英語についていろいろ書こうとか言って全く更新せず2年以上たってしまいました。

こんなにダメ人間でどうするんでしょう、私…。

 

もともとは英語育児ブログだったので、子どもがちょうど節目に来ているのでちょっとしたご報告をと思ってこちらのブログに戻ってきました。

(普段はアイシングクッキーのブログのほうを頻繁に更新しております)

 

上の子高3、下の子高1になりました。

上の子は大学受験生で、今日ですべての試験が終わりました。(私大文系受験です)

国際系学部、外国語系を受験しています。

今のところいい感じで合格も出ていますが、来週本命の結果がわかります。

結果がわかるまであとしばらくモヤモヤいたします…。

 

下の子は絶対また落ちたと言っていましたが、今回初めて英検1級1次試験に合格しました。

あまりにも確信していたため、結果もしばらく見ていなくて、合格がわかったのはつい先日でした。

なのにもう今週末2次試験…大丈夫か…。

大学受験はまだ先ですが、私立理系にしたいそうで。

うちはふたりとも私立で費用が恐ろしいです。

しかも国際系は文系でも学費高めですもんね。

 

上の子は中2で英検1級に合格していて、ネイティブの会話力には程遠いものの一応英語が得意なので総合型選抜での受験も少し考えたのですが、高2半ばの段階で、特にこれから勉強したいことがわからない、総合型選抜の対策もなんだかめんどくさい…ということで一般入試に絞ることにしました。

また、総合型で不合格だと一般入試に向けてさらに頑張るメンタルが持たない、かといって総合型で大学のレベルを下げたくないということも言っていました。(何をどう勉強したいかはよくわからないが偏差値の高い大学に行っときたいという、日本人的な我が子です)

ということで、一般入試で大学受験することとなりました。

ちなみに、英検1級なら総合型でどこでも入れるね!みたいなことを言う人がいるのですが、少なくとも「どこでも」は入れないので、興味のある方はよく調べてみてください…。

 

小さい頃から家で英語を教えることに関しては今も賛否両論ですが、うちに関しては特にデメリットはなかったかなあと思っています。(ここが今回ブログに戻ってきて最も書きたかったところです)

ふたりとも普通に育っています。

バイリンガル育児で目にするいわゆる「成功した」お子さんは知的で意識も高くて、当然親御さんも熱心だったりするのですが、うちは親も子もゆるいです。

子どもたちはニュースや社会問題などおかまいなしで、KPOPやアニメやおしゃれなどに夢中になっております。

ゆるい親子でも、小さい頃からの英語のアドバンテージを生かしながら、楽しくそれなりに成長できている例もありますよ、ということがお伝えできればと思いました。

 

英語の力は大学受験のためだけのものではないのですが、正直なところ「受験のために英語はほとんど勉強しなくてもいい」という状態になっていることは受験にかなり有利であるとは実感しました。

特に文系で英語の配点が高めならより有利です。

その点下の子は理系なのであまりアドバンテージがないかもしれません。

 

また、文系でも理系でも英語の資格に関しては、英検1級といったレベルが役立つ入試は意外と少ないです。

準1級なら満点扱いになったりする試験が多くて、そうなるとそれ以上英語ができても差がつかないので、むしろ英語が得意な子にとっては不利になってしまいます。

 

うちの子たちは英語は帰国生クラスに入っているので帰国生の進学情報なども入ってきますが、うちの学校(自称?~中堅進学校ですかね)では帰国生は一般生と比べると比較的進学実績がいいです。

英語ができるとその分ほかの教科の勉強に時間がかけやすくかったり、帰国生の親御さんは教育熱心でお子さんの地頭がよかったりなのかなあと推測しています。

Amazon Primeのシネフィルwowowプラスで映画『デタッチメント 優しい無関心』 (2011、原題:Detachment)を観ました。

(イギリスのドラマ『刑事モース』が見たかったためシネフィルの無料お試しに登録して無事『モース』を見終わったものの登録解除するのを忘れてしまい、もったいないのでいろいろ見ようと思っているところです)

 

 

 

 

主演は『戦場のピアニスト』でおなじみのエイドリアン・ブロディです。

最近では『グランド・ブダペスト・ホテル』あたりで見たことがある方も多いのでは。

 

『デタッチメント』ですが、アメリカの公立高校に臨時教師が赴任して…という話です。

良くないエリアの荒れた学校で、学級崩壊していて授業どころじゃない感じ。

そんなところにエイドリアン・ブロディ演じる英語の先生がやってきます。

 

全く熱血教師風ではないけれど、最初の授業でみんなのライティング力を見るためということで「自分が死んだときの友人や両親からのメッセージ」を書かせ、今までの先生とちょっと違った感じで生徒の心をつかみ始めます。

 

そんな先生が熱くなって語っている一場面の英語を紹介したいと思います。

ちょうどそのシーンを切り取ったビデオがYouTubeにありました。

 

https://youtu.be/ZHSycWF3uU4

 

 

 

私たちはいつのまにかdoublethink(二重思考)するようになっていないか。

(先生はdoublethinkをto deliberately believe in lies while knowing they're false「違うとわかっていてわざと噓を信じること」と説明していますが、これはつまり2つの相容れない、矛盾する事柄を信じることですね)

絶えずどこででも(ubiquitous)イメージが与えられ続け、それが人間を同化し(assimilate)崩壊させる。

marketing holocaustと言っています。

 

だからこそ、先生は「読書の必要性がある」と説きます。

 

We must learn to read to stimulate our own imagination, to cultivate our own consciousness, our own belief systems. We all need these skills to defend, to preserve our minds.

