侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!
見てきました。
出遅れたせいでパンフレット買い逃しましたorz。
むしろ、昨年度のイベント限定品だったボンパーソウルが売店に並んでいたことに吹く。いや、ゴーオンの炎神ソウル対応商品持ってないし買わなかったですけど(汗)
以下、感想。重度ネタバレありなんで、反転処理!
前情報でもちらほら聞こえてきましたが、結構スケジュールが厳しかったのか全員そろったシーンが少なくて残念。
先輩戦隊が現役戦隊の基地にお邪魔して「わーすげー」とか言うのが毎度のVSのお約束なんですが、今回それは走輔一人が担ってますね。
……そう言えばゴーオンVSゲキでは逆にゲキレンジャー側にお邪魔してたな……スクラッチ社のサロンじゃなくて、体育館ですけど。VSで大所帯を迎えるには向かないギンジロー号に悲哀を感じる。
というか、もしかしてギンジロー号ってゴーオン最終回でサーキットに駐車したまま放置されてる?
冒頭の戦い
いきなりエンジンオーG9対バッチード。今回はTV本編とは違い、エンジンオーやガンバルオー、セイクウオーといった基本単位のロボは登場していません。
シンケンジャー側もシンケンオーやダイカイオーが出たのは最後の1シークェンスだけ。まあロボ戦は最後の〆だったから、あまり尺を消費出来ないこともあるし……
ダイテンクウとセイクウオーの空中タッグバトルとか見てみたかったんですけどね。
冒頭は「銃弾を懐のコインで受け止める」というお約束を敵側がやっちゃうという、いきなりの変化球。しかし、これが後に活きてくる伏線になってます。
シンケンジャーVSウガッツ
今回のVSの珍しい試みの一つが、前作の戦闘員も出てくるという点。バッチードが残党ではなく「さらに強力な親玉」だからこそ出来たこと……でしょうか。戦闘員を引き連れても違和感ないですしね。
(ただ、そのせいでバッチードはガイアーク側ラスボスでありながら「前作サイドの怪人」でもあるので、ラスボスの割には頻繁に現場に現れることに)
このシーンの見せ場は、ウガッツを切り倒していくシンケンジャー。イエローが意外と身軽というか、いつもより2割増しくらいでトリッキーに立ち回っているのが印象的。
そう言えばこの時のウガッツが何しに出てきたのか、どうしてシンケンジャーが駆け付けられたのかは説明なかったはず。三途の川からウガッツを派遣出来るかのテストに、隙間センサーが反応した?
ゴーオンレッド、乱入
マンタンガンロッドモードも使っているものの、基本はガンモード。シンケンジャーの剣殺陣と差別化されています。
また、相棒スピードルがはぐれた仲間たちを探し回っているということで、マンタンガンにはキシャモスソウルをセット。スピードルがこの場にいたら、後の志葉屋敷でのシーンで走輔と丈瑠の仲介に入って「レッド同士の相互理解」の印象が薄くなる可能性があるので、妥当な線ですね。
でもってここでの戦闘はお節介度が高くなっています。頼まれてもいないのにシンケンジャーのサポートに回り、引っ掻きまわして戸惑われる。
この辺り、仲間とはぐれていて不安を紛らわせるためにテンションが空回っていますね。志葉屋敷のシーンでも顕著ですけど、意外と走輔は流ノ介に近いように描写されている傾向が見られました。
ヒーロー同士の対面
シンケンジャー側がクールというか戸惑い気味というかで、打ち解けてないことにちょっと不満な走輔。ゲキとの初対面だと(うっかりゴウとケンに襲撃されるというアクシデントもあったものの)光速で意気投合していたんで、シンケンジャーともそんなノリを期待していたのかも。
