社員を食い物にしている会社
いろいろな企業とお付き合いをしていると、
社員を食い物にして成り立っている会社に出合うことがあります。
そういうときは、本当に萎えます。
例えば、自社で販売している商品を社員に買わせることで、
高い売上を確保している、なんていう残念なビジネスモデル。
(もちろん表向きのビジネスモデルは違いますが)
そんなことして経営が成り立つの??と思うでしょうが、
要は、こんな感じのカラクリでございます。
まず大量の社員を入社させます。
そして社員には、高い給与を約束する代わりに、高い目標が与えられ、
社員たちはまず家族や親類を頼り、やがて自腹を切るようになり、
ついには立ち行かなくなって退職していきます。
でも常にたくさんの新しい“カモ”が入社してくれるので、
むしろ退職してくれて大歓迎な様相です。
だからその手の会社の定着率はめーっちゃ低いです。
悲しいかな、意外と、大手だったり、上場している場合もあります。
そういう会社の役員とお話しすると、社員がかわいそうで、
かわいそうで、心が痛くなり、バーンと机を叩いて、
あんたら、社員を人間と思ってないでしょ!と叫びたくなります。
でも、大人だから我慢しています。
経営者が大変なのはわかりますが、社員だって、懸命に生きているわけで。
親御さんは、会社にこき使われ、ボロボロにされるために、
その子を生んだわけじゃないはずです。
みんな、親から、家族から、友人から、恋人から、愛されている
かけがえのない一人の人間なんですよ。
まぁ、太古にピラミッドを作った労働者に人権があったかといえば、
そういうわけじゃないけれど。
もう少し幸せな経営があるんじゃないか、と思っちゃうわけですね。
青臭いお話ですみません。。。
とはいえ、会社も慈善事業ではないので、
学校みたいに何でも保障されると考えるのも大間違いですよ。
甘え根性につけこまれている労働者が多い事実もお忘れなく。
社員を食い物にして成り立っている会社に出合うことがあります。
そういうときは、本当に萎えます。
例えば、自社で販売している商品を社員に買わせることで、
高い売上を確保している、なんていう残念なビジネスモデル。
(もちろん表向きのビジネスモデルは違いますが)
そんなことして経営が成り立つの??と思うでしょうが、
要は、こんな感じのカラクリでございます。
まず大量の社員を入社させます。
そして社員には、高い給与を約束する代わりに、高い目標が与えられ、
社員たちはまず家族や親類を頼り、やがて自腹を切るようになり、
ついには立ち行かなくなって退職していきます。
でも常にたくさんの新しい“カモ”が入社してくれるので、
むしろ退職してくれて大歓迎な様相です。
だからその手の会社の定着率はめーっちゃ低いです。
悲しいかな、意外と、大手だったり、上場している場合もあります。
そういう会社の役員とお話しすると、社員がかわいそうで、
かわいそうで、心が痛くなり、バーンと机を叩いて、
あんたら、社員を人間と思ってないでしょ!と叫びたくなります。
でも、大人だから我慢しています。
経営者が大変なのはわかりますが、社員だって、懸命に生きているわけで。
親御さんは、会社にこき使われ、ボロボロにされるために、
その子を生んだわけじゃないはずです。
みんな、親から、家族から、友人から、恋人から、愛されている
かけがえのない一人の人間なんですよ。
まぁ、太古にピラミッドを作った労働者に人権があったかといえば、
そういうわけじゃないけれど。
もう少し幸せな経営があるんじゃないか、と思っちゃうわけですね。
青臭いお話ですみません。。。
とはいえ、会社も慈善事業ではないので、
学校みたいに何でも保障されると考えるのも大間違いですよ。
甘え根性につけこまれている労働者が多い事実もお忘れなく。
上野弁才天
休日は、よく上野弁財天にお参りに行きます。
上野公園は東京随一のパワースポットとして有名ですが、
「パワースポット」なんて言葉が流行する前から、
「ここはなんかいい雰囲気♪」と思って行くようになっていました。
行くと、不思議とよいことがあります。
本当にありがたいことですよね。
祖父が神主だったこともあり、幼少のころからいろいろな
