鴉ノ眼 -250ページ目

永江 本さつま

先日、室町へ行ったときにたまたま「永江 本さつま」が置いてあったので見せていただきました。

本さつまとは薩摩絣とか綿薩摩とも呼ばれる東郷織物さんの夏物木綿絣です。
その中でも、手織りのものは木綿の織物では最高峰の技術を使った究極の木綿織物です。

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どれも手織りの逸品ばかりで、本さつまの中でも特別なものばかり。
亀甲と蚊絣を巧みに使い分け、柄を出してます。

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亀甲の数でいうと160亀甲。
参考までにお値段をお聞きしたのですが、やはり・・・・

こんな高価な亀甲でなくていいので、いつの日か欲しいものです。

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きものレンタル考察

本日、大丸京都店に「長沼●きものひととき」がオープンしました。
京都へ観光に来た人が百貨店へ立ち寄って素敵な着物に着付けをしてもらって街を散策なんて良さそうですね。(^_^)b

もっとも京都は着物レンタルというだけなら数多のお店があることでしょう。
ただ、残念なことにレンタルには化繊の着物を使っているところが大半で、帯も半幅とかなので街で見かけても京都の人なのか、観光客でレンタルで着ているのかすぐにわかってしまいます。

けど、こういった本格志向のレンタル店では正絹(たぶん・・)でしょうし、帯もそれなりなものだと思います。
そのうえ着付けは元々本業ですから当然きちんとした着こなしなのでしょうね。

私が感心したのは、着付けを教える学校というと本来は着付師になるために行くはずなのに自身が着られるようになるために行くケースが多いと思います。

要はお太鼓結びなど本来着付けをしてもらうのが前提の着方を自身で着られるように教えるのではなく、こういった店舗で「着付けをサービスとして提供する」という点です。

こういった流れはそれはそれでいいと思います。

元々日本では着物が普通の衣服でしたが、戦後くらいから着物の格とか着付けなどで敷居が高くなってしまったと思うのです。
ならば、自身で着て楽しむ人もいて、こういったお店で本格的な着物を着るときのみ着付けまでしてもらうというのも選択肢の一つとなるのですから、業界としては良いのではないでしょうか。

町家カフェ

樫原廃寺の後は散策がてら近所の旧山陰街道沿いにある喫茶店へ。

町家カフェ「ちゃーみーちゃっと」さんです。

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建物は築120年だそうです。

コーヒーは注文をしてから1杯ずつ豆を挽くところから始まります。
なので、少し時間はかかりますが、最近よくあるマシンで入れたコーヒー等とは明らかに香りも苦みも違います。
昔の喫茶店のコーヒーの味とでもいうのでしょうかね。

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抹茶のチーズケーキも美味しかったですよ。(^_^)b

けど、こうしてコーヒーの美味しい喫茶店で一服してるとほんとに一服したくなります。
こういう場所だと何も考えて無くても煙草が吸いたくなるのは無条件反応なのでしょうか?(-.-;)y-゜゜