あとまあ、走輔って形から入るタイプだし。
志葉屋敷と六門船
説明パートですね。
基本的にシンケンジャーの登場人物はレギュラーもゲストも、志葉家の存在を認識している人か、丈瑠の素性を知るほどには深く接していない人に大別されます。
だから、まったくの通りすがりでなければ丈瑠が殿様であること(後に影武者であることが判明するのはともかく)を当然と見なしている人が大半。通りすがりの仮面ライダーも「ここはシンケンジャーの世界で、シンケンレッドは殿様。だいたい分かった」で処理しているんで、丈瑠を指して「殿様ってあだ名じゃなくて、マジで殿様だったのか!」と驚くポジションの人が今まで出てこなかったんですね。
そして、それを初めて指摘したのが「シンケンジャー」の枠組みの外から現れ、今回深く関わることになった走輔だった、と。
「本物の殿様だったのかよ!」って走輔から微妙に顔を背ける丈瑠が細かいですね。
そして、志葉屋敷に上がり込んだ異邦人走輔は、殿の権威に関しても全くの他人事なので構わず上座に上がったり、先代の鎧をぺたぺた触ったりとやりたい放題(笑)
一方の六門船は、太夫がいなくてアクマロが上がり込んでいる時期。シタリもアクマロもドウコクも、一様にバッチードを信用しきってはいない辺りが何か新鮮。
腹に一物のアクマロが、この時ばかりはドウコクやシタリと同じ側を見ていると思うと感慨深い。
外道衆からの貸し出しアヤカシはホムラコギ。声は吉野裕行さん。楽しいよなアレルヤァッ、アレルヤァァァァッ!
素人呼ばわり
そうは言うけど、走輔はゴーオンレッドとしてゴーオン第一話以前に半年+ゴーオン放映期間で1年+(半年のブランク)+約3ヶ月の対バッチード戦と、結構戦闘経験は豊富という罠。
まあ、かなり面倒くさい人に見えるのは仕方ないが!
丈瑠は諸々の事情で、戦いに首を突っ込んでくる人間は追い返そう、関わらないようにしようとする傾向があるわけですけど、もう茉子や千明には「はいはいいつもの人見知り」みたいに思われててちょっと切ない(何)
とりあえずここで一度喧嘩別れ。
説得ボンパー
シンケンジャーの力を借りなきゃ!と言うのはゴーオン側もガイアークの企み(外道衆と手を組んで三途の川の水をバッチリウムプラントに貯める)が分かっているからなわけですが……
ここで「ならゲキレンジャーの力を借りに行くんだ!」とか思ったら負けっすか(笑)
その頃のゴールド寿司
三大臣和みまくり。実質出番はここだけですが、ヨゴキタケガトリオが仲良く一杯やってるだけですごく安心する(笑)
キタネイダスはビールばっかり頼んでいたけれど……えーと、いつも何かあるたびにヘルガイユ宮殿で飲んで酔っ払ってたのはオイルじゃなくて、酒?
そこへ連れ戻しに来るバッチードとウガッツ軍団。三大臣がウガッツに襲われる絵面が新鮮であるのと同時に、もはやガイアーク三大臣は悪の側に立つキャラではないと端的に表現されてます。
金×ケガフラグに見せかけて、全然そんなことがないフェイントと、その陰で二人でテーブル運んで安全圏に退避しようとするヨゴさんキタさんの可愛さはガチ。
ゴーオンレッド乱入その2
源太に「何か派手な奴が」と言われる走輔……
シンケンジャー+ゴーオンレッドVSバッチード
何度攻撃を受けても諦めず「ヒーローは平和を守ってナンボ」と啖呵を切る走輔。
ただ威張り散らすだけの殿様ではなく、仲間たちに守られる価値があると判断された丈瑠。
苦戦の末に流ノ介たちが異世界へ飛ばされるというピンチに陥った物の、ダブルレッドの溝が埋まる……