私たちは想像力、意識、思考体系を高めるために本を読まなければならない。自分の心を守るために、私たちはみな読書の技術が必要なんだ。

 

子どもに「スマホやゲームばかりやってないで本でも読みなさい!」とつい言いたくなりますが、どうして本を読まなきゃいけないのかと考えたとき、「自分の心を守るため」という答えを私は考えたことがありませんでした…。

 

読書をするのは知識や知性を身につけるため、自分が知っているのと違う世界観を見るため、違う人生を仮想体験するため、等々いろいろあるでしょう。

でも、今のこの時代にあって「心を守るため」の読書の技術というのを中高生あたりに伝えることは結構重要なのではないかしらと思うのでした。

 

ちなみにこの映画ではエイドリアン・ブロディのイケメン感があまり出ていないですが、長身でかっこいいですね!

下がり眉がたまらないです。

 

(画像お借りしました)

 

子どもたちが幼児のころに始めたこのブログですが、子どもたちの成長とともに子どもたちの英語学習に関する私のコミットメントと言いますか、関与する割合もかなり減ってきました。

特にふたりとも中高生になった今は、一応学校で英語は勉強してきますし(帰国生的なクラスに入っています)、親としては週1の趣味的に続けているオンラインクラスを予約しておくことと、英語の本も読めば?!とときどき言うことくらいしかできてません…。

 

英語についてあんまり熱心さのないふたりですが、それでも上の子は中2で英検1級に合格し、また下の子も昨年中1で準1級に合格しました。

(英検は英語力の一部を図るものでしかないのですが)

英語の読書スピード、会話力などはとうの昔に自分がいちばんダメな人になっているわけですが、もうすぐ語彙力やらライティング力も下の子に追い抜かれてしまう…。

そこで、子どもの成長を喜ぶだけではなく自分ももう少し成長しよう!という決意のもと、ブログも内容を改めて再出発することとしました。

 

ここ数年NetflixやAmazon Primeで大量に海外ドラマや映画を見るようになりました。

英語の勉強にもなるし~と自分に言い訳してただダラダラと見ているわけですが、少なくとも視聴したものについて何かしら書き留めるほうが学習効果もあるであろう、ということで今後ブログを利用していこうと思います。

 

今現在見ている海外ドラマもあるのですが、まだ学習しようという気持ちで見ていないため書けることがありません。

ということで、今日は今読んでいる洋書について書いておきます。

 

 

 

 

日本語訳も出ていてベストセラー本なのでご存じの方も多いと思います。

子どもたちの読み終わった洋書をメルカリで処分したお金の一部で、メルカリで買いました。

私も読んでみたかったし、上の子あたりにも読んでほしいなということで…。

 

ファクトフルネスとは――データや事実にもとづき、世界を読み解く習慣。賢い人ほどとらわれる10の思い込みから解放されれば、癒され、世界を正しく見るスキルが身につく。
世界を正しく見る、誰もが身につけておくべき習慣でありスキル、「ファクトフルネス」を解説しよう。

(Amazon.comより)

 

ええー!そうなの!!というような内容が満載と期待するとちょっと違うような気がします。

(実はまだ半分くらいしか読んでいません)

しかし、確かに自分が思い込みではなく常にファクトを見て物事を判断しているのかというどうだろう? と考えるきっかけになる本にはなりそうです。

英語はとっても読みやすく、英語が得意な高校生くらいなら普通に読めると思います。

(しかし、本1冊を丸々英語で読もうという高校生はなかなかいないかな)

 

夫がオーストラリア人なので私たち家族はつい最近までは毎年1か月ほどオーストラリアへ行き、また義両親も年に2回日本に来ていました。

海外事情に詳しくない日本の人たちは、「オーストラリアって物価が安いでしょう」「大きな家も安く買えるでしょう」と言いますが、これもまったくの思い込みです。

物価は一部の食料品を除いてすべて日本のほうが安いと思います。

また、義両親によると、友人などから「毎年日本に行くなんてすごいわね、日本って物価が高いんでしょう?」と言われるそう。

 
「日本は経済大国。生活が豊か。日本すごい! 少なくともアジアナンバー1!」と思い込んでいる人はもはやあんまりいないかもしれないですけど、具体的なファクトを知って、将来を見据えていくことは大事ですよね。

 

3月以来久々のブログ更新です。

子どもたちは高1と中2になりました。

(ふたりとも同じ私立の中高一貫校に通っていて、英語は帰国やインターの子などを中心とした取り出しクラスに入っています)

 

