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ガクシンのブログ~札幌市西区の学習塾

★☆★札幌市西区にある学習塾 ~小学生・中学生・高校生対象~★☆★
本校:札幌市西区西野9条4丁目1-35 橋本ビル2F
第二:札幌市西区西野8条8丁目2-40 HMBL204
電話:011-777-8478 HP:https://gakushin-s.com

【連絡】今日2(土)は近隣のお祭り+花火大会で混雑するため、授業時間がイレギュラーです。

本校は夕方まで。第二はお休みですのでご注意ください。

花火の時は晴れると良いですね🎇ちょっと雨降るようで夜も蒸し暑さが残るかもしれません。熱中症にご注意ください。

明日3(日)はどちらもお休みです。夏期講習の中休みをください(🏇🏇🏇)

 

🏫学力調査の発表シーズンです

7月は小中学校の学力テスト結果が悪すぎみたいな報道がいろいろ出ました。特に7/31に発表された経年調査が衝撃だったと話題です。

 

令和6年度 経年変化分析調査・保護者に対する調査 調査結果資料

(国立教育政策研究所にリンクします)

 

↑ここの「令和6年度 経年変化分析調査・保護者に対する調査の結果(概要)」がベースの内容です。

 

 

 

 

この辺の記事が面白いと思います。

 

😅下がってます

先ほどの「令和6年度 経年変化分析調査・保護者に対する調査の結果(概要)」からいくつかピックアップしてみます。

 

まず点数の推移。経年変化を見るので問題内容はだいたい同じだと言われています。基準平均を500にしているようです。

 

どちらも令和3年度から下がっています💦小学校は何だかヤバそう…

小6と中3が対象ですが、令和6年度の世代なので、現在中1と高1世代だと思ってください。

といっても周辺学年は同じ傾向になるかと思います。

 

😸塾で勉強しないと成績上がらないんですって

学校外での勉強時間は前回調査から減少。学校外での勉強時間が長いほど、経年変化分析調査のスコアが高い傾向。

塾に通っている生徒とそうでない生徒で学力差があるということです。

→また、学校の勉強だけじゃ学力が上がらないって遠回しに言っていませんか…?


テレビゲームの使用時間は前回調査から増加。テレビゲームの使用時間が長いほど、経年変化分析調査のスコアが低い傾向。

→まあSwitchでオンライン対戦やれば、脳汁出ますからね。


スマートフォンの使用時間も前回調査から増加。スマートフォンの使用時間が一定程度を超えると、経年変化分析調査のスコアは低下。

→スマホだけじゃなくタブレットで動画見るのも同じ。「一定時間を超えると」ってのはポイントです。基本的には1日1時間までです。これは当ブログでも初期から書いています。

 

2017年の記事です)

 

今は「1日3時間のスマホ使用で勉強が台無し」になるそうです。どんなに勉強しても、1時間以内の生徒に勝てないんですって。

 

 

 

😸保護者の行動も子どもの学力に関係するそうです

子供と勉強の話をする保護者の割合は減少(そのような保護者の子供の方が勉強時間が長い)

→一瞬(?)となりましたが、資料の後半を読むと、「普段(学校のある日)、お子さんと学校の勉強のことについて話をしていますか。」「計画的に勉強するようお子さんに促していますか。」に多めと解答した子どものほうが勉強しているそうです。


学校生活が楽しければ、良い成績を取ることにはこだわらない保護者の割合は増加そのような保護者の子供の方が勉強時間が短い

→これはそうなるでしょう😅


「ゲームの時間を限定している」保護者の子供の方が、テレビゲームの時間が短い。
「スマホルールを守るよう促す」保護者の子供の方が、SNSや動画視聴の時間が短い。


保護者のテレビゲーム、SNS・動画視聴の使用時間がそれぞれ長いと、子供の使用時間も長い。

→ここ、とても興味深い結果です。

子どもの成績が悪いから塾に行かせるとしても、親がスマホ中毒だったら子どももスマホ時間が増えて、勉強の効果が無くなるってことなのかと。

塾に行く前に行動を見直す、その前に親の行動も確認しようというのは興味深い結果です。

 

授業が「よく分かる」と回答している児童生徒の方が勉強時間が長く、テレビゲーム、SNS・動画等の時間が短い。ただし、授業がよく分かる場合も分からない場合も、家で保護者と勉強の話をする児童生徒の勉強時間が長い。

→結局親子のコミュニケーションだってことっすね。結構直球勝負です🦁

 

読んでみるとどんどん面白くなってくるので、横審の前にこちらを解釈することにします。

全国学力テストや経年調査は、学習塾のあり方も見直すことができるのでありがたいです。

良いデータだと思います。

 

今回は以上です。

昨日の日ハムは痛恨でした…8月で失速しそうな心配があります💦

 

⚾イチローさんのスピーチと卒業文集

 

先日のイチローさんスピーチはとてもカッコよかったです。

 

