社長の話、部下の話
自分は、サラリーマン時代の頃、勤めていた社長にその当時から経営学の本を読むよう勧められていた。
特に、 「経営の神様」 と呼ばれた松下幸之助氏の著書を多く読んだ。
その中の一つにこう書かれていた。
氏は、70億円の私財を投じて松下政経熟を開き、次代の日本を担う指導者の育成に力を注いだ。
氏から薫陶を受けた一人で、政経熟の塾頭を務めた上甲晃さんは、強く教えられたことのひとつに 「聞き上手の大切さ」 を語っていました。
幸之助氏は
「部長は社長の話をしっかり聞くが、部下の話などは充分に聞いていない。また一個百円の乾電池を買ってくれたお客さんと百万円の買い物をしてくれたお客さんのどちらに対しても、同じように頭を下げ、言うことに耳を傾けられるのは、本当に人間のできた人物だけ。なかなか、こうはできないよ」 と、身近な例を挙げながら、他人の話を聞くことの難しさを語っていた。
最後に氏は、「聞く耳を持たないと人間は成長しない。聞くことは他人を受け入れることなのだよ」 と締めくくっていた。
自分たちも、毎日多くの人の話を聞き会話をしています。心を開いて聞いているでしょうか?
つい忙しかったりすると、相手の話も右から左へ聞き流してしまうこともしばしあります。
聞き上手になって、人間的にも成長していきたいものですね!
ボスの身だしなみ
毎年恒例のように発表される 「理想の上司」 アンケート。
これはアメリカで始まった 「ボスの日」 にちなんだものだといいます。
ボスの日は10月16日。日頃のボスの労をねぎらい、感謝することで、上司と部下の関係がスムーズにいくことを願って、1958年に提唱されたといいます。
20~30代の女性会社員300人を対象に、 「上司の身だしなみで気になる点」 のアンケート調査の結果がでていました。
トップが 「口臭・体臭」で91%
次いで 「フケ」 83% 「だらしない服装」 76% と続いていました。
身だしなみに気が回らない上司 「仕事の鬼」 では部下も満足しないということでしょうか?
仕事はもちろんのこと、身だしなみについても今一度、チェックを入れ、部下に信頼されるボスになるよう精進しよう!
判断力
日常、仕事をしていく上で日々必要とされることが幾つもあります。
今日の全体の段取り。
今日の自分自身の段取り。
今日の段取りを思い描く。
時には、明日の段取り、数日後の予定。
など、様々なことを考えながら仕事をする必要があります。
その中でも判断力はとても重要だと思います。
判断力では、いくつかの選択をしなければならない状態で、直感的で的確に判断する能力が求められると思う。
どのような状況でも冷静でなければならない。
自分の考え 「今日の予定」 がある程度まとまっていなければ、的確な判断をする事自体難しいと思う。
判断力で考えたとき、まず最初に考えなければならないことは、判断材料 「今日の段取り」 を的確に見極めること!
判断することは、頭の中で蓄積された情報からどれを優先して、どれを後回しにしていくのか直感的な感覚が必要です。
判断力の低い人ほどよく迷い、いろいろと考えた結果があまりいい選択でないことがあります。
まずはあらかじめ必要な情報は集めて、その上で決定する基準を直感的に選ぶことも必要ではないか
自分たちの仕事内容も、やり方一つで早くもできるし、遅くもなる。
言葉を言い換えれば、
あんなやり方をして大変だろうな~
こういうやり方があるのにな~
的確な判断力が絶対的に必要とされる。
判断のしかた一つで予定もかわる。
仕事も早く終わる。