サークル山(さん)のブログ -31ページ目

中国当局とやり方が似ている町工場の経営者の手法

世界の経済をリードしているはずの中国の経済統計が怪しい!

 

先日このブログでそのように書きましたが、

 

出してくる「数字が怪しい」だけならまだしも、 

 

「数字を出さなくなる」ってのは、 

 

「数字が悪い」どころか「悪過ぎる」のでしょうね。

 

でも、当の中国は「景気が悪化している」とは言い出さない。

 

まあ詐欺師が自分の事を「嘘ついてまあす♡」とは言わないのは自明の理。

 

世の中とはだいたいそんなもんでございます。

 

  

 

  

さて、また「コイツは他社様の事ばかり言いやがって」などと言う無かれ。

 

本気(と書いてホンキ)の警鐘です。

 

日本の中小ものづくりをリードしていると紹介されている経営者さんを、

   

NHKやらテレ東系なんかでたまに見かけたりします。

 

日本の小零細ものづくり企業の代表としての語り部の姿勢に、

 

「本業忙しいはずなのにこんな大してお金にもならん事にご苦労さんなこって…」とかといつも感謝いたしております。

  

ただ、日本の小零細ものづくり企業の顔を自認するのなら、

 

「数字を隠してまでってのはどうなんですか?」 

 

なんていつも私は思うんですよ。

   

「経営のディスクロージャー」や「本業の公明正大さ」。

 

これが期待される経営者の本来の姿でしょ? 

 

帝国データバンクとか東京商工リサーチの数字を確認してはそんな事を思います。 

  

日本の中小ものづくりのリーダーを気取るなら、

 

コロナ前の2019年の決算以降の経営の数字を上げていなかったり、

 

 

 

 

 

 

 

(一例:最終の決算収録が2019年ってこのパターン、意外と多いです。更新は2023年とありますが2019年から更新無しって意味です)

 

 

 

 

かなり大雑把に経営の数字を丸めて良さそうに見せたり、  

  

嘘とは言いませんが、

 

そういった誤魔化してまで自分を良く見せようとかしないで欲しいんです。 

 

他人様へ発信する側として襟を正していただきたいと思っております。 

  

 

ってか、他人様の前で語る資格が有ると本気で思っているのか?! 

   

この人って弱者枠なのか?

 

それとも成功者枠なのか?

 

どっちやねん? 

  

何だかポジションがボヤけているように感じる事が多いようにも思います。 

  

 

 

さて、別の経営者様からのご意見ですが、

 

「苦境の中小製造業の経営者の立場で語るのですからそれで良いのでは?」

  

なんてのもございますけどね。

 

えっ?やっぱそれ何か違うやろ!

  

 

 

まあ私は黙って儲けるよう努力いたします。 

 

いや何年も前から同じ事書いている気もしますけど。

 

 

 

 

 

 

誰も知らない?

かなりお仕事が詰まっておりまして、
  
月曜から連日未明からの出勤でございます。
 
「社長って"まだ"加工現場に立っているんですか!?」
 
なんてどういう意味だが言われる事がありますが、
 
このエエ歳ですがちゃんと"まだ"工場でものづくりしていますよ。
 
今回もかなり難易度高目のお仕事内容でしたので、
 
眠れないくらい精神的に追い詰められておりました。
 
寝ながら加工方法を考えているってヤツです。
 
時々はこういった乗り越えるような案件をやっていないと、
 
ものづくり屋の感覚が錆びつくように思います。 

そういう機会いただけるってまったくもってありがたいことです。 
  


さて2月に入ってからなんですが、
 
工場の玄関入ってすぐのドリームコンテストの賞状を飾り足しました。(記念写真以外の全部です)
 
   
これ全てDMG森精機様主催のコンテストで戴いたものです。(参加賞は除いています) 
 
 
このコンテストの3回前から実施されました受賞メダルの数もお陰様で8個となりました。
 
これだけの金・銀・銅メダル合わせての数を授与されたのはウチだけです。(まあ直近3回の実施ですからね) 
 
 
 

新しいのはこの銀と銅のメダル。
 
考えてみればこれだけものづくりで褒められている町工場は大阪でもそう多く無いのでは?
 
でも、何かの取材も無ければ近畿何とか局の誰かが訪ねて来られる事も無いですね。
   
何とか総研のネタとしてのお声掛かりも無いです。 
  
何ならウチが顧客のはずの今使っている工作機械のメーカーさんさえも知らん顔なんて状態です。
 
 
いやいや、そういうのはホンマにありがたいことなんです。
 
もうそういう儲からん無駄なアレは要らんので、
 
ともかく自分の所属する光部品の業界で、
 
「はあ?サークルアンドスクエア??ああ、あのレンズ馬鹿か!」
 
 
やっぱ業界の誰からもそう言われるように、

そっち側になりたいですね。
  

春節なんてアウト・オブ・眼中!頼まれたってバトルしてやんねぇぜ

この2月はもうブログを書くのも面倒なほど忙しくさせていただいております。

 

お陰様です。

 

ありがとうございます。

 

当社は国内企業様の3月末(年度末)までの光学開発品試作のご依頼と、

 

先日及びその前年の回からの海外展示会からの海外案件のご相談とで、

 

真にくっそ忙しい状態でございます。

  

「春節の期間は中国の製造関連の動きが止まるから日本の町工場は忙しい」

 

なんて言葉も其処此処となく聞こえては参りますが、

 

『ウチにはビタイチ関係ねぇっすわ』

 

ホンマにありがたいお話しです。

 

 

 

 

 

 

『中国の町工場から溢れたようなお仕事なんてやりたくねぇ!』

 

そんな事を口汚く仰る方もいらっしゃるようですが、

 

ウチは最初っからそういうのからは無関係なテリトリーに居れる訳で有難いです。

 

 

勝ち残るにはいつも中国の工場よりも優位な立場に居なければならない。

 

それは品質面なのか?

 

それとも価格面なのか?

  

いつも言いますが最新のDX化とかア〇の一つ覚えのように、

 

全国を講演して回っているセミナー講師の自慢なんかを聞くたびに、

  

私は暗澹たる気持ちにさせられたりなんかいたします。

    

DX推進の先に待っているものは本質的に先細り→倒産なんですけどね。

  

一時はDXの推進で儲けが出ても、 

 

結果的には人件費と電気代と土地代の安い国に食われて負けるんです。

 

私らその以前の”CAD-CAM化と工作機械のNC化”という変革期にちょうど居ましたが、

 

DX化もそれに似ているのかと思います。

 

”CAD-CAM化と工作機械のNC化”も全般的に最初は稼げても、

 

段々と人件費と電気代と土地代の安い国に負けましたね。

   

「近隣アジアや東南アジア諸国の奴らに繊細な日本人のごとく使いこなせるかよ!」 

 

割とそんな威勢の良い声が多かったのでは無いのでしょうか。

   

それが10年20年と経過するともう局地的な勝利しか無くなりました。

  

つまりものづくり屋のDX化で上手く儲けるのは、

  

DX関連セミナーの主催者とセミナー講師って事ですね。

 

DX化セミナー参加者は皆さんそいつらに吸われる養分って事です。

   

考えるべき事は、

  

いかにDX化に掛からない場所でお仕事をするのか?

  

本質的にはそっちやろ??

 

つまり局地的な大勝利を目指すしか無いのでは?

 

とか私は思いますけどね。