「このツアーに行きたいから一緒に行かない?」と母から誘われ、白馬と立山黒部アルペンルートの旅へ。
この記事では、白馬の美しい山々の景色と共に、もしからしたら山からのメッセージ?と思うような気づきがあったので綴ってみます。
(アクセス情報などは最後にまとめて掲載しています。)
次の記事では、立山黒部アルペンルートに興味がある方向けにアクセスや見どころについて綴りますね。
【白馬五竜高山植物園】
ゴンドラを降りて、目にしたのは雄大な山々。
そこは高山植物の楽園でもありました。

リフトに乗って高山植物園の端まで行きます。

高山植物を愛でながら緩やかな山の傾斜を下ります。
今年は雪が多くて開花時期がズレていて、例年よりも開花が遅れているそう。

岩場や水辺もあり、心なしか心理的に涼しく感じます。
(木陰はないので、帽子は必須ですね…)
植物園イチオシの「青いケシ」の季節には早かったけれど、可愛
い花々が出迎えてくれました。

青いケシ 実際に咲いていたら、このような清楚な花だったみたいです。

どんな花に合えるかは、お任せです。
硬いつぼみの青いケシに嘆くよりも、今回出迎えてくてた可愛い花々との出合いを喜ぶことにしました。
花との出合いも一期一会ですものね。
毎年通ってくる愛好者がいらっしゃるのもわかりますね~。
高山植物は「可愛い!家でも育てたい!」と思ったところで、それは恐らく叶いません。
こうやって体を運ぶからこそ可愛い花々を愛でられると思うと、より一層、感慨深いなぁ。
しかも、年によって開花時期もバラバラですものね。

この群生はチングルマだったかな?
高山植物は似て非なるものが多く、名前を覚えられません…
【白馬マウンテンハーバー】
昨年リニューアルしたゴンドラで向かいます。
360度見渡せ、短時間で移動できるようになったのだとか。
空中散歩しながら山を流れる滝や、山の傾斜を走るマウンテンバイクが見えます。
ゴンドラを降りると、とても洗練されたオシャレな建物が目に入り、一瞬、ここが山だということを忘れたころ、絶景が目に飛び込んで来ました。

中央辺りの鳥居のような建造物はブランコ。
アルプスの少女ハイジのような体験ができるよう。
休日は長蛇の列になることが多いそうですが、この日は空いてました。
あの時乗っておけば良かったなぁと思います。
ピンと来たら行動する! 肝に銘じておきます。笑
ブランコを右手に進むと黒い建物が。
ニューヨーク発の人気ベーカーリーではパンやドリンクがあります。

ここからの景色は最高でした!

ガラス張りのテラスは恰好のフォトスポット!
自撮り用の台が用意されています。
ちなみにこのエリアはベーカリーで注文せずとも立ち寄ることができますよ。
太陽の日差しと山々が眩しいエリアとは趣が異なる「ねずこの森」エリアもあります。
木々が茂っていて、木陰に癒されます。
前の山のエリアが陽だとすれば、ねずこの森は陰という様相。
陽のパワフル&陰の静寂
この両方を楽しめるのは嬉しいです。
ねずこの森の「主」とも思えるような巨木があります。
この巨木を見ていたら、叡智を蓄えた長老のように感じました。
この奥にも散策エリアがありますが、ツアーのため、立ち寄ってません。

パンフレットを見たところ、木陰でリモートワークできるような場所(リゾートテレワーク)があったり、ドッグランがあったりと、様々な楽しみ方のできる環境のようです。
またマウンテンバイクやブランコの他、マウンテンカートやバークルーズなる凸凹道を車で走る乗り物、乗馬などアクティビティも盛りだくさん。
山のテーマパークのようでした。
2日目
【栂池(つがいけ)自然園】
ゴンドラとロープウェイを乗り継いで標高1900Mの湿原へ。

暑くも寒くもなく、トレッキング日和でした。
山に雪化粧があると、「これぞ山」という感じで、テンションが上がるのは私だけでしょうか?
歩きはじめはウキウキでした。
そこまで暑くない心地良いお天気の中、山々と水芭蕉を眺めてながら歩く気持ち良さ。
ところがこの後の道には、ハラハラドキドキする箇所も…汗