しかしその裏側で、彦馬さんとボンパーがさらわれているという、総合するとペイしきれてない感じに(汗)
ここで異世界に飛ばされたみなさんに
・クリスマスワールド
ゴーオン本編では桜金造氏演じるサンタクロースの出身地として存在が語られただけのクリスマスワールドが地味に初映像化。
ゴーオンウイングス兄妹と茉子、源太がここでエンカウント。いきなり銃を突きつけられる→一瞬の隙を突いてシンケンマル・サカナマルを突き付け返すという緊張感溢れる初対面に。
他ワールドへと渡るための列車に乗り込む際、大翔が恥ずかしがって顔を隠してこっそり「らっしゃーい、らっしゃーい」と源太に影響されたっぽい事を言っていたのがすごく印象的。
そう言えばウイングスと丈瑠にはお化け(屋敷)嫌いって共通項もあったっけか。
・サムライワールド
ゴーオンからは連と軍平、シンケンからは千明、ことは、そして順応しまくっているダイゴヨウが。
サムライワールドですけど、この世界の侍は一切出てこないというまさかの展開。普通に江戸時代そのままの世界なのか……
見所は軍平先生。追われていた理由が「トイレと間違えて女湯に乱入した」、牢屋の鍵が開いた事に気付かずに「ここから出せー!」(そして連にほっとかれそうになる)、ことはに対する「可憐すぎる……」、脱獄後の屋根から着地→ニヤリ顔→「さあみんな来るんだ」→実は扉の鍵が開いていた、と、もはや軍平ワールドと化していた……!
・ジャンクワールド
流ノ介の壊れゆく様がひでぇ(笑)
終始半泣きで、範人と早輝に出会って感極まって……と、もはや流ノ介の独壇場。
軍平と同じ世界に叩き込まれてたらどうなってたか、想像するのが怖い。
さらわれた彦馬とボンパー
走輔と丈瑠が呼びだされるわけですが、正直ここで何もしておかなかったらバッチードは作戦の邪魔をされなくて済んだんじゃ……(汗)
バッチード側としては、弱みを握った好機に残った邪魔者を一掃したかったのかも。というかあのアングルでダブルレッドが飛ばされずに済んだことがよく分かったな。
丈瑠の決断?
相手の要求――抵抗すれば彦馬とボンパーを殺す――を呑んでも飲まなくても二人は殺される。だから、相手の要求をぶっちぎって容赦なく雑兵を倒す、とする丈瑠。
それを止めようと走輔が丈瑠に攻撃し、レッド同士の壮絶な死闘が……という作戦。相手が油断したところで、獅子折神が彦馬とボンパーを縛るロープを食い千切る。
丈瑠なら確かにそういうことを言いかねないイメージがあるわけですが、戦っている内に効率的に戦闘員を盾にして減らしていってる辺りで割と分かりやすい感。
しかし、走輔には「防」のモヂカラの布を渡しておいて、丈瑠側は走輔専用ゴーオンコインで銃弾を防ぐって(笑)
冒頭のバッチードへの意趣返しがばっちり決まってます。
お互いの戦隊にまつわるアイテムを出し合う対称性とか、走輔の腕を見込んだ丈瑠の確信とかあるけど、ここでもまた自分を大事にしない丈瑠の悪癖が出たような感じが(笑)
全員集合!
炎神たちに回収された連たち、流ノ介たちも集まって一斉着替えタイム。
黒子さんが空気読みすぎてマジ有能。ゴーオン幟とかいつ作った(笑)
そして変身→名乗り、の流れは容赦なく燃えます。
でもウイングスは別枠でした。おのれ。
戦闘開始
基本的には各プレーンワールド飛ばされ組のまま固まって戦闘してます。
流ノ介の無意味ダイブ吹いた。エンディングの予告映像で見せ場っぽく映しておいて実は単なる景気づけかよ!
提灯は見た
十臓、薄皮太夫を引き連れて現れたアクマロに挑むは、天装戦隊ゴセイジャー!