上の子は高校生になって、英語の取り出し授業は週に3時間だけになり、残り3時間は日本人の先生との文法的なことを中心とした授業になりました。

(中学までは5-6時間がネイティブとの授業、週に1-2時間が日本人の先生との文法です)

 

上の子も一応中学で文法の授業はやってきたはずなのですが、まじめにやっていないし覚えようという気もないのでいまだに「不定詞って何」といった感じです。

学校での教え方に疑問を持つ部分も少なくはないですが、割り切って頭に入れとくべきことを入れるしかないなと思います。

(たとえば、助動詞の使い分けなんかはわかったようでよくわからない説明しかなくて、教えるほうも生徒もきちんと理解できてないんじゃないかという感じがします…)

 

下の子の英語の取り出しクラスは、上の子のときと違って全体の人数も多く英語が日本語と同等にできる子もかなりいて、ちょっと居づらい感があるようです。

(上の子も下の子も、日本語がしゃべれるとわかっている人と英語でしゃべろうというほど英語が流暢ではありません)

まあそのあたりの居づらさにも耐えながら、頑張ってほしいなと思います。

 

オンラインレッスンも、今も同じ先生と週1で続けています。

学校では結局そんなに英語を話す機会がないようなので、これからもできる限り続けていく予定です。

定期テスト前はお休みしたりするので、ほんとうなら週2回にしてもいいくらいなのですが、とりあえず来月からは週1、週2を隔週でいれることにしました。

 

 

上の子は中学生になるまではかなり読書家でしたが、以降さっぱり読まなくなってしまいました。

一方下の子は6年生の後半くらいにハリポタを読み終えたあたりからどんどん読むようになりました(特に学校がオンライン授業だった6月前半あたりまで)。

 

4月から、Twilghtシリーズ4冊、Stephen KingのMisery、Throne of Glassシリーズ2冊くらいかな?

日本語も英語も読めるようになるのにかなり苦労したし、読めるようになってからもこっそり音読しながら読んでいたのでスピードも遅かったけれど、いつの間にか速く、たくさん読めるようになりました。

これ読めば、あれ読めば、としつこく勧め続けてよかったです。


来月は子どもたちの部屋を別々にするためのリフォームをします。

そのため古い洋書やDVDなどを処分中。

整理していると思い出がよみがえって感慨深いです。

念のため子どもたちの意向も聞いて処分しています。

Roald Dahl全作、Wimpy Kidシリーズ、ハリポタシリーズ、Darren Shanシリーズ、Twilightシリーズ、~story treehouseシリーズなどは取っておきたいそうです。

あと私の気に入っている絵本なども多少取っておいています。

そんなわけでなかなか物が減りませんが…。

 

読み終えた本はメルカリで順に処分していて、今は小学高学年以上~ヤングアダルト的なものとDVDを出品中です。

ご興味のある方、ご覧いただけましたら幸いです。

 

https://www.mercari.com/jp/u/945155560/

 

  

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ちょっと古い話題になってしまいましたが、中1、中3の子どもたちの英検2次試験はともに合格していました。

帰国子女の子や、家庭で小さい頃から英語をやっている子などは、1次よりも2次試験のほうがハードルが低いんじゃないかと思います。
しかしうちの子たちはあんまりしゃべり慣れていないので、オンラインの先生と結構面接の練習もしました。

特に1級となるとテーマが難しいので、しゃべれそうなテーマがないと頭が真っ白になっちゃうかもしれないし、2分のスピーチってのもある程度どんな長さかわかっておくほうがいいですからね…
でも、上の子は昨年すでに1級に合格していたので、今年はちょっと余裕があったかも。

上の子は、発音の得点が満点でした。
アメリカ人ぽくもオーストラリア人ぽくもイギリス人ぽくもない発音で、滑舌もけしてよくないほうですが、キッチリわかる発音ならいいのでしょうね。

下の子はスピーチは満点でしたが、そのあとの質疑応答の部分の点数がイマイチでした。
トンチンカンなことでも答えちゃったんでしょうか…。

まあ、なんでもいいか。


春休み、下の子は宿題もあり、また家にまだ読んでない本がたくさんあるのですが、上の子は高校に上がるからか宿題がないので、せめて本くらいはたくさん読んでほしいと思っています。
もらった本で読んでないものが結構あるのですが、みんなファンタジー系なので、母の勝手な希望により、文学やノンフィクションに親しんでもらおうとこの2冊を購入しました。

Lord of the FliesLord of the Flies
1,165円
Amazon

これは私が高校生のとき日本語で読んで衝撃を受けた本です。
作者はノーベル文学賞を受賞しています。



ノンフィクションに詳しい方に勧めていただいた本です。
時期的にも考えるところが多そうな内容です。

これらの本を読む前に、今読んでいる本を早く読み終わってほしい…



クリスマスに親戚にもらったものかな?

下の子は、学校が休みになってから、以前上の子が読んでいたこちらのシリーズを読んでいます。
すでに3冊めです。

大学生の女の子が主人公で結構お姉さんぽい内容かもしれないけど、こんなものを下の子も読んでいるというのが感慨深い…