三友軒 @ 大岡山(東急大井町線)
以前に通い詰めていたお店でアレです.
最近ではしばらくご無沙汰しているようなお店.
ふとしたことでその消息が気になり出すと落ち着かない.
居ても立ってもいられなくなってアレです.
ついにはお店の在所まで足を運んでしまうのです.
そしてお店が営っているのを確認できて安堵するとアレです.
嬉しさのあまり思はずも暖簾をくぐってしまうのです,おほほい.
そういう経験ってありませんか.
私はあります,どちらかというと頻繁にあります.
《 三友軒 @ 大岡山 》
このお店も随分と久方ぶりです.
最後に来たのは2016年の初夏だったからアレですね.
今のご時世になるずっと前なんだよね,歳月流るるごとし.
お新香はいつもその日あるものが出てくる.
今日はカブの浅漬け,葉元を少し残すのがこちらの流儀.
実を申し上げますと,お店の在はアレなんですよ.
決して交通利便に恵まれた立地とは言えないのです.
鉄道駅からはどこからもそこそこ遠い.
であるので,客足は界隈の方々に限定されるのです.
「ここいら辺もめっきり寂しくなってねえ」と女将さん.
そうでした,以前にもそんなやりとりを交わしたことを思い出した.
「周りには他にも食堂や焼き鳥屋なんかが結構あったのよ」
「そう言えば,お隣には大きな新聞配達店がありましたよね」と私.
「お隣の人は1月分前払いでね,みんな若いからよく食べるの」
「親子丼と五目ラーメンと餃子を全部一辺に食べちゃうんだから」
その新聞配達店も随分と昔に廃業した.
お店の裏手にあった老婆の激渋焼き鳥店も今はもうありません.
そんな会話をしながら五目焼きそば.
時の移ろいがあろうと今でもしみじみと美味い.
表にあったド派手な電飾看板が撤去されて久しい.
こういうお店がいつまでも続いてほしい,しみじみそう思う.
おまけです.
大岡山三友軒の過去記事,怒涛の5連発です(笑).
それぞれに魅惑のメニュウがご登場です,いかがでしょうか.