寺社仏閣に行ったことがあります。
自分には霊感なんてものはサラサラないですが、
スポットごとに何か見えない力みたいなものは感じます。
厳格な力、優しい力、悲しい力・・・
自分はあたたかい力を感じるスポットが好きです。

ついでに、少し不思議な話。
東京に毎年初詣に行っている好きな神社があります。
ですが今年は忙しくてなかなか行けませんでした。
ちょっと家からは遠いんですよね。
「行きたいな、行かなきゃな」
そんなことを思いながら、1月も終わりにさしかかったころ。
その神社の近くに住む友人のホームパーティーに招かれる
機会があり、パーティーに行く前に初詣に行こう!と計画を
立てていました。でも、パーティーぎりぎりまで仕事が入り
初詣に行けなくなってしまったんです。
ホームパーティー当日。
友人の家から帰る電車の中で、1枚のおみくじが落ちてました。
周囲に踏まれまくっていたのでしょうか、
すごく汚れてしまっていて、ちょっとおみくじがかわいそうだな、
なんて思い、拾ったんです。
すると、なんと、自分の行きたかった神社のおみくじで、
しかも「大吉」だったんです。
そのおみくじを落とした人には少し申し訳ないですが、
なんだかすごく感謝の心があふれてきました。
そして、思わず、ありがとうございます、とつぶやいてしまいました。
上野公園は東京随一のパワースポットとして有名ですが、
「パワースポット」なんて言葉が流行する前から、
「ここはなんかいい雰囲気♪」と思って行くようになっていました。
行くと、不思議とよいことがあります。
本当にありがたいことですよね。
祖父が神主だったこともあり、幼少のころからいろいろな
寺社仏閣に行ったことがあります。
自分には霊感なんてものはサラサラないですが、
スポットごとに何か見えない力みたいなものは感じます。
厳格な力、優しい力、悲しい力・・・
自分はあたたかい力を感じるスポットが好きです。

ついでに、少し不思議な話。
東京に毎年初詣に行っている好きな神社があります。
ですが今年は忙しくてなかなか行けませんでした。
ちょっと家からは遠いんですよね。
「行きたいな、行かなきゃな」
そんなことを思いながら、1月も終わりにさしかかったころ。
その神社の近くに住む友人のホームパーティーに招かれる
機会があり、パーティーに行く前に初詣に行こう!と計画を
立てていました。でも、パーティーぎりぎりまで仕事が入り
初詣に行けなくなってしまったんです。
ホームパーティー当日。
友人の家から帰る電車の中で、1枚のおみくじが落ちてました。
周囲に踏まれまくっていたのでしょうか、
すごく汚れてしまっていて、ちょっとおみくじがかわいそうだな、
なんて思い、拾ったんです。
すると、なんと、自分の行きたかった神社のおみくじで、
しかも「大吉」だったんです。
そのおみくじを落とした人には少し申し訳ないですが、
なんだかすごく感謝の心があふれてきました。
そして、思わず、ありがとうございます、とつぶやいてしまいました。
右脳コミュニケーションと左脳コミュニケーション
~広告制作の現場で得たノウハウをこっそり公開しちゃいます~
●右脳コミュニケーションと左脳コミュニケーション
コンセプトの骨組みであるターゲットとベネフィットが確定したら、次に広告表現を考えていきます。ここからは本当に人それぞれ、というか、制作者の技(ワザ)です。
とはいっても、表現方法には、大きく2つのパターンがあります。「損得」に訴えかける左脳のコミュニケーションと、「好き嫌い」に訴えかける右脳のコミュニケーションです。前者は、「脅し」が多いですね。例えば、「これを買うとこんなにお得だよ」という訴求は、裏を返せば、「現在のあなたはこんなに損をしてますよ」ということを暗に訴えかけているわけです。現代人は損得勘定で生きている人が多いので、まぁ、効く、効く。しかも前回述べた「ベネフィット」をストレートに打ち出して、ベネフィットに忠実な表現が多いですね。
一方、今回クローズアップしたいのは、後者の右脳のコミュニケーションです。このコミュニケーションのすごいところは、ベネフィットを超越するところでしょう(笑)。好きなものは好き。嫌いなものは嫌い。この好き嫌いの感情は、長所/短所、損/得、利/害の枠組みを超え、非常にパワフルな訴求を生みます。
