
”マクアケ”は白馬の騎士団か?ただのピンはね業者か?
CMでお馴染みになったであろう”マクアケ”という企業。
2017年からの黒字転換プラス売上高の伸長。
素晴らしいものでありますが、
そろそろ影の面も浮き彫りになってきたようです。
そうそう、マクアケって会社ですが、
「何の会社?」
と仰る方もいらっしゃるでしょう。
クラウドファンディングを主催する会社さんです。
今更かもしれませんが、
「クラウドファンディングって何?」
何かの事業をしたい時に、
銀行から借りずに善意の他人からお金を募る。
まるっきりの寄付のみの場合もあれば、
商品ならば割引額で優先購入できるとか、
サービスならば何らかの返礼品を用意するとか、
店舗ならば10枚つづりの回数券なんかをお返しするとか。
ケース バイ ケースですね。
さて、本題のマクアケさん。
2019年に東証マザーズに上場を果たし、
そんなこんなで売上高も急上昇。
ちなみに上場年の売上高15億って町工場ではざらにありますが、
その程度でIPOを果たせるのは、
IT関連企業扱いの天井がまだ見えていない希望感と、
町工場のステレオタイプな底なしに見える絶望感との違いなんでしょうか?(知らんけど)
そして、IPOを果たせば将来への投資資金(寝かせているお金)も豊富で将来は安泰?
…とまあそうも上手くは行かなくなってくる時期を迎えているのでしょうか?
2020年の売上高対利益と比べて2021年の方が明らかに比率が下がっています。
つまり企業として乗り越えないといけない時期を迎えているようです。
主に品質の保証と取引の遅延。(既製品の転売という偽クラファンさえもある)
これは大手メーカーでも本気で取り組んでいる根本的な部分なんです。
(主に大手メーカーの)B(ビジネス) to C(コンシューマー:消費者) という
一般的な消費者に向けた販売ではなく、
B(ビジネス) to B(ビジネス) というプロとプロ同士の取引でもない。
製品化のシロウト to C(コンシューマー:消費者)との取引なんです。
しかもただの消費者ではなく、
その商品にほれ込んでお金を振り込んだ支援者であり支持者ってか信者なんです。
まあ、色々と揉めそうで火種の多そうな部分が根本にあるのです。
そういう人を集めれば集めるほど難しい問題が運営側に降りかかるでしょう。
今までは集まった浄財からお約束額を頂戴していれば良かったのでしょうが、
元締めの責任企業としてそろそろ表からは見えない費用に悩まされる事でしょう。
私は揉めるのは嫌いなので細かい事は言いませんが、
「自分の事は自分の責任を持ったお金でやれ!」
と基本的なスタンスで考えている側の人間です。
食べ物屋のお店をクラファンで作りたいからと
返礼品にタダ券だとか格安の回数券にした店主さんの話を聞いて、
回数券ばかりの支払いだったらその分の売上は見込めない訳で、
結局は仕入れ等の資金が必要になるという事に気付けるまでの、
経営能力(カネ勘定)が出来ないのかなぁとか思う…
店の宣伝(話題づくり)のつもりでやるのなら私はエエとは思いますが
…などと言うとまたどこかでお叱りを受けるような。(笑)
ここは動画に代弁していただきます。
(なかなか秀逸でかつ笑えるほど興味深かったです)
クラウドファンディング”べからず集”みたいな動画ですが、
人間の心理の複雑さを深~く考えさせられると思います。
そうそう、
マクアケはこのアメブロを運営している
サイバーエージェント
傘下の企業だと言う事を忘れていました。
また記事消されるかな?
焚書(言論の自由に対する制限)したら滅びるのが世の常ですよ!
選抜高校野球の選考と世界発明コンテストとは同じ
選抜高校野球の選考について物議を醸しているらしい。
選考が不透明なんだそうです。
知らんがな…。
元々が新聞の売上げ部数を増やすテコ入れの為に、
毎日新聞社が(当時の)中等学校のチームに野球大会をやらせたのが
この春のセンバツ高校野球っていうスポーツイベント(興行)なんです。
では、その問題の出場校の選考基準の一部ですが、
4)技能についてはその年度の新チーム結成後よりアウトオブシーズンに入るまでの試合成績ならびに実力などを勘案するが、勝敗のみにこだわらずその試合内容などを参考とする。
(5)本大会はあくまで予選をもたないことを特色とする。従って秋の地区大会は一つの参考資料であって本大会の予選ではない。
つまり、興行(見世物)として出場校をこっちで勝手に決めますけど…何か?
