今日は「漢方薬の飲み方」
について再度見直していきます。
こちらの記事で取り上げた内容、
この記事で取り上げたお薬
名前に「○○湯」とついたものばかりだったので、
後日ご質問を頂きました。
「○○散とか○○丸なんて名前のものも同じ飲み方ですか?」
なるほど!
そうですね、迷いますよね。
説明が足りてませんでした、すみません・・・
改めて効果的な漢方薬の飲み方をご紹介していきます!
○○湯
「○○湯」 これは一番よく使用されている処方ですね。
生薬を水からコトコト煎じたお薬のことです。(○○飲というのも同じ)
本来の生薬って植物の根だったり実だったり・・・
結構かさばります。
上海中医薬大学での写真をお見せしちゃいます!
1枚目は薬局で薬を受け取る方々です。
左から3番目のお父さんの足下にあるものは受け取った生薬です。
ゴミじゃありません!
2枚目、このお姉さんが手に持っている物も
ゴミじゃありません!
生薬です。
皆さんこうやって処方された生薬を自宅で煎じているんですね。
日本では「エキス剤」がポピュラーなので、
こうした光景は見かけないですよね。
エキス剤は煎じ薬の水分をとばしたものになります。
生薬を煮出して飲むのがドリップコーヒー
エキス剤を溶かして飲むのがインスタントコーヒー
などと例えられています。
この例え。わかりやすくないですか?
○○散
生薬を刻んで細かくし、粉末状にしたものです。
水での抽出に向いていない成分が入っています。
ものによっては
温めた酒で飲むとか重湯に入れて飲む
などの飲み方がありますが、
一般的に
さくっと白湯で飲んでオッケーなお薬です。
「○○湯」のようにお湯に溶かさなくても大丈夫です。
○○丸
その名のとおり丸薬です。
散剤を水分を飛ばした蜂蜜で固めたものになります。
「丸薬」についてはなめたり、咬んだりして服用することもあります。
こちらの写真は牛黄清心丸を半分したもの。
食感は柔らかいキャラメルくらいかな?
まさに舐めたり咬んだりしやすい固さに仕上がっています。
とはいえ、
このタイプはあまり日本では処方されず・・・
瓶にはいって売っているものは白湯や水で服用するよう書かれています。
なので、
お湯にとかして飲む必要はないですよ
まとめ
さて、いかがでしたでしょう。
漢方の飲み方の解説、
結論として、
「湯」のついたものはお湯に溶かして飲みましょう
というお話でした。
「桔梗湯」はガラガラごっくん忘れずにね
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