アクマロさん達マジ災難。何というか、長くはぐれ外道やってて一番しょっぱい目に遭ってるんじゃないだろうか傭兵コンビ。
注目はゴセイブルー対アクマロ。他はスカイックコンビ、ランディックコンビでそれぞれ十臓と太夫に挑んでるわけですが、三人の中で総合力では一番強かろうアクマロを一人で押さえるゴセイブルーは、さすがシーイックを一人で背負ってるだけのことはあるな(笑)
そして、ダイゴヨウ以外には知られることなく撤収。うん、Wに比べるととっても控えめな後輩くんたちだ(笑)
ハイパーゴーオンレッド、チューンナップ!
炎神スピードル拳に引き続いて他戦隊の力でパワーアップしたー!
恐竜ディスクにマンタンガンロッドを通してのパワーアップ。ここでドルドル弾を撃ったら最強なのに!
さすがに赤に赤、しかも動きが派手なので、補色っぷりを発揮したハイパーグリーンよりも似合ってます。
ちなみに戦いが終わるまでずーっとハイパーゴーオンレッドのままなので、恐竜折神も画面に映っていないだけで力を発揮してるんだよ!
マンタンガンロッドがキョウリュウマル同様にぐねんぐねん動きますからね。
この前段階で、モヂカラ「車」で生み出した車をゴーオンレッドが運転し、シンケンレッドが車上からシンケンマルを振るう流れが入っています。
シンケンレッドがマンタンガンを借りて射撃していましたが、律儀に「マンタンガン!」と言って構える殿に軽く吹く。
ホムラコギ撃破
ゴーオンジャー+ウイングスの一斉射撃→シンケンジャーによる順次剣戟→ダブルレッドのダブル斬り。絵に描いたようなフルボッコだ!
倒してもいないのに巨大化するバッチードにことはが驚く辺りが、二戦隊のギャップを感じさせてGOOD。
決戦は月面で
まさか、ケガレシアの「働きたくないでおじゃる」発言が伏線だったとは……!
そして、せっかく巨大化したホムラコギもバッチードの盾にされてあっさり散る!
G12フォーメーション!炎神合体!
全侍合体!
ビジュアル見ただけでは「何このイジメ」としか思えない戦隊最大級のツーショットですが、バッチードもプラントと一体化することでパワーアップ。
どうしよう、G12が一番まともに人型してる……!
ま た 流 ノ 介 か
範人、早輝から炎神の話を聞いた流ノ介の発案で、必殺の侍フォーメーション23!
と聞いて「G12の上に折神パーツが次々とくっ付いて、キャリゲーターの戦闘負荷がまたしても著しくアップ」という構図が脳裏をよぎる。
実際には、イカテンクウバスターをG9、シンケンオー、ダイカイオー、キョウレツオー、モウギュウダイオーが囲んでエネルギーを集中するというフォーメーション。
そしてシンケンジャー側のコクピットにゴーオンジャーも集合!
……って、このコクピットはどこにあるんだろう。中央からちょっと外れたシンケンオー内部?
それともまさか、イカテンクウバスターの中?
戦い終わって
ヒューマンワールドをシンケンジャーに託し、ゴーオンジャーはガイアークの残党退治へ。ゴーオンジャーが社会復帰出来る日は果たして来るのか(汗)
レッド同士以外や飛ばされ組以外での会話も、炎神を交えて色々やってます。ちゃんとゴーフォン類からの炎神ホログラムでの会話で各炎神の個性も短いながら発揮されているのが嬉しいですね。
侍ファーストラップ
ファーストラップの汎用性の高さは異常。
特にアグレッシブに踊ることはに、ものすごい違和感(笑)
ゴーオン後期EDの、すごくお茶目なスマイルの兄貴以上のインパクトです。こう、ヒップホップダンスでよく見る前方に投げ出して広げた足と片手の三点接地アクションをことはがしていると思うと、何だか胸の奥から湧き上がるものがありますね。ギャップ萌えと言う奴か!
というわけで、銀幕BANG!!でした。
64分31秒という戦隊映像作品単品としては最長尺ながら、ドライヴ感に溢れてダレる所のない娯楽傑作だったと思います。
DVD出たらまた見たいですね!
