11月の般若心経オンライン講座⋆より。
(⋆心経のお話をする真紀さんとともに(私は書を担当)毎月1回・1年かけて般若心経全文を書き上げる講座です)
いよいよ、テキストを使ったなぞり書き講座の最終回。
今までお預けになっていた、あの「悟りをひらく般若心経の智慧の呪文」を
書く時がやってきました。
今月のなぞり書き講座の範囲は
*
掲諦掲諦 波羅掲諦
(ぎゃていぎゃてい はらぎゃてい)
波羅僧掲諦 菩提薩姿訶
(はらそうぎゃてい ぼうぢそわか)
般若心経
(はんにゃしんぎょう)
*
『行こう、行こう、悟りの世界へ行こう
みんなで一緒に悟りの世界へ行きましょう。
最高の智慧を説くお経 般若心経』
(テキスト訳より)
*
この呪文、ご真言というものは、
ことばと発音そのものに霊験が宿っている、秘密のことばなので
とても訳せるようなものではない、とか
訳すと効力が失われてしまう、と いわれています。
なので、ここは’あえて訳すとしたら・・’という注釈つきの訳文です。
ん?
たしかこの、ご真言こそが
「一切の苦しみを取り除き、真実で虚しいところがなくなる呪文」
と聞いていたけれど、なんだか結局よくわからない気もします。。
ことばそのものに霊験が宿るので、唱えたり書いたり祈ったりすることで
人の力を超えた不思議な効果が得られる ということが
この神髄であるのならば。
まずは、ただそのこころを信じて行うことから始めましょうか
掲諦掲諦 波羅掲諦
(ぎゃていぎゃてい はらぎゃてい)
波羅僧掲諦 菩提薩姿訶
(はらそうぎゃてい ぼうぢそわか)
般若心経
(はんにゃしんぎょう)
今月は、今まで以上に
一文字に、一点に、一画に、心を置いて
丁寧に 書く。
そんな時間になりました。
最後の一節は、般若心経。
*
昨年11月から始め、ちょうど1年の第2期 般若心経講座。
最後の一節まで書き終え、それぞれ感想をいただきました。
◆文字を書くことに親しめた。
◆集中して書くことの難しさと、呼吸が大事だときづいた。
◆最後の一節「般若心経」は心してとくに丁寧に書けた。最後と思うと感慨深い。
◆文字をゆっくり、じっくり、丁寧に書くことが普段なかったことに気づいた。
◆一筆づつ丁寧に書くだけで、深まりや気づきがあった。
◆書いても心静まらず葛藤する時もあったが、続けたことが支えになった。
◆間の取り方が文字を書く時にも大切なんだなと気づいた。
◆文字を書くことも、生活もすべて、もっと丁寧にできたらいいなと思った
◆もっと練習したほうがよかったな、今後への課題
丁寧に書くことについては、私が空中に書く様子を見て違いを感じた、との声もあり
アナログなレクチャーながら、そんなふうに感じていただけたことを嬉しく思いました。
私は、2年目の心経講座で1年目よりは、
日常の中で「あぁ、この感じが心経のなかの一節と重なるな」と
思うことも何度かあり、その変化が嬉しかったです。
それから、講座の時間の中では
オンライン越しに皆の意識、息遣いを感じられたり
とてもあたたかく、清々しい空間のつながりを感じられました。
時々、写経の文字を書いてみての感想や質問も伺うのですが
皆それぞれに視点が鋭く、なるほどなぁ・・・と思ったり
正直な声に思わず笑ってしまうこともあったり。
皆の誠実で真摯な姿勢に、いつもありがたい気持ちになりました。
そして、般若心経のこと仏法のこと、書についても
大好きで、常に学びを深めている真紀さん。
講座後の時間までも、色々と話し合っていて、気づくと夜も深まる時も多々・・
相談したりアイデアをいただいたりと、ほんとにありがとうございました。
さて。
第3期の般若心経オンライン講座は、今月24日から始まります。
基本は、第2木曜 夜20時半~
3期は、楷書体・写経体も学べる内容にしています。
詳細★は、このあとに。^^
22.11.14&15 Fumiko's gardenより
*ご案内*
生きている人のためのお経 般若心経 ~
第3期 オンライン般若心経講座が11月24日から始まります。
第3期は、楷書体・写経体も学ぶことができます。
ご興味おありの方は、ぜひ。
詳細FBページこちら⇒ ★
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2023年もzoomで開催☆
第三期 筆ペンで気軽に始める「心静まるなぞり書き般若心経」
開催日 初回 2022年11月24日(木)
時 間 20:30〜22:10
参加費 4500円
定 員 8名
講 師 書:墨照庭 柴田直子 心経:清原真紀
特 典 般若心経テキストと筆ペン・希望者への添削(月1回)・塗香
ゆっくりと一年かけて般若心経に親しむ講座です。
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・講座の前半は、般若心経のお話を聞く時間。(その日書く箇所を中心に)
心経のお話担当の、清原真紀さんは
子どもの頃から仏陀や空海さんと親しんでこられて
(同時代に生きていたのでは?と思うほどに)
仏法が身近な生活と結びついている方です。
・心経のお話のあとは、その日の範囲のなぞり書きをします。
書の担当は、わたし 墨照庭。
文字の書き方が伝わるように、お見せし説明します。
書く時間はゆったり取ります。
なぞり書き中心のテキストを使いますので、どなたでも取り組みやすいです。
※オンライン講座なので、画面の向こうで皆さんがどんな文字を書いているのか
すぐにはわかりませんが、ご希望の方には月1回添削をします。(通信)
月に一度、オンライン越しに会って、時空間を共有し
自分の手で書く般若心経の一文字(ひともじ)一文字を通して
感じられることがあります。
(8) 第三期「心静まるなぞり書き般若心経」 | Facebook
または、メール naoshiyou@gmail.com