「偉そうにするなら会社を大きくしてから言え!」への反論
「偉そうにするなら会社を大きくしてから言え!」
私は直接言われた事などありませんが、
長く生きていれば其処此処となく、
また誰彼の事なくと時々耳にする言葉です。
今まで別に偉そうに言った記憶などビタイチございませんが、
「小さい町工場で儲ける」って事に対して、
私は誠心誠意一生懸命にやってきました。
取り組んできた事って大した事はありませんが、、
ともかく顧客数を増やす。
より大きなメーカー様へのパイプ作り。
他社様が競合する気すら起きない分野での特化。
従業員さんに対する誇りの持てる報酬をお返し(支給)する。
無借金経営化等の財務力の強化。
手形は(貯金だと思い)100%寝かせる。手形は、振らない!割らない、回さない。
(昨日も書きましたが)経営のディスクロージャー。
では、なぜ小さな会社に拘るのか?
それは町工場を取り巻く昨今の現状を見てみますと、
町工場の仕事が先細り。
町工場の数が減っている。
生産性の低下。(時間単価の下落傾向)
町工場で出来る事が増え、難易度もより高度化している。(負担が増える傾向)
町工場での設備投資等の元手が年々掛かる様になっている傾向。(≒借金体質から抜けにくい)
※なので、小さな会社の方が不景気時期には楽に乗り切れる。って話ですわ。
つまり、全体的に仕事が減っていく方向なのに、
より難しい事が求められ、
元手が年々掛かる≒借金が増えるのに、
時間単価が下がっていく傾向にある。
商売としてはほぼ破綻しています。
※ウチだって無借金経営になるまで開業届け出してから25年掛かっているんだ。
その中でどうすれば儲かるのか?
どうやって従業員さんに誇りの持てそうな年収をお支払い出来るのか?
その私の答えが「小さな町工場に拘る事」なんです。
会社規模を大きくする。
特に新人や外国人実習生等の給料の安い人をより多く雇い、
経営者と周辺のみが高年収の恩恵を享受する。
これは原理的資本主義と申しましょうか?
常識的と申しますか普通はこれですね。
資本家と労働者という学校で習ったとおりの資本主義のカタチですから、
正しい資本主義のあり方です。
なので、
「会社を大きくしてから偉そうに言え!」
と、悪意を持って大工場の経営者様から言われたとしたら、
悲しいかな私は何も言い返せません。
借金も信用なのだ!と、再投資&再投資。
これで商機を掴み、チャンスロスを防ぐ事が出来る。
もちろん、私も100%理解できます。
もし、ウチのような小さな町工場に悪意を向けられたら、
『借りれるのは信用かもしれんけどやっぱ借金減らしたら?』
『もうちょっと従業員さんに配分したら?』
くらいは言える自分でありたいと思っています。
ああ…、向けられる悪意なんて何もないですけどね。
お奨め!