GD-66装着変身(OMO)
今日のといず・くろすおーばーは!
平成ライダー史にある意味で燦然と輝くこのお方をご紹介!
運命の切り札を掴み取れ!仮面ライダーギャレン!
「聖闘士星矢」から続く可動フィギュアに装甲を装着させていく玩具の系譜に名を連ねる、装着変身シリーズ。
平成仮面ライダーシリーズ第一作「仮面ライダークウガ」(2000年)でスタートした装着変身は平成ライダー第二作「仮面ライダーアギト」に踏襲されたが、続く「仮面ライダー龍騎」「仮面ライダー555」の放映時には別規格のフィギュアを販売したため、装着変身はリリースされなかった。
その後の「仮面ライダー剣」も当初はラウズボックスと呼ばれる、カードケースに収納できるフィギュアが販売されていたが……放映中の2004年、龍騎・555に次いで装着変身のリリースが決定。
以降、装着変身は放映中のライダーをフォローしつつも平成ライダー玩具のメインストリームからはやや外れたところで独自展開するようになり、2008年の「仮面ライダーキバ」まで存続。以降はS.H.フィギュアーツに後を譲り、事実上シリーズは終了している。
○キャラクター解説
源氏名:犬マン。club indigoの古参ホストで実質ナンバーツー。イロモノ感漂うindigoの面々の中では理知的で落ち着いた雰囲気を醸し出し、巧みな話術で女性客のハートを掴む。
元々は渋谷を縄張りにしていたナンパ師で、一線を退いた今もナンパ師仲間には顔が利く。女性を口説き落として情報を手に入れたり、勢いで音頭を取るジョン太の傍らでさりげなくまとめ役を務めたりする、チーム内の参謀役と言うべきポジション。原作小説でも出番は多い。
……間違えた。
気を取り直してやりなおし。
橘朔也(たちばな・さくや)
25歳。人類基盤史研究所BOARDの研究員で、封印を解かれた不死生物アンデッドを再封印すべく作られたライダーシステム第一号・ギャレンの適合者。
基本的には面倒見のいい人なのだが、恐怖心→融合係数低下→恐怖心の悪循環に陥り、序盤からいきなり迷走。一時はピーコックアンデッド・伊坂によってもたらされたシュルトケスナー藻の溶液に浸かって恐怖心を取り除いていたが、藻抜きでは生きられなくなりかける。
その後、親しい人との死別を経験して真の復活を遂げ、強敵を撃破し、後輩である剣崎一真や上城睦月をサポートした。しかも戦いの後は異様に長生きしたらしい。
(剣後半のメイン脚本を担当した會川昇氏のツイートによれば、剣崎を人間に戻す研究の実験台に自分の体を使った影響とのこと)
どうにも人に騙されやすくトラブルメーカーになりがちな面はあるが、愛する人々のために闘志を燃やせばギャレン以上のスペックの敵をも鬼神のごとき勢いで圧倒するという、出来る時と出来ない時の落差が異様に激しい人。
思わぬところで迷言を発して期せずして笑いを取ってしまうネタ要素と、ファンからは「確変」と呼ばれる爆発力という、相反する要素を奇跡のバランスで備え、色んな意味で人気の高いキャラクターである。
橘を演じた天野浩成氏は、2010年1月から放映されたフジテレビ系昼ドラ「インディゴの夜」にレギュラー出演し、存在感のある演技を見せた。また、かなりの天然さんらしく数々の「天野さん伝説」を残している。
2010年7月2日には女優・タレントの雛形あきこ氏との熱愛が報道された。
なおこの時期、ライダー系装着変身の素体は造形コストの省略や元々のサイズによる限界、及び肖像権等の問題をクリアするためか顔を似せる気がないので注意。
変身!