と、はっきり書いてある。
そこはあくまで”選抜”であって、
朝日新聞主催の夏のバトルロイヤルな予選勝ち抜き選考とは違うんです。
世の中には恣意的に本部が決めて進めていく、
そんな競技大会やらコンテストなんかは山というほどある。
例えば、
有名なドクター中松先生の世界発明コンテストなんて、
ドクター中松先生が主催して、
ドクター中松先生が選考して、
ドクター中松先生がグランプリを獲るんです。
主催者が選考して主催者が賞を獲るなんて、
もう恥知らずもええとこですやん!
それと比べれば選抜高校野球大会なんてまだ競争があるだけマシ。
世の中には、
主催社の工作機械を一台も持って無くても、
ものづくり業界発展の為に広く公募するという
ものづくりコンテストが有るのです。
そのDMG森精機さんの工作機械を一台も持って無い私が言うのも何ですが、
この無名零細企業の私なんぞにも分け隔てなく賞を選考くださるなんて、
DMG森精機さんはホンマに凄いと思うんです。
あっ、すみません。
自分でもまさか話のオチがこっちに来るとは思わなかったです。
比較優位説から見る2022年経済危機説
ものすごーく簡単に書きますが、
自由経済とは国際間では自由貿易が基本。
つまり、国際間の発注で納期どおりに通関及び仕入れが出来て当たり前。
国内でも付加価値に対する対価が担保されている状態。
在庫不足から転バイヤーのごとく買占めによる価格の釣り上げなどあってはならない。
国内も国際間もいつでもお金を出したらちゃんと買えるのが常識の世の中というのが自由経済なんです。
その昔、リカード先生という偉い経済学の先生がいたのですが、
「みんな得意なものを作りあって自由貿易をすれば世界がより豊かになる」
とか仰っていました。
比較生産費説という有名な学説です。
比較優位説の呼び方の方がイメージ的にはピッタリとくるか?
ホントか?ウソか?
確かに例外は多いのですが、
全般的に見ると実際に今の時代に向かってその通りになってきました。
(広い意味の)水平分業は国内でも国際間でも常識中の常識となりました。
良かった!良かった!おしまい。
…で済まなくなったのは2020年の初め頃から。
そう、新型コロナの蔓延が原因です。
例えば、東南アジアのある国では新型コロナの影響で、
エビの養殖から工業製品まで労働力不足で生産が止まる。
単純に輸入が止まる。
アメリカでの荷揚げが罹患者だけではなく防疫での遅滞が発生。
そこからアメリカでの輸出入が遅れを生じる。
それどころか世界的なコンテナ不足の原因を作る。
貨物船のレートが上がる。
何から何まで値上げに繋がる。
世界中で半製品どころか原材料の輸出入も滞る。
産業は連関するのが基本ですから、
風が吹けば桶屋が儲かる世界なんですね。
逆に風が止まれば桶屋は閑古鳥です。
今すでに巷間での常識となりました半導体不足ですが、
では半導体の供給が十分であればOK?
答えはNO!
前提としては半導体が無ければ製品が完成しない。
それなら他の部品(アッセンブリーパーツ)も作っても仕方が無い。
だから生産調整と称して一旦計画をSTOPにする。
それ以外にも単純な原材料不足がありますので、
なかなか入荷はしないしそんな時は値段がハネ上がる↑
つまり半導体不足が解消しても他の部品の何かが滞れば完成品にはなりません。
それが2022年の初めの状況なんです。
リーマンショック後もそうですが、
今まで経験した不況は、
日にち薬というか時間の先延ばしで何とか景気が回復しました。
今回の深刻さは、
原因が時間ではなく物流の慢性的な滞留という点なんです。
お金を出してもちゃんと買えない。
つまり、当たり前が当たり前で無くなったのです。
今までのように時間を見てそろそろ景気が良くなるだろう、
…なんてパターンはもう通用しません。
さて、どうなるのでしょうか?
知らんけど…。
こんな時は笑顔で乗り切りましょう!
hik






