研修旅行で次男が不在の間に、次男の部屋を掃除しました。
研修旅行の準備をした際に、次男自身も部屋を掃除していたので、それほど片付けるところはありませんでした。
ただ、ベッドの周りなどは次男がいるとなかなか掃除できないので、
「今のうちにやっておこう」
と思い、久しぶりにゆっくり次男の部屋に入りました。
脱出したばかりの頃は、まだ部屋も整っていなくて、床にとりあえず置かれていたものもたくさんありました。
それが今では、次男なりに少しずつレイアウトされていました。
好きなものや趣味のものも少しずつ増えていて、
「ここがちゃんと次男の部屋になってきたんだな」
と思いました。
今の生活を始めてから、私は次男に、
「今はできるだけ最低限のもので生活しようね」
と伝えています。
生活を一から立て直している途中なので、以前と同じように何でも買ってあげられるわけではありません。
もちろん、必要以上に我慢させたくはないので、あまり強く抑えつけないようにもしています。
次男も今の状況を理解してくれているように感じています。
そんなことを考えながら掃除をして、
ふと次男のベッドを見た時でした。
「この子は、私についてきたことを後悔していないだろうか……」
そんなことが頭に浮かびました。
そう思った瞬間、自然と涙が出てきました。
次男は、今の生活について不満を口にすることはありません。
欲しいものがあっても、今の状況を考えて何も言わずにいることもあるのかもしれない。
私が気づいていないところで、我慢していることもあるのかもしれない。
そう考えると、
「これで良かったのかな」
「次男は本当はどう思っているんだろう」
いろいろな気持ちが込み上げてきました。
でも、それはあくまで私が感じていること。
次男の本当の気持ちを、私が勝手に決めつけることはしたくありません。
今までと同じように、次男が話したい時には話を聞いて、必要な時には手を差し伸べられる距離で見守っていきたいと思っています。
そして、次男が私との生活を選んでくれたことで、私は今、次男の成長をすぐそばで見ることができています。
朝、
「行ってきます」
と学校へ出かけていく姿。
友達と遊びに行く姿。
家に帰ってきて、自分の部屋で好きなことをしている姿。
そんな何気ない日常をそばで見られることが、今の私にはとても幸せです。
正直、生活にはまだ余裕がありません。
子どもたちにしてあげたいと思っても、今はできないこともあります。
そのたびに申し訳なく思うこともあります。
でも、今の私にできることは、
「してあげられないこと」を数え続けることではなく、今ある生活を少しずつ良くしていくことなのだと思います。
次男の部屋に好きなものが少しずつ増えて、
「ここが自分の部屋だ」
と思える場所になっていくように。
そして、この家が次男にとって、
誰かの機嫌を気にすることなく、安心して帰ってこられる場所であり続けるように。
今はまだ、生活を立て直している途中です。
それでも、いつか次男が今の生活を振り返った時、
「あの時、この生活を選んで良かった」
そう思ってくれたら嬉しい。
次男のいない静かな部屋でベッドを見ながら、
もっと頑張ろう。
少しずつでも、子どもたちが安心して自分のやりたいことを選べる生活を作っていこう。
そう思いました。