとかスノボーは道具の動きで分かります。
フィギアスケートやスピードスケート系は…どうしましょう?《聞くなよ》
ああ、スケート靴が見えるか。
ちょっと安心ε-(´∀`*)ホッ《いちいち安心すな》
ボブスレーなどのソリ競技やカヌー、ヨット、自転車競技、馬の競技は、人が見えなくても乗り物で分かります。あんまり違和感ないかも。《いやあるやろ》
その競技中の光景を眺めていると、
「自動運転技術もここまできたかぁ……」
ってな気持ちになるでしょうねぇ。《なるかい》
剣道とフェンシングはあの防具とゆーかユニフォームでまんま分かりますよね。
まさに『透明人間』泣かせの競技と言えます。《泣くなよ》
それに比べ…柔道や空手、レスリングはどうよ?
見えん!!お互い見えないのにどうやって戦う?
せめて道着とかユニフォームは着用を義務付けたい。《あ、そうやな》
今気付きましたが…『透明人間』になったらチミたちはみんなマッパですから。《なんでオレラが?》
いや、マッパーですから。《言い直すなよ》
………ちょい待てよ………《キムタクか》
今まで考えてた競技をマッパでやってたと思ったら、めっちゃすごい絵面がぼくの脳裏に映像化されてしまいました(;゚Д゚)《急に興奮すんなて》
これはものすごい事になりそうです……《なるやろな》
ヨガマットで隠さんと(照)《ヨガに戻したんかい!もう遅いわ》
これがもしオリンピックなら、オリンピック憲章に引っかかりはしないだろうか?《もうそんな次元ちゃうやろ》
全世界に同時中継…。
全世界の人類が寝不足の毎日。《そんなチンケな問題ちゃうと思う》
まぁ透明やからモーマンタイやけど。
ぼくもチミたちもモーマン❤モーマン❤《略すなて》
今ぼくは震える手でアイスコーヒーを舐めながら冷静になって考えたんですが…《まだ興奮しとるぞ》
この『透明人間』のテーマはかなり範囲がデカいようです。
デカすぎて1回では終わりそうもありません。《え…まさか?》
今チミたちはこう思ったはず。
(デカすぎやのに何回戦もなんて( ̄▽ ̄;))って。《いや思ったのはそれやないから》
とゆーわけで、チミたちのリクエストにお応えしてまた続きを書きます。《誰がリクエストしたん?》
その時までには、たまに姿を見せますね。《あんた『透明人間』やったんか?》
RRKRでした。《略すなて》