夢はいらん 銭がほしい (従業員一同)
大阪府の南部にある関西では有名な城山オレンジ園。
その食堂に掛かってある暖簾の文言です。
「銭はないが 夢がある それでいい…」 山のおやじ
『夢はいらん 銭がほしい…』 山のかかあ
名言でございます。
それを町工場に置き換えると、
「山のおやじ」を経営者
「山のかかあ」を従業員さん
に当て嵌めるとちょうど良い感じになりそうです。
小さくとも企業家としてTOPに居ると、
大概の経営者さんが大きいなり小さいなりの”夢”を語ります。
【社長の夢 = 従業員さんの夢】
どうやらそう本気で思い込んでいるのでしょうが、
そこが大きな勘違いなんですね。
従業員さんは立場上、
拘束時間中は面従腹背であっても「社長の夢」に同意してくれます。
でも、従業員さんは「社長の夢」を実現する為に入社した訳ではありません。
日々の暮らしの為のお金を稼ぐために入社してくるのです。
「社長の夢」とか理想は勝手に描けば良いのですが、
そこにお金(従業員さんの所得)が付いていくように、
最大限の努力と結果を出さないといけない、
もちろん私のような零細町工場の社長でもそう思っております。
そして、自分の勝手な夢を従業員さんに押し付けないように心掛けております。
スレートの賃貸町工場から社長の夢である新社屋を落成。
その後の不景気で古参から若い者まで辞めてしまい、
最近では外国人労働者が多くを占める。
喩え話ではありますが、
そんな結果だったらまったく何の為の「社長の夢」だったのか?
それじゃアカンやん!
私はいつだってそう思っています。
お奨め!
貧乏ヒマナシ?
5月もすでにしっかりと売上げの予定が立っております。
ありがたいお話でございます。
以前に
「こんな時こそしっかりと稼いで納めた税金が助成金として行き渡る事で、
どこかの苦境に立っている企業様の支えになるはず」
そんなおこがましくも偉そうな事を書いておりましたが、
真面目に今もそう思っております。
社会一般で言うところの”相互扶助”という考え方ですね。
他人様のお役に立てれば幸いだと心より思っております。
さて、日本の町工場アゲ↑みたいなブームも去ったように思いますが、
マスコミのネタとしてのブームは終わったにしても、
日本の町工場はまだまだ凄い加工技術を持った小零細企業が多いです。
当社は凄い加工技術なんぞ無縁ですが、
小規模企業が大手企業様(もしくは非上場有名企業様)と直でお取引させていただく、
そこが強みだと思っております。
平たく言うと、
零細町工場のクセに(町工場の分際で)畏れ多くも大手企業様との直接取引きをする。
これはまた一種のビジネスモデルと言っても良いのかもしれません。
何度も言いますがウチなんて凄い加工技術なんてビタイチ持ち合わせておりませんが、
小規模企業かつ受託加工という流れでこの時期もフルでお仕事をさせていただいております。
当社の自己資本比率は90%を超えています。
零細企業だから簡単な事です。
例えば今から自己資本比率を10%にまで下がるほどに借金をして、
企業規模を9倍とか10倍に拡大したとして、
9倍とか10倍のお仕事を受注してこなして行けるか?
そんな自信はこれっぽっちも無いです。
やはり、零細企業という身軽さがあるからこそ何でも楽にこなせる訳です。
ただ、社長は加工現場から営業まで何かと忙しいんですけどね。
「貧乏暇なし」
なんて言いますが、
忙しい分、しっかり稼ぐ事が出来るのがものづくり屋のエエところです。
つまり、
「貧乏暇あり」
…ちょっと違うな?
「貧乏カネなし」
…あっ、そのまんまですね。
相互扶助の精神を底力としてしっかり稼ぎましょう!
町工場は人と人の繋がりがすべて
「宣伝はチカラ」は正しい。ただ、誇大広告は誤り。
どうも、町工場評論家のサークルさんです。
GWですね?
ウチは緩い目ですが何やかんやで出ています。
必要とされているのでそれにお応えしているだけです。
さて、
「全力で頑張ってます!」
皆さん頑張っているからそう言いますね。
「このコロナ期でも(減収)増益です」
多分増益と言っても大概の場合は、
銀行への返済を待って貰わんと確実に期末のお金は減ってます。
「見てきたようなウソを言うなよ!」
いえいえ、私も経験ありますからね。
この新型コロナの不景気は準備してましたから最小限の減益で済みましたが、
前のリーマンショックの時なんかはもう悲惨なもんで…。
なので、
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」どころか、
この11年間は「アツモノに懲りて膾を吹く」ように毎日を過ごしてまいりました。
その私が言いたいのは、
持てる全てのモノを本業に注力すべきだと言う事。
クラウゼヴィッツもマハンも共通して力説するのは、
「戦力の集中」
と言う事です。
戦力の一つである宣伝もそこは絶対にそう。
例えばなんですが、
「本業の宣伝」について。
展示会やマスコミ利用やSEO対策等々、
本業を宣伝する事には全力で注力するのは当然。
本業の延長での話題作りで宣伝して利益にフィードバックしている猛者もいる。
ただ害悪を撒き散らしているのは実際に儲けても無いのに…
あっ、話を変えます。(笑)
テレビでお笑い番組を見てますわなぁ。
「コイツらオモロないなぁ。何で人気あんねん?」
とか思っていたら、
大概がいつの間にかフェイドアウトしている。
今でも思うのですが、
「ラッスンゴレライ」とは一体何だったのか?
「あるある探検隊」は当時からやっぱ『無いやろ!』と。
天津木村のネタには『あるかい!』とツッコミをテレビ画面に向かって入れていました。
やはり、お笑いも本質を忘れて人気第一でやってたら続かんって事です。
昔、上岡龍太郎さんが言ってたんですが、
今から30年くらい前に売れていた当時の
「森脇健児はホンマに凄い!」
という意外な発言。
その言葉には続きがあって、
「あんなけオモロないヤツがあれだけ売れっ子になっている。これは誰にも真似出来ない偉業でしょ?」
最近特に私は分相応って事を意識してます。
もし「実力以上に見せる」としたらチャンスを掴む一度だけ。
いつまでもその手法をやってたらアカンって事です。
私が尊敬している経営者様は、
ご紹介される側の方が多いのでそんな悩みは無さそうですけど。
私も売り込むよりもご紹介される側に居たいと思っています。
町工場は人と人の繋がりがすべて