スピーチの中で、野球少年なら誰でも知っている(どのバッティングセンターにも貼ってあるし、多くの小学校授業で扱われたと思う)イチローの卒業文集について自ら触れていました。

 

「僕の夢は、一流のプロ野球選手になることです。そのためには、中学、高校と全国大会に出て、活躍しなければなりません。活躍できるようになるためには、練習が必要です。」

から始まります。ただのプロ野球選手ではなく、一流のプロ野球選手になること、そのために何が必要か、どうすれば良いか。このあと小学時代の野球の成績が書かれていきます。

小学生の頃から、論理立てて作文を書けているのがすごいです。

 

📒卒業文集を書き直すなら

しかしスピーチでは興味深いことを言っていました。

「今、当時の自分に向けて書き直せるなら、『夢』という言葉ではなく『ゴール(=目標)』と書きます。夢はいつも現実的とは限りません。でもゴールは、たどり着く方法をよく考えれば実現可能です。」

 

「夢を見ることは簡単ですが、目標にすることは困難で挑戦的です。ただ『やりたい』と言うだけでは不十分です。本気で何かを目指すなら、それを達成するために何が必要かを、深く考える必要があります。」

 

「私は日々の練習と準備が、プロとして必要だと書きました。そして私は『継続性こそが達成の土台になる』と学びました。若い選手たちには大きな夢を持つように勧めますが、『夢』と『ゴール』の違いを理解してほしいと思います。」

 

僕もがんばろうと思いました🔥

 

🏫中高生の勉強や受験に当てはめるのであれば

「○○高校に合格したい」「国公立大学に合格したい」「医者になりたい」「弁護士になりたい」

「看護師になりたい」「薬剤師になりたい」「部活と勉強を両立したい」「部活で全国大会に行きたい」「あの子とデートしたい」「石破茂」など、夢をたくさん持ってほしいと思います。

その中で達成したいもの=目標を選び(絞り)、そのために何が必要でどうするべきかを考え、正直に行動することで、夢が実現するという理解をしてほしいです。

 

夢はたくさん持ちましょう。夢は一生持ち続けて良いんです。夢グループ。

ちなみに夢は「どうしたいか」「どうなりたいか」だけでなく「どうありたいか」というのもあります。最近の子どもは夢をイメージ出来ないので、出せないときにはそういうアプローチでも良いかと思います。小さい夢や目先の夢でも良いのです。夢はたくさん持ちましょう。

夢リストが揃ったら、そこから「やってみよう」と思うものを取り出します。それが目標・ゴールです。

 

🐊道コン目標立ててますか

8月になり、今日は中3道コン10日前です。例えば道コンでSS60以上を取って総合冊子(番付)に載りたいと思ったなら、それを目標にしてみましょう。

目標にしたら方法を考えましょう。中3の場合、SS60を取るには例年7割超(370点弱)取れれば達成できそうです。直近のSSが55だった場合、今までやってきた勉強からどう変えていくかを考えましょう。時間とか、科目配分だとか、勉強する場所だとかを見直して、達成(成功)するための計画を立てましょう。

計画が出来たら、それを計画通りに全力でやりましょう。継続することが大事です。

ちなみにこの段階で結果は分かりません。でも、達成(成功)すると思って計画を立てたのですから、やりきれば達成するはずです。まずはそこを信じてやってみましょう。

 

そして道コンが終わり、結果が出たら反省です。

SS60を達成したら、計画が上手くいったのでしょう。また次の目標を立ててみましょう。

残念ながら届かなかった場合は、計画を見直してみましょう。きっと足りない部分があったから届かなかったのです。大半は計画設定が甘い、計画はしたけど実行で継続できなかったということが多いです。見直しをしましょう。

 

🤗PDCAを回す人、PPPPで終わる人

こういうのを続けていくと、小さな目標が大きな目標へ、レベルもどんどん高くなっていくわけです。

というか、勉強以外でも生きていうちはこういうことの繰り返しなのです。「夢→目標→計画→実行→反省」をたくさんやることが経験だとPDCAマニアの人が言っていました。

 

あと夢や計画だけ上手な人がいます(PDCAなのにPPPPとかPPAPになる人)

これについては「正直にやる」しかありません😅

 

🔥失敗してもいい。経験が大事。

そして計画は全然失敗しても良いのです。100連敗しても良い。

イチローさんだって日本で3割5分、メジャーで3割1分が通算打率です。10回打って6~7回は失敗しているわけです。

それよりメジャーで10000回打席に立っています。実はこちらもスゴイです。日本と合わせると14000打席になり、これは日本のプロ野球だとぶっちぎりです。

失敗しても良い、自分で目標→計画→実行を繰り返した数が経験になります。

経験を作れば必ず良くなります。これは大人は誰でも分かるはず。

 

子どもは何度失敗しても良いのです、大人が守ってくれるので。

大人は「失っても良い程度の失敗」を考えて行動すれば良いのです。

 

というわけで良いタイミングで良い話題でした。

8月になり、夏の道コンまであと10日です。受験生はそろそろ夢のままではいられません。夢からさめるというのは動き出すということです。動きましょう。

 

今回は以上です。

 

全体版が出ました!

