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ボツになった新年のご挨拶案①

【タイトル】「光」を削り出す誇り。サークルアンドスクエアが証明する製造業の知的な品格

 


​日本の製造業において、

町工場のイメージを「古い・汚い・儲からない」というステレオタイプに留めている要因はどこにあるのでしょうか。

残念ながら、それは一部の経営者による「苦労の美談化」や、

時代遅れの現場環境を「職人の味」として発信する風潮にも一因があります。

​しかし、東大阪の地でプラスチックレンズ試作の極致に挑むサークルアンドスクエア株式会社の姿を見れば、

そのイメージがどれほど的外れであるかが分かります。
 
超精密工作機械と超精密測定機を揃えたこの場所は、
 
単なる「工場」ではなく、光の屈折という物理現象を制御する「精密工学の研究所」です。
 





​1. 「油まみれ」では到達できない超精密の世界

​プラスチックレンズの試作とりわけ超精密な切削加工の世界では、

ナノメートル単位の精度が求められます。
そこでは、わずかな温度変化や微細な塵さえもが品質を左右します。
 
「油にまみれ、汚れた作業着で手を汚す」

そのことを自慢するような精神論では、
 
この領域の仕事は不可能です。(ゼオネックス等のプラスチックは油を嫌うので当然なのですが…)
 
サークルアンドスクエアが体現しているのは、

徹底した環境管理と知的なプロセスに基づく「数値に基づく清潔感ある科学的なものづくり」です。

これこそが、現代の製造業が本来あるべき姿ではないでしょうか。

​2. 「清貧」の自虐を捨て、技術の価値を語る

一部では、古い工場や車、質素な暮らしを発信して「近寄りやすさ」を誘うようなスタイルも見受けられますが、
 
それは産業としての自立を阻む「毒」に他なりません。

当社が実践しているのは、
 
自社の高度な技術が次世代の光学機器や最先端デバイスにいかに貢献しているかという「価値の証明」です。

同情を買うのではなく、

圧倒的な技術力によって顧客様からそして社会からリスペクトを勝ち取る。

この誇り高い姿勢こそが、

町工場を「やめとけ」と言われる場所から、
 
知的好奇心を満たす「憧れの場所」へと変えていきます。
 




​3. 次世代が「自分の意志」で選びたくなる環境
 
町工場のイメージを良くするために必要なのは"パフォーマンス"や"見世物"としての工場見学ではありません。
 
「ここなら、世界で自分たちにしかできない仕事ができる」

「ここなら、プロフェッショナルとして正当な対価を得て、豊かな人生を送れる」

そう確信させる背中を見せることです。

​サークルアンドスクエアのような、

一点の曇りもないレンズを削り出す「研ぎ澄まされたプロフェッショナル集団」が増えることこそが、
 
歪んだ町工場像を塗り替える唯一の道です。
 



​結びに

​私たちは過去のノスタルジーに浸り衰退を健気に装う製造業の姿を拒絶します。
 
サークルアンドスクエアが示すような、
 
技術への誠実さと知的でクリーンな経営。
 
これこそが、未来を拓く町工場の「正解」であると信じています。
 
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以上が年始のご挨拶のボツ案でした。
 
なぜ "ボツ" にしたのかおわかりでしょうか? 
 
もちろんおわかりですよね?(笑)

「エネルギーバンパイアから縁を切られたら業績が好転した話

 

仕事でもプライベートでも、

会った後にドッと疲れが押し寄せる存在がいます。

そんな存在は「エネルギーバンパイア」と呼ばれるそうです。

かつての私の周りにもそんな知人がいました。


「相談があるんで飲みに行きましょう」

と呼び出されては話が嚙み合いません。
 
お互い切磋琢磨するような話にはならないのです。
 
ほとんどの場合、支払いは年上だから役目としてこちら持ち。

会った翌日はやる気が出るどころか何だか精神的な疲弊を感じます。

そんな関係に終止符が打たれたのはある日のこと。
 
彼が前向きだと称するある計画に対して、
 
私は無謀であり無駄になるから勿体ないとの親切心で引き止めたところ、

思いっきり逆ギレされてしまったのです。
 
​「私の成功を邪魔するならもうあなたとは絶交です。今後一切関わらないで!」
 
善意で助言したつもりがまさかの「私の方が悪者」扱い。


あまりの呆気なさに言葉を失いましたが、
 
結果的にこれが最大の転機となりました。

 

 

 
 

 

 

エネルギーバンパイアは成功への足を引っ張る存在だから、


その彼の足を引っ張る私との縁を切れば、

それは彼の好転への契機になるはずです。

それもまた彼にとっては良いことに違いありません。 

 

 

で、彼との関係が遮断されてからその後はどうなったのか?

どこかで成功の余韻と達成感に浸っているのかもしれません。
 
ただ、その後の彼の足跡はわからなくなったので本当に私は知りません。


しかし、この頃からの私の側は驚くほど状況が変わりました。


①​会社の売上が目に見えて向上


②前向きで生産的なビジネス仲間が増加(これが大きい)


③精神的なストレスが激減


④加工技術のコンテストで賞をいただいたり技術講演に呼ばれたり

 


もちろん時期的な要素がかなり大きいとは思いますし、

 

人生を切磋琢磨する新たな良い友人達ができたのもあったのでしょうけど

 

運勢はここまで好転するのかと痛感しています。


もし”あなたを疲れさせる人間関係”に悩んでいるなら、


それは"手放すべきサイン"なのかもしれません。

 
空いたスペースには、必ず新しい「良い縁」が舞い込んできます。


※いや手放すどころかこっちが放逐された側なんですけどね。(笑)

 

 

 

サブミクロンの壁に挑む / プラスチックレンズ切削加工の真髄


​「プラスチック加工なんて誰にでもできる」
 
そう口にする加工技術者もいますが、

私たちが挑んでいるのはその遥か先、サブミクロン(0.1ミクロン単位)の世界です。

​現在、直径50mmを超えるレンズ加工において、
 
非常に高い壁に直面しています。 

同じ材料、同じデータ、同じ環境で加工しても、
 
測定値(PV値)が0.5ミクロンだったり1.5ミクロンだったりと安定しないのです。




 
なぜプラスチックレンズの切削加工は難しいのか?
 
金属と違いプラスチックは非常に脆弱で繊細です。

​測定のバラつき: 補正をかけても数値が安定せず、追い込みが極めて困難。

異方性の影響:中心から見て X軸方向とY軸方向でわずかに形状がズレる現象(アスの相違)。

​経時変化: 納得のいく精度で仕上がっても翌日には形状が変化していることすらあります。

さて、​今年の決意。
 
​「何やようわからん」と頭を抱える瞬間もあります。

しかし、この不安定な素材をいかに制御し、超高精度を安定して叩き出すか。

ここにこそ、プラスチック切削の真の面白さと価値があると信じています。

​2026年、この技術的課題を必ず克服し、

次世代の精度をサークルアンドスクエアが確立いたします。

私共の挑戦にご期待ください♪(←そのキモチ悪い音符と言い方はヤメい!)