空気も水も清らか。水の安全性が心配される昨今、清らかな水がどれほど貴重なことか。
途中には日本で一番遅くに咲く桜が。

なんて贅沢なのでしょう。
ルンルン気分で歩いていると、途中から様相が変わって来ました…汗
雪が積もっているではないですか!?
しかも結構な傾斜になっているし。

ついでに我々の履いて来た靴は、登山用ではない…。
この写真よりも急な斜面に雪が積っていて、そこを昇る手前でギブアップしました。(かなり大変なルートだったみたいなので、懸命な判断でした!)
ガイドさんの話によると、この先は昇り坂で、もっと大変になりそうだ…とのこと。
更に進もうとする母を止め、散策路の途中にあるベンチで、のんびり休憩してツアーご一行を待つことにしました。
まさか、6月末で雪が積もっているとは思っておらず、装備が甘かったなぁ…汗
インバウンドでサンダルで富士登山をしようとする人がいると知り、「えっ!?嘘でしょ」と思ったけれど、状況がわからないと、装備は軽くなりますね。
別のガイドさんの「その靴では行けないだろうと思ってました」との言葉に苦笑いしながら納得です。
今年は雪が多くて、雪解けが遅くなっているとのことで、イレギュラー的な部分はあったにせよ、山の装備・準備はムダを省いて最小限に抑えるのは危険と知りました。
全行程を歩けなかったのは少し残念だけど、例年では見られない光景や話を聞けたのは良かったです。
ガイドさんによると、写真のように雪で倒れた木々も、あと2週間位で、元通りに木が立ってくるそう。
自然・植物の生命力の強さを感じながら、木々のパワーを頂けた気がしました。
同じツアーの方が戻るまで、ビジターセンターでまったり。
栂池の四季の様子を映像で見たり、自由に本を手に取ることもできました。
映像を使った展示やクイズが興味深かったです。
入場は無料で本を閲覧できるスペースやお茶やお水を無料で飲める給湯器もありました。

この地名産の「さるなし」という果物のソフトクリーム
お味はキウイフルーツのような甘酢っぱさと、ミルクのクリーミーさがとても美味。

今回の旅は私至上一番の、山を間近に見てその大きさと迫力に圧倒されました。
雄大な山を見ていると、困難な時ほど、山のようにドッシリしていよう!そんなことを思ったのですよね。
今はお米を含めた食料問題、物価高騰、紛争、世の中の動きなど、心配すればキリがないほど懸念材料は山積みです。
山を見ていたら、山から温かく力強いメッセージが届けられた感覚になりました。
「心配ばかりしていても仕方ないでしょ。
生きる力が減っちゃうよ。
こうやって、現実を忘れる時間は大切だよ。
雪の重みで斜めになった木だって、時が来たらちゃんとシャキッと立つ。
深い雪に覆われた植物だって、春になれば毎年芽吹く。
過剰な心配は生命力がしぼむ。
だから時々心を解放して、信じて時が来るのを待つことも生命力を維持するのには大切だよ」
このメッセージらしきものを受け取った後、「確かに!こうして間近で山を目にする機会はそうそうないけれど、頭の中でイメージしたり美しい写真を見れば、居ながらにして、いつでもその地に行ける♪」そう素直に思えました。
それはきっと行ったことのないヒマラヤや世界中の聖地にも言えることでしょう。
困難な時、疲れた時こそ、あえて現実から距離を置き(物理的でなく、頭の中でOK)、山を見て受け取った感覚やメッセージを大切にしていこうと思います。
頭の中での妄想山トリップなら、いつでも、どこでも、どこへでも行けますものね~。
【その他の旅の気づき】
①天候や花の開花は人間はコントロールできない。
望みとは異なっても、その時に巡り会ったものを喜んで受け取るのが大切(そうでないと、楽しみが半減して勿体ない)
②普段の持ち物は「身軽さ」を重要視するけれど、山では慎重さも大切
③ガイドさんに恵まれた(野鳥や植物に詳しい)
関わってくれる方の器の大きさ(知識や体験)で受け手の得られる量や質は大きく変わる→私も様々な知識や体験を経て、より深く広い視点を持って行く!と誓った。
【各地の詳細情報】
♦白馬五竜高山植物園
今回はツアーだったので、長野駅からバスでゴンドラ乗り場へ行きましたが、電車、車などのアクセスの詳細はこちら
無料シャトルバス(白馬五竜高山植物園 ↔ 神城駅・白馬五竜バス停) 時刻表
♦マウンテンハーバー
アクセスはこちら
♦栂池自然園
上記のサイト内にライブカメラあり
(季節によっては雪の有無などを確認して装備を準備するのが良さそうです)
アクセスはこちら
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