例えば、1991年よりはじまったNECさんの広告「バザールでござーる」というTVCFをご存知でしょうか?このTVCFでは、かわいいおサルさんが「バザールでござーる」を連呼するのみ。肝心のNECの商品説明など一切ありません。でも、放映された当時、商品はめちゃくちゃ売れました。なぜなら、パソコンのスペックなんてややこしいことを言われるよりも(むしろ消費者は、どのパソコンも大差がないと気づいています)、キャラクターのサルがかわいければ、それでよかったのです。これが「かわいい」を用いた、すなわち「感情重視」である右脳のコミュニケーションの一例です。
ある意味、ロジックを超えた、とても人間らしい(むしろ動物らしい?)、それでいて非常にパワフルな右脳のコミュニケーション。多くのコピーライターは、この神の領域に憧れ、目指します。しかし、この領域の表現は、制作者の「感性」「熟練の技(ワザ)」「人間力」が肝となりますので、中途半端なチカラしかないのにやってしまうと大失敗します。一見それっぽい表現ですが、まったく意味不明な“クソ”みたいな作品、あるいは逆に「嫌い」な感情を刺激するような作品として終わってしまうこともある諸刃の剣でございます。事実、神の域に到達できず、失墜して“クソ”に堕ちた作品が世にあふれています。それを「応援すべきチャレンジ精神の賜物」と見るのか、「単なる広告フィー泥棒」と見るのか、は評価が分かれるところでしょう。
●右脳コミュニケーションと左脳コミュニケーション
コンセプトの骨組みであるターゲットとベネフィットが確定したら、次に広告表現を考えていきます。ここからは本当に人それぞれ、というか、制作者の技(ワザ)です。
とはいっても、表現方法には、大きく2つのパターンがあります。「損得」に訴えかける左脳のコミュニケーションと、「好き嫌い」に訴えかける右脳のコミュニケーションです。前者は、「脅し」が多いですね。例えば、「これを買うとこんなにお得だよ」という訴求は、裏を返せば、「現在のあなたはこんなに損をしてますよ」ということを暗に訴えかけているわけです。現代人は損得勘定で生きている人が多いので、まぁ、効く、効く。しかも前回述べた「ベネフィット」をストレートに打ち出して、ベネフィットに忠実な表現が多いですね。
一方、今回クローズアップしたいのは、後者の右脳のコミュニケーションです。このコミュニケーションのすごいところは、ベネフィットを超越するところでしょう(笑)。好きなものは好き。嫌いなものは嫌い。この好き嫌いの感情は、長所/短所、損/得、利/害の枠組みを超え、非常にパワフルな訴求を生みます。
例えば、1991年よりはじまったNECさんの広告「バザールでござーる」というTVCFをご存知でしょうか?このTVCFでは、かわいいおサルさんが「バザールでござーる」を連呼するのみ。肝心のNECの商品説明など一切ありません。でも、放映された当時、商品はめちゃくちゃ売れました。なぜなら、パソコンのスペックなんてややこしいことを言われるよりも(むしろ消費者は、どのパソコンも大差がないと気づいています)、キャラクターのサルがかわいければ、それでよかったのです。これが「かわいい」を用いた、すなわち「感情重視」である右脳のコミュニケーションの一例です。
ある意味、ロジックを超えた、とても人間らしい(むしろ動物らしい?)、それでいて非常にパワフルな右脳のコミュニケーション。多くのコピーライターは、この神の領域に憧れ、目指します。しかし、この領域の表現は、制作者の「感性」「熟練の技(ワザ)」「人間力」が肝となりますので、中途半端なチカラしかないのにやってしまうと大失敗します。一見それっぽい表現ですが、まったく意味不明な“クソ”みたいな作品、あるいは逆に「嫌い」な感情を刺激するような作品として終わってしまうこともある諸刃の剣でございます。事実、神の域に到達できず、失墜して“クソ”に堕ちた作品が世にあふれています。それを「応援すべきチャレンジ精神の賜物」と見るのか、「単なる広告フィー泥棒」と見るのか、は評価が分かれるところでしょう。