モラルハラスメント被害
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士 
東京よつ葉法務オフィス
行政書士のちえぼぅです
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ある日友人と食事をしていたレストランで、
近くの席から
「あぁ～あぁ～あぁ～
何やってるんだお前は～」
と言う大きな声が聞こえてきました。
それは怒っているような、反面相手をあざ笑って
いるかの様な口調でした。
自然、他のお客と同じように、私もその席に注目
しました。
どうやら家族で食事に来ていて、妻が少し
お料理をお皿からこぼしてしまったみたいです。
「。。。たったそれだけの事で
」
思わずそう思いました。
食事中にちょっとお料理やソースをこぼしてしまうなんて、
誰にでもある事だと思います。
そんな、
「ほんの些細な」
失敗を、さも大げさに、レストラン中の人間に伝える様に
アピールする必要があるのでしょうか
「この人、みなりは立派だけどきっとモラハラだな」
と、私の中で断定してあげました（笑
モラハラ夫は妻を大勢の前で、あえて笑いものに
する事があります。
ほんの些細な失敗を、さも大事の様に扱います。
当然、自分が同じ失敗をした時はお咎め無しです。
モラハラ夫にとって、自分が他より優れている事、
そして他の人間からも「優れた人」として扱われる事が
とても重要なのです。
ですが、その「優れた人」と言う評価を受ける為に
努力する事はしません。
それよりも日ごろから、
「妻（被害者）をけなす事で、自分が優位に立つ」
方法を使います。
ほんの些細な失敗でさえ
「こんな失敗をするなんて、お前はどうしようもない奴だ。」
と妻に思い込ませる材料に使います。
また、人前でこき下ろされる事は妻の自尊心を傷付けます。
悲しみを与える事もできます。
モラハラ夫にとって、妻を人前で嘲弄する事は
・自分を優位に立たせ
・妻に至らなさを自覚させ
・妻の自尊心を傷つけ
・妻に悲しみという攻撃を与える
非常に効率的な方法なのです。
こんな効率的な方法、止めるわけがありません。
では、今度人前で笑いものにされたら
どうしたら良いでしょう
答えは。。
毅然としていてください
今は、ただそれだけで良いです。
例えば冒頭のレストランでの出来事、私なら
「レストランでそんな大きな声を出すのは
マナー違反よ。」
と指摘します。
食事で最も大切なマナーは
・おいしく楽しく食べること
・雰囲気を壊さないこと
・他のお客のテーブルを邪魔しない事
だと思っていますが、冒頭のモラハラ夫（私が勝手に認定）は
上記の3つ全てに違反しています。
けれど、モラハラ被害者の妻が突然言葉に出して
この様な指摘をする事はハードルが高いと思います。
そんな時は、心の中で思っているだけでも良いです。
「大声上げるなんてみっともないまねをしてまで私を
こき下ろしたいなんて、本当にバカな人。
反対に自分が笑われている事に早く気付けっ！」
そう思って心の中でベーッと舌を出して下さい。
モラハラの攻撃から、一線を画して下さい。
まずは自分の心を守ること。
バリアを張って、自分と子どもを攻撃にさらさない事。
これから脱出をするためにも、まずはあなたが
心身共に健康でなくては始まりません。
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