ギャレンの変身ポーズはなかなか単独で大写しになることが少ないため、実質対になっている剣崎・ブレイドの物に比べると把握しづらい。左右の腕の振りが全然違うのがポイント。
【Turn up】
仮面ライダー剣に登場するライダーは、カリスを除いてバックルにカテゴリーAのアンデッドを封印したラウズカードを装填し、展開することでオリハルコンエレメントと呼ばれるフィールドを前面に形成。それを潜り抜けることで変身が完了する。
仮面ライダーギャレン(MASKED RIDER GARREN)
100m走タイム:5.4秒 パンチ力:約2.6t キック力:約4.5t
橘朔也がクワガタムシの始祖たるダイヤスート・カテゴリーAのアンデッド「スタッグアンデッド」と融合したライダーシステム「ギャレン」を装着した姿。
名前はダイヤマークの元となった金貨(Currency)に由来し、ダイヤスートのラウズカードを駆使して戦う。
システム第二号「ブレイド」と比較して機動性に優れパワーに劣る。接近戦よりも銃撃戦を重視した仕様であるが……
装着パーツはギャレンバックルの他、頭部ヘルメット、胸部、肩部、前腕、脛、足首の各アーマー(太字部分は亜鉛合金製)およびギャレンラウザーと専用ホルスター。
残念ながら中盤以降装備していたパワーアップアイテム、ラウズアブゾーバーは付属しない。
仮面ライダー剣の各ライダーは平成ライダー中でも重装甲の部類に入る(さすがにカブトのマスクドフォーム系列ほどではないが)。足首の左右スイング幅は「装着変身」カテゴリー中では意外と広く、接地性は高い。
ラウズカード
アンデッドを封印したカード。アンデッドは死なないため、一定のダメージを与えた後にカードに封印し、その力を引き出すことでライダーの戦力へと転化出来る。
付属しているのはダイヤA「チェンジスタッグ」、5「ドロップホエール」、6「ファイアフライ」。変身後はカテゴリーAを使わないから、どちらかと言うとカテゴリー2「バレットアルマジロ」か9「ジェミニゼブラ」がほしかった……
醒銃ギャレンラウザー
ラウズカードに封印されているアンデッドの力を引き出し、ギャレン自身に付加させる拳銃型装備。劇中比率に比べるとやや銃身が短かったり、トリガーに指をかけられなかったり……
後部のパーツを交換することでカードトレイ展開状態を再現可能。
レッドランバス
ギャレン専用のバイク。超小型原子力エンジンAS25Eアトミックストームにより355psの出力を誇る。ライダー同様にラウズカードをスラッシュすることでその能力を付加することが可能。
玩具は放映初期に発売された「ラウズ発光レッドランバス」。対比としてはやや小さいが、組み合わせて遊ぶことも一応可能。
アクション
しかし射撃も一流。敵の飛び道具を飛んで回避、撃墜しつつ連射!
バリアを張る敵にはマスクを叩き割られながらも内側からゼロ距離射撃!
そして必殺の――
「DROP」「FIRE」「GEMINI」 「バーニングディバイド」
小夜子ぉぉぉぉぉぉぉぉっ!
空中に飛び上がり、分身。そのまま体をひねって敵にオーバーヘッドキックを浴びせる、ギャレンのフィニッシュブローだ!
なお「ジェミニゼブラ」のカードは付属していないため、本来は分身しない初期必殺技「バーニングスマッシュ」までしか再現出来ないが、やはりギャレンと言えばバーニングディバイドだと強く主張したい。
レスキュー合体シリーズ03 レスキュードリル
今日のといず・くろすおーばーは!
レスキューファイアー劇中でカスタムビークルシリーズが出ることで購買意欲を刺激されて焦る中(でもトイザらスからはすでに消えつつあってなお焦る)、カスタム前のビークルをまだまだご紹介。
タカラ大好きドリルメカ、唸る螺旋のレスキュードリルです!
爆裂的に!鎮圧せよ!!
