「現場の7つのムダ」。その中で最悪のムダが「作りすぎのムダ」です。
物を必要以上に作りすぎると、
○ 仕掛品が増えて、通路をふさぐ。
○ 仕掛品を「置きに行く」「取りに行く」など、「運搬のムダ」が発生。
○ 長時間滞留による品質劣化
○ フォークリフトの衝突による破損。
○ 材料を必要以上に仕入れるため、材料置き場が不足する。
○ 先行仕入れによる材料費の機会損失が発生する。
数え上げればきりのない、各種の「ムダ」が発生するのです。
生産現場は、経験豊かな現場リーダーが取り仕切っています。
現場にはイレギュラーが日常茶飯事に発生します。
イレギュラーとは、
「材料が入荷していない」 「人が急に休んだ」 「機械が故障した」
「急な飛び込みオーダーが入った」 「不良が大量に出て作り直し
しなければならない」・・・・
現場リーダーはこれら不測の事態に、迅速に対応しなければなりません。
しかし、人間の能力には限界があります。
人が休んだから、機械が故障したから納期が遅れます、は通用しない。
仕掛品は、そのためのカクシ預金(埋蔵金)なのです。
仕掛品は必要なのです。
ジャストインタイムを突き詰めても、ゼロにすることはできません。
「仕掛りゼロ」は考えないほうが賢明です。
ゼロにしなくてもいいのですが、「管理」はしなければなりません。
「管理」とは、「上下限値を決めて、はみ出さないようにすること」です。
それではその「必要悪」とも考えられる仕掛品はどのように管理したら
いいのか。
これから順にご紹介していきます。
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