 

全国学力テストの結果が出ました。算数ダメって書いていますが、今の小中学生はホントに算数ダメです💦

学校が宿題を減らして、明らかに手を動かす機会が減っているからだと僕は感じているのですが、それでもICTとか新しい教育に移行しないといけないのだから、学校現場は大変だなあと思う次第です。

塾に行っていない、家でも勉強させない子どもはどうなってるんだろうって心配は年々高まっています😅

 

昨日29(火)は札幌南、一昨日28(月)は札幌東の説明会がありました。夏休み中ですがトップ高校ということで多くの生徒が参加されたそうです(生徒のみ)

それでタイトルにもあるのですが、どちらの高校も説明会で「あるもの」が必要だと言っていたそうです。

 

札幌東

「高校では相当な量の勉強をします。それをやり切る覚悟はありますか。」

札幌南

「挫折をする覚悟はありますか。」

 

偶然なのかどちらも「覚悟」という言葉を使われていた模様です…🐏

 

🏇公立中→公立トップ高校に求められる覚悟とは

 

東西南北など「公立トップ高校」と言われるところに進学する生徒みなさんは、地元公立中ではあまり苦労してこなかった人が多かったと思われます。

定期テストもワークの反復練習をすればある程度点数は取れるでしょうし、内申の取り方もコツが分かっていると思うのです。

それほど深い勉強をしなくても、中学校までの内容理解は容易だろうと…😸

 

🐅自分が中心に変わるので

公立の中学校はどうしても指導の基準が真ん中より下になります。それは日本国憲法に「生存権」(第25条)そして「教育を受ける権利」(第26条)があるからです。

全員が読み書きができる、全員が最低限度の社会のルールを身につける…こういう指導が中心になるので、成績上位層にとってはある種物足りなさを感じたかも知れません。

 

それが高校になると「自分が指導の中心」に変わります。そのため今まで経験したことの無いペースで進んでいくことになることが多いです。

しかも北海道は小中学校が「緩い」ので、高校に入ったら一気に勉強量が増える感覚になるかも知れません。まあ忙しくなると思います。

 

🐸一番だらけの高校なので

またトップ高校を受験する生徒の皆さんは、現在何かしらの一番を取っていたかと思います。クラストップとか学年トップとか、周りから頼られるので生徒会の役員ってのもあるでしょう。

札幌南なら中学時代の「学年1位」が何人いることか…中学時代に学年下位層の生徒はまずいないと思います。

 

トップ高校では、その中で新たに1番から320番が決まるわけです。中学時代に50番も取ったこと無い生徒がいきなり200番300番とか、しかも100点満点で20点とか30点とか取ってしまったりするわけです💦

僕自身、高校に入って最初のテストで400人中390番台を取りました(確か現代文)。高2の地理では追試ラッシュにかかりました。まだキタヒロなので良かったですが(失礼)東西南北になればプレッシャーは半端ないでしょう。

 

そういう意味で「挫折する覚悟」があるかってことなのかもしれません。

天狗の鼻、お山の大将、井の中の蛙、最近の石破みたいな感じだと思ってください。

 

🦁大学受験の新たなライバル

どちらにせよトップ高校で勉強する覚悟は持っておいた方が良いでしょう。大学受験は相手が全国区に、そして新たに中高一貫の生徒、浪人生が混ざってきます。

中高一貫や浪人生は先取りをしています。トップ高校といえどもまずは追いつかなければいけません。

 

いつも書いていますが、東西南北の進度は「先取り」ではありません。「後追い」です。

 

 

🐕個人的には●●の覚悟を持て

挫折する覚悟も良い例えですが、個人的には「挫折するヒマが無いくらい勉強する覚悟」を持ってほしいと思っています。

 

札幌南や札幌北だと、まず勉強について行くだけで大変です。点数悪くて気持ちがヘコむ、順位低くてヘコむ、追試になってヘコむ間もなく、次の試練がやってきます。

入学したら勉強を立ち止まらないこと。これが大切です!

 

逆風で戻されても前に進み続ければ、卒業時には東大・北大・医学部などに合格できている…というのが札幌南や札幌北の特徴だと思ってください。

それをやり切る覚悟を持ってほしいと思います。

 

 

参加された生徒の皆さんは聞いてどう思いましたか。

どちらの高校も「覚悟」と言っていたのは面白いですね。

逆に、最近の東西南北の生徒は弱々しいのかなとも想像してしまいます…🐄

 

🐄次回以降の予告として

ちなみに北海道の進学校は札幌南と札幌北と北嶺のみ。札幌西はギリギリ進学校だと思ってください。トップ高校だけど全国的にはギリギリ進学校だと思ってください。

この辺の話は夏休み中に書こうと思います。

 

今回は以上です。

 

ただいま津波警報を見ています。

今の小中学生は東日本大震災の津波を知りません。