景気循環と経営者のおっちょこちょい具合
景気がとても良い。
↓
(気が大きくなって)お金を借りる。
↓
設備投資する。
↓
景気が悪くなる。
↓
倒産寸前に追い込まれる。
↓
景気が回復し始める。
↓
(不景気の苦労を想い)現状で稼ぐ。
↓
景気が更に良くなる。
↓
(我慢して)現状で稼ぐ。
↓
景気がとても良い。
↓
(気が大きくなって)お金を借りる。
↓
設備投資する。
↓
景気が悪くなる。
↓
倒産寸前に追い込まれる。
↓
以下、同じ繰り返し…。
深夜起きてしまい寝られないので、
J-COMでミナミの帝王を見ていた。
銀ちゃんから鉄工所経営している町工場の社長がお金を借りている。
他からも借りていていわゆる多重債務の状態。
そこから銀ちゃんに敵対する金貸しとひと悶着あるわけだが…
ストーリーは置いておいて、
15年も前から既に町工場は資金繰りに困っているイメージがピッタリ嵌っていたらしい。
実際は15年前なら(2004年の作品らしい)まだ景気が良かったと思う。
その前の2000年頃の不景気の底も今思えばそんなに酷くなかった。
リーマンショック後の2009年の不景気の底が私が生きている中でも最低の景気。
そう思えば、
1990年代のバブル崩壊の後の不景気なんぞホンマに生ヌルいもんですわ。
2007年頃のリーマン前のピークに派手にやっていた所は、
現状では銀行返済がリスケジュール状態って所が大半だったりする。
つまり、ミナミの帝王の町工場は儲からないってイメージはあながち間違ってはいない。
何十年の中の景気循環という大きなスパンで物事の傾向を見れば良い。
国内での仕事量が減っている。
NC化から始まった生産設備の高精度化や5軸・複合機等の設備の高額化。
そこに社長の夢である新社屋という後々返せない有利子負債。
①仕事が減って儲けが減る傾向
②生産設備に元手が掛かる傾向
それが分かっているのだったら、
それに合った対応をしなければならない。
それが※防御的経営 と言うものです。
※私の造語ですけど。
いつも言いますが、
町工場は景気循環の最終列車。
町工場の羽振りが良くなった頃が好景気のピーク過ぎ。
だから、稼働する頃には新工場や生産設備が遊んでしまう事になる。
もう、ええ加減に学習しようよ!?
町工場は人と人の繋がりがすべて
スピリチュアル的な経営者の考察
この前のブログの補遺と言うか続きです。
経営者が神棚をしっかり祀ると商売繁盛するそうです。
経営者がトイレ掃除をすると経営状況が好転するらしいです。
そうかもしれません。
実際に非常に熱心ではありませんが私もやっているのは確かです。
でも、誰かに良いと聞いたからやっているのであって、
信念もこだわりもございません。
いつもわたしが提唱しております5%論。
何でも恵まれているのは全体の5%。
やっぱり、トイレ掃除を鍵山秀三郎先生に教わっても教わらなくとも、
上手くゆく、もしくは好転するのはやはり全体の5%の存在でしか無いのではないのか?
さて、ここからは推測(ほぼ邪推)です。
スピリチュアル的な事柄に走る経営者は、
基本的にプラス思考。
何でも良い風な言葉を吐く。
言霊思想と言いますか、
神州不滅の念力主義と申しますか?
「この非常時に"負ける"という言葉は何事ですか!?」
"必勝"の信念を持っての国民挙げての言霊思想をフル活用しても、
負ける時は完膚なきまでにボロ負けすると言う国家的な実験結果もございます。
話を戻しますが、
少しの良い事でも針小棒大に素晴らしい文章を書く。
また、効果絶大と外の誰かに言う事で自分を鼓舞する。
自己の都合良くプラスの言葉だけを吐く。
逆に悪い事は言霊を気にして口外しないだろう。
それが(たぶん)行動様式です。
経営者トイレ掃除塾参加者の鍵山秀三郎先生への経営改善結果の感謝の手紙。
憶測ですが 20人中19人 は業績がそんなに好転していないだろう。(20人に1人は大きく好転しているかもしれん )
立派な神棚自慢と祀る事の素晴らしさを自慢する人の 95% は何年やっても飛び抜けた業績では無いだろう。(5%は飛び抜けているかもしれん)
不景気特集での町工場社長の後ろに祀ってある立派な神棚と派手で大きなえべっさんの熊手。
テレビ画面を見ていてこんな複雑な気持ちにさせる物はございません。
とか言ってます私ですが、
冒頭に「実際に非常に熱心ではありません」と書いておりますとおり、
トイレ掃除は毎週月曜日と決めていますが、
ウチの工場長より早く出社した時しかやってませんし、
神棚は、毎月1日と15日のつもりですが…なかなか出来ていません。
商売繁盛を願う以前に、
もう人の心の問題ですね。
ホンマに反省です。
頑張ります。。。
町工場は人と人の繋がりがすべて
「どうやったら儲かるか?」
「どうやったら儲かるか?」
10社に3社が黒字企業。
それでも、銀行等の返済や税金を納めるとキャッシュフローでは赤字のところが更に増える。
20に1社のみがキャッシュフローでの黒字。(TKC全国会の資料より)
つまり、期末に現金がプラマイゼロもしくは増えているって事。
私は日頃からどうやったら儲かるか?考えています。
口癖が「どうやったら儲かるか?」ですから。
私が傍観していて思う事なんですが、
異業種交流グループ、
工場見学、
3S・5S活動、
イベントの立ち上げ及び参加、
企業間プロジェクト、
自社商品、
社長のトイレ掃除、
交流スペース作り、
これらで「儲かった!」って話は寡聞ながらお伺いした事がほとんど無く、
収支でプラスでそこそこ儲かったってお話をごく少数例見るだけです。
※それこそ1/20の確率か???
大概のピークが、
自社ブログで発表時か?
日刊工業新聞なんかでの発表記事?
その後は何のテコ入れにもならず、
フェイドアウト=無かった事 にしておしまい。
少し売上高に貢献し単体で黒字にすれば御の字で、
飛躍的に売上高に貢献する事はまずありません。
えっ?じゃあ、どうしろと??
だから冒頭の、
口癖が「どうやったら儲かるか?」
になってしまうんです。
わたしは本分の研鑽しか無いと思っています。
その上での売り込みの努力。
仕事にお金が付いてくるだとか、
片方だけではダメな時代のようです。
また、抜け道は経営的に塩っぱい時期には多分見つかりまん。
共通点として、そう言う抜け道的なアレは飛び抜けて儲かってから見つかるようですね。
とにかく1/20の中に入る、また入り続ける事が肝心だと思っています。
無借金にすれば一円でも黒字ならキャッシュフローでも黒字ですね。(笑)
銀行等への返済が残っているのなら、
返済額の1.5倍の経常利益を上げてください。(減価償却があれば1.5倍より減りますけど)
町工場は人と人の繋がりがすべて


