サークルさんのブログ -133ページ目

町工場サバイバー

戦闘機乗りの話を読むのが好きでして、

 

「どうやったら生き残れるか?」

 

これを合理的に突き詰めるとどうなるか?

  

アメリカの戦闘機のように

 

『パワーのある墜ちにくい丈夫な機体に乗る』

 

これが最良の解答なんですが、

 

流れ弾一発で炎上→爆発するような貧弱なゼロ戦のような機体に乗せられたら?

  

オリンピックも無事に終わりましたが、

 

あの有名なゼロ戦を例えるなら、

 

ピストル競技の的の横にガソリンの容器を持って突っ立っているようなもので、

 

ワンミスで人生一巻の終わりですね。


  

さて、防御無しのむき出しのガソリンタンクを背たらえてどうやって勝ちます?

 

ある操縦の名人(技量がトップクラス)は、

 

『戦場から去っていく単機を狙い撃ちにしろ!』

 

「えっ?ええっ??」

 

って話ですが、

 

『次の出撃が出来ないようにする事も大事なんだ』

 

戦略も視野に入れた最多撃墜のエースの言葉にはやはり重みがあります。 


 

逆に大戦末期の促成のパイロットが、

 

義務感からか一直線に乱射しながら敵機に突っ込んで行き、

 

そのまんま返り討ちに合う事が多かったそうです。

 

どうやって生き残るのか?


真面目に考えていくと「格闘戦」や「一撃離脱」よりも

 

「送り狼戦法」が一番生き残れるという事になるんです。




 

理詰めで考えてみると、

 

単機逃げている相手とは、


被弾したのか?


燃料不足を気にしているか?


機体異常か?


臆病者か?

 

つまり、倒し易い相手って事です。

 

しかも、反撃の意思が皆無に近い。

 

ついでに言うと他の真面目な戦友は決死でドッグファイト中とかでして、

 

だからこそ単機への送り狼戦法が可能な訳でもあるのですけど。



生き残るには頭を使え!

 

さて、町工場での生き残りとは?

 

…とかこれから本文を書こうと思ったのですが、

 

導入部が長くなり何だかもう書くのが面倒くさくなりました。

 

ただ、装備が劣勢でも勝てる方法はあるはずです。

 

もちろん、生き残る意思と共に技量もトップクラスで無ければならないのは当然ですが。

 



 



 




 




近況報告2021/09/03

毎日クソ忙しいです。

 

ありがとうございます。

 

3月と9月の繁忙期。

  

9月の予定額がすでに1500を超えています。

 

事務員さん合わせて5人の専門的な業務内容の町工場。

 

限界利益率95%の中、

 

9月の一日目の予定額でそれですから、

 

今月は

 

「とにかくサバイバーに頑張って生き抜こう!」

  

と謙虚にそして健気に世界の片隅で存在を続けていく所存でございます。 

 

実は仕事が遅れ気味でご迷惑をお掛けしております。

 

すべて私担当の案件です。

 

いつも私が原因及び犯人です。

 

申し訳ございません。

 




今夜もこんな感じで、




別の機械ではこんなのも掛け持ちで加工しながら、




測定の裏付けを取りながら、


こんな形状の非球面レンズにも対応しながら、




ナノ単位というコンマ6桁までの数字を追いかけながら、
 
本工場の高精度ハイスピードマシニングセンタも裏で掛け、
 
第三工場との往復を繰り返しながら、
 
一時間を通常の3倍にして稼いでおります。 
 
もう完全徹夜は流石にありませんが、
 
この歳でほぼ朝までのお仕事を2日も続けて頑張りますと、
 
どんどんとケアレスミスが増えてきます。
 
まあ、ケアレスミスと言うよりもたぶん加齢による物忘れ

…と言うダウナーでな響きがプンプン漂う訳ですが、 
 
これも頑張っておられるメーカー研究開発者様のご希望納期にお応えする為。
 
自分も頑張ります。
 
そんなこんなでマシニングに長時間のプログラムをセットしまして今夜はちょっと早目に帰宅させていただきます。(ってか、それ普通やん!)
 







「偉そうにするなら会社を大きくしてから言え!」への反論

「偉そうにするなら会社を大きくしてから言え!」

 

私は直接言われた事などありませんが、

 

長く生きていれば其処此処となく、

 

また誰彼の事なくと時々耳にする言葉です。

 

 

今まで別に偉そうに言った記憶などビタイチございませんが、

  

「小さい町工場で儲ける」って事に対して、

 

私は誠心誠意一生懸命にやってきました。

 

 

取り組んできた事って大した事はありませんが、、

  

ともかく顧客数を増やす。

 

より大きなメーカー様へのパイプ作り。

  

他社様が競合する気すら起きない分野での特化。 

 

従業員さんに対する誇りの持てる報酬をお返し(支給)する。

 

無借金経営化等の財務力の強化。

 

手形は(貯金だと思い)100%寝かせる。手形は、振らない!割らない、回さない。

 

(昨日も書きましたが)経営のディスクロージャー。

 

 

では、なぜ小さな会社に拘るのか?

 

それは町工場を取り巻く昨今の現状を見てみますと、

 

町工場の仕事が先細り。

 

町工場の数が減っている。

 

生産性の低下。(時間単価の下落傾向)

 

町工場で出来る事が増え、難易度もより高度化している。(負担が増える傾向)

 

町工場での設備投資等の元手が年々掛かる様になっている傾向。(≒借金体質から抜けにくい)

 

※なので、小さな会社の方が不景気時期には楽に乗り切れる。って話ですわ。

 

 

つまり、全体的に仕事が減っていく方向なのに、

 

より難しい事が求められ、

 

元手が年々掛かる≒借金が増えるのに、

  

時間単価が下がっていく傾向にある。 

 

商売としてはほぼ破綻しています。

 

※ウチだって無借金経営になるまで開業届け出してから25年掛かっているんだ。

  

その中でどうすれば儲かるのか?

 

どうやって従業員さんに誇りの持てそうな年収をお支払い出来るのか?

  

その私の答えが「小さな町工場に拘る事」なんです。 

 

 

会社規模を大きくする。

 

特に新人や外国人実習生等の給料の安い人をより多く雇い、

 

経営者と周辺のみが高年収の恩恵を享受する。

 

これは原理的資本主義と申しましょうか?

  

常識的と申しますか普通はこれですね。

 

資本家と労働者という学校で習ったとおりの資本主義のカタチですから、

 

正しい資本主義のあり方です。

 

なので、

 

「会社を大きくしてから偉そうに言え!」

 

と、悪意を持って大工場の経営者様から言われたとしたら、

 

悲しいかな私は何も言い返せません。

 

借金も信用なのだ!と、再投資&再投資。

 

これで商機を掴み、チャンスロスを防ぐ事が出来る。

 

もちろん、私も100%理解できます。

 

 

  

 

もし、ウチのような小さな町工場に悪意を向けられたら、 

 

『借りれるのは信用かもしれんけどやっぱ借金減らしたら?』

 

『もうちょっと従業員さんに配分したら?』

 

くらいは言える自分でありたいと思っています。

  

ああ…、向けられる悪意なんて何もないですけどね。