レスキュードリル
全長10m 全高3m 全幅6m 重量30t 最高速度100km/h
レスキューフォース第3の中型ビークル。見ての通りのドリルメカで、地中の超災害を鎮圧するべく開発された。
他のビークルに比べると存在自体が巨大武装に近いため、ドリルストライカーとしての活躍以外にもレスキューマックスドリルドーザーやゴッドストライカー時に攻撃の中核を担った、第三クール後半の勝利の鍵。
続くレスキューファイアーでもゲスト出演し、火炎魔人ドリルエンにされてしまうがファイアー1がレスキュー魂を込めてAIに熱く呼び掛けたことで呪縛を脱している。またこの際、操縦席の存在も明らかになっている。
カスタムビークルシリーズではステルス性を高めたブラックタイプが登場。
ちなみに、レスキューマックスドリルドーザーでは本機の右サイドのみが合体に関与しているが「ビークル四台の合体パワー」と称されているため、メインエンジンは右サイドに存在していることになる……?
分解
合計四つのモジュールに分離する。見ての通り中央部分はレスキューショベルのパーツのリカラー。一時期はこの二つが人型ロボットの足首になるのでは……という推測もあった。
実際は足首を担当したのはレスキューセイバー・レスキューダイバーではあったが、この台車パーツの共通性は後にグレートゴッドストライカーにて活用されることとなる。
ギミック
クローラーの回転はしないが、底面のゴムタイヤが回転することでツインドリルが回転する。
そのため、レスキュー合体シリーズでは唯一、ギミック用ハンドルが付属しない。
上部パーツのディスクカッターは手動で回転可能。ただし劇中では景気づけで回っていた以外に活躍はなかった。
……正直、使いにくい位置にあると思うのだが。
前述の通り中央部がレスキューショベルと共通なので、ショベルモジュールと交換も可能。ただし、このまま走行させてもなかなかギミックは連動してくれず、内部のギアに負担がかかるだけなので注意。ギミック用ハンドルを接続すれば、もちろん全ギミックが発動!
……左のビークルも、ギミックこそないがシルエット的に妙にまとまっている(笑)
玩具オリジナルの組み換え形態。ドリルモジュールのスイッチが押され、ギアやドリルとの連動が切れる代わりに、ゴムタイヤと大型タイヤのギア比が変化。
ゴムタイヤの走行に連動して、大型タイヤが高速回転!
おそらく瓦礫や土砂の掘削、除去に特化した形態だと思われる。
○で囲った部分がスイッチ。なお、切り替えた後もジョイント部分のギアとドリルとの接続は生きているため、別売のビークルに同梱されているギミック用ハンドルを使えばドリルの回転が可能。
もちろんこれまでと同様にレスキュードリルの真価は、大型ビークルとの合体で発揮される。
「ハイパーアップ!!」
合体ギミックはいたって簡単。ストライカー前部とドリルを接続して……
完成、ドリルストライカー!
ドリルストライカー
レスキューストライカーとレスキュードリルが合体した姿。地中潜航能力を持ち、敵味方に気付かれることなく目標へと到達する隠密性も備えているらしい。
ファイナルレスキューはドリルブースト。目標に飛び込んでいき、二基の大型ドリルで目標を貫く!
また、タワーの大型ボルトを締めるために用いられたことも。
レスキューファイアーでも、火炎魔人から解放されたレスキュードリル(ファイアー1搭乗)とレスキューストライカー(ファイアー3搭乗)がレスキュー合体することで登場。中核を失い魔人部分が暴走したドリルエンをドリルブーストで爆鎮している。
ドリルブースト
付属カードをレスキューコマンダーに通すと「ドリルブースト」の音声が発せられ、レスキューストライカー側から掘削破砕音が響くと同時にドリルギミックが発動!
超災害に向かって飛び込み、巨大ドリルで貫徹せよ!
さらに色々と合体
もちろん、この状態でもファイナルレスキューカードで指令を出せば一斉にギミック発動だ!



















