前に、ニットと布帛(ふはく) という記事を書きました。
生地には、「編んである」ニットと
「織ってある」布帛 があるっていう記事です。
で、今日はその続き。
ニットを縫う時は、ニット用の針で、
布帛を縫う時は、布帛用の針で縫いましょう。
という、洋裁をやっている人にとっては
ごく当たり前のことですが、
意外にも、
「ニット用の針なんてあるんですかー!
知らなかったー!」
と言われることが多いので、
いや、ホントに多いので、
今日は、ニット針について書いてみようと思います。
わかりやすそうなものを。
これこれ。
これ、右の針は、布帛用の針で、
左の針がニット用の針です。
左の針の10pcsというのは、10本入りという意味。
右の針の4っていうのは、4本入りっていう意味。
DB×1
って書いてあるでしょ?
DBっていうのは、針の種類で、
DBとHAについては、別記事で近いうちに書くつもりですが、簡単にいうと、DBは丸針で、
職業ミシンに使う針です。
注目するのは、
KN これが、knit (ニット) の略で、
ニット針用だよー!っていう意味です。
数字が小さいほど細いという意味です。
洋裁ルーペで拡大したものをさらにズームしたので、ちょっとブレてるけど、
ニット針のアップです。
わかりにくいかもだけど、普通の針と比べて、
針先が丸いんです。
ニットって、1本の糸から編まれている生地なので、生地を切っちゃうと、そこからほつれてきたりするので、
糸切れを起こさないために、針先が少し丸くなっています。
まとめると、
ニット生地を縫う時は、ニット用の針を使ってね。
KNとか、ニット用とか書いてあるのが、ニット用の針です。
家庭用ミシン針にも
職業用ミシン針にも
ニット用針あるよ。
ニット用の針は先が少し丸くなってるよ。
ニット生地には、ニット針を!
日傘でソーシャルディスタンス!
材料キット、揃ってます。