やって後悔そしてやらなければ良かったと後悔するのがほとんど | サークルさんのブログ

やって後悔そしてやらなければ良かったと後悔するのがほとんど

世の中には坂本竜馬病というものが存在する。

 




そんな人がCMクリエイターになんかになってしまうと、
 
ヤクルトのCMもこんな訳のわからん物に仕立て上げる。
 
坂本龍馬は実在の人物。
 
多分、同時代の志士には有名人だったのだろう。
 
でも、亡くなった途端に忘れられてしまう程度の人物だった。
 
後世に名前が残るような仕事は皆無に近い。
 
では、なぜ今も竜馬フリークが存在するのか?
 
なぜ、年に一度「脱藩の道ウォーク」で参加者の皆さんが

「ぜよぅ…ぜよぅ…」

荒い呼吸をしながら"脱藩の道"を歩くのか?
 
それは、司馬遼太郎が創作した坂本"竜馬"に感動したから。
 
つまり、小説の架空の人物(竜馬)に心酔しているついでに、
 
間違った脳内変換の結果、
 
「(小説の)坂本竜馬≒(実在の)坂本龍馬」
 
となり、
 
「私の尊敬する人物は坂本龍馬さんです」
 
という勘違いが完成する。
 

本日はそんな類の話をしたかったのですが、
 
ちょっと導入部分が長くなってしまいました。
 

賛否ある下記のこの人物の生き様をどう解釈するのか?



 
世の中には、
 
「やらなかった後悔より やった後悔」
 
なんて言葉を簡単に言う人がいます。
 
多分、無責任なアジテーター(扇動者)的なキャラに多く見られます。
 
世の中ってほとんどの場合「やって後悔した」が結果です。
 
そして「やらなかったら良かった」と後悔するのがセットで付いてきます。
 
つまり上記の煽り言葉の逆の結果というのがほとんどってことです。
 
例えばコンビニ経営や白い鯛焼きやタピオカ屋や唐揚げ専門店で高確率の経営者が失敗しています。
 


 
栗城さんは私らなんかハイキングでヘトヘトの者とは比較にならない程の凄い登山家です。(当たり前ですけど)
 
それは確かです。
 
でも、一流のアルピニストからは「栗城君は素人」とか揶揄されていたのも事実。
 
で、エベレストに一歩を踏み出して、

それも何度も踏み出して、
 
「登山家」ではなく「下山家」とかと心無い嘲笑をされたりもしました。
 
それでも諦めずにチャレンジを繰り返し、
 
エベレストで命を落とされました。
 

「やらなかった後悔より やった後悔」
 
気持ち良く他人様(ひとさま)を煽るのは簡単です。
 
ただ、その結果が落命や倒産や没落とういう確率は高いと思うので、
 
私は無責任に、
 

「やらなかった後悔より やった後悔」


なんてよう言わんですけどね。

 




 

これを見かけたのが、





スーパーライフの男性便器の前で良かったぁ…

 

と、ほっと胸を撫で下ろす私でございました。

 

※これ実話