東京日本橋にある鍼灸治療室クリスタ、院長のかとうようこです。
更年期の症状って様々ですけど、
色々ドライになりがちな世代...
乾燥っていうと、お肌のイメージがつよいけど、
実はもっと深刻な事態も起こったりします。
それは
【粘膜の弱り】
粘膜系のトラブルからおきた
デリケートゾーンの痛みについて前回とりあげました。
今日はよりディープなお話を。
「せんせい！おしっこが出なくなりましたどうしたらいい？」
あるときこんな電話がかかってきました。
もちろん実話です。
よう子せんせい！おしっこがちゃんとでなくなってくるしいです...
ツボとかなんかありませんか？病院はいったほうがいい？
と、矢継ぎ早の質問が。
え？！いつから？まず下腹部を押して膀胱圧迫してみて！え？！しみて痛い？
痛いです、出したいけど痛すぎます。
このままいったら膀胱が破裂しそうです
それは婦人科にかけこんでおしっこだしてもらって！
電話を切った後、
即、婦人科にかけこんで導尿してもらったそうです。
※導尿とは～膀胱からカテーテルをつかっておしっこを外に出すこと
このトラブル、
もともと排尿するときちょっと陰部が痛いな、しみるな....
それを放置していて陰部に癒着が起きたことでの排尿困難でした。
（詳しい話はまた今度）
【デリケートゾーンケア】の認識をちょっと変えてみよう
粘膜や筋肉に柔軟性がなくなる...
そこでおきるトラブルは、
性的なことばかり強調されていますが、
それだけでなく、
【排尿困難】
【排便困難】
なども引き起こす可能性もあるのです。
デリケートゾーンケアの話をすると、
「私関係ないもん！」って
明るく拒絶されたりする
でもね、
女性器と泌尿器のご近所トラブルの話をすると、
皆さん真顔になり、めちゃくちゃ納得していただけます。
カラダのケアは今日からでも
潤うってものすごく大事。
そして、潤いってなるとまず必要なのは食材です。
カラダからのケアは食からはじまる。
ちょっとリアルな話題でしたがドキッとされた方も多いかも。
自分自身が苦痛にならないように先手をうつこと。
いつからでも遅くない。
気がついたときからケア始めておきましょう。
そうそう！
鍼灸院って「○○専門」でやってらっしゃるところ以外、
「科」がないから
本当に多種多様な症例をみる場所なのです。
次回も更年期のリアルトラブル事例をご紹介していきます。
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