徒然なる読書日記、たまに映画日記 -44ページ目

『考える技術』 大前研一

また大前研一です。
考える技術/大前 研一

ひと言いっておくと、この本に考える技術は書いてありませんw
大前研一がどう考えてきたかという事のみが書いてあります。

結構面白いと思ったのは、大前研一が新入社員時代に
「通勤時にみる電車のつり革広告をみて、この会社には何が足りないのか?どんな解決策があるのか」
を考えていたって事です。

これは問題解決能力や論理的思考を身につけたい方にとってはいい練習になると思うし、明日からすぐにでも出来るのでかなりお勧めかと思います。

彼の本を読むといつも思うのですが、彼の考え方の根本は理学・工学なんだと思います。
4章の「線形思想では通用しない、非線形思考でいけ」
なんかは理系の人ならばなんとなく分かるんじゃないでしょうか。

ちなみに大前さんはもともと工学博士で原子力を専攻していました。
そこで原子力の未来に見切りを付けてマッキンゼーに入社したそうです。
(本人はこの事を「人生のリセットを何回かしている」と書かれてますが、同時に過去の経験が活きているとも書いていますから、実際はリセットというよりシーズン2とか3に移っていく感じを受けます。)

かなり強烈な言い回しだし、郵政民営化や銀行への批判も強いけど
実際に金を稼ぎ出してきた人間の言葉だけに一読の価値は十分にあります。

『Holes』 Louis Sachar

海外では児童向けの本としてベストセラーですが、日本では英語を学習する初心者向けに良い本として評判です。

穴 HOLES/ルイス・ サッカー

¥620
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上に載せたのは日本語版ですが(アメブロは洋書扱ってないのかな?)、やっぱり英語版で読んでいただきたい。

この手の本はネタばれ厳禁な気がするので、特に中身には触れませんが一言で言えば「穴」です。
ですが、登場人物がみんな個性的でなんだか憎めないキャラとして描かれています。
名前も個性的です笑

主人公:Stanley Yelnats(逆から読んでも・・・)
その他:Armpit(訳:脇の下)
    X-ray(訳:X腺)
           などなど。

なんでなんで?と読んでいるうちにあっという間に終わってしまいました。
英語の本で挫折した経験のある方にはぜひお勧めしたい1冊です。

また、この本のうれしいところは続編とスピンオフストーリーが用意されているところ。

続編(というか主人公の回想記)
皮肉たっぷりに書かれているところがいいですね。
Stanley Yelnats Survival Guide to Camp Green Lake

スピンオフ(ArmpitとX-rayが主役)
この二人がお金儲けを計画したようです。
Small Steps

『トヨタvsホンダ』 池原照雄

ホンダのインサイトが好評ですね。
なんでも2009年2月に発売を開始したところ、同月末までに月間目標の3倍にあたる1万5000台を受注したとか。
そんなこんなで今回はこの本。

トヨタVS.ホンダ (B&Tブックス)/池原 照雄

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結構古い歴史から書いてあるんで自動車業界に疎くても全然大丈夫。

まずはトヨタ・日産時代の瓦解からホンダの台頭によるトヨタ・ホンダ時代へ。
きっかけは「フィット」
なんと、発売後1ヶ月でユーザー受注が4万8000台にもなったんだとか。
インサイトなんて目じゃない...
まぁ景気の影響もあるでしょうが。

ちなみに本作では、
トヨタは家康、ホンダは信長と言っています。
巨大化する自動車業界の中で、「small is strong」というホンダスピリットを武器にぎりぎりの企業規模で戦うホンダは確かに信長かなぁと思います。
そして、巨大な事業規模でどっしりかまえるトヨタは確かに家康。
そして著者はトヨタよりホンダの方が好きなようですw
アシモとかF1とかの話題はかなりホンダよりです。

ところどころで自動車業界について心配されているような事を書かれていますが
たしかにビッグスリーの破綻
トヨタ・ホンダの非正規社員の削減
などなど心配な話題は最近絶えませんね。

今後は確実に環境対応車への移行が絶対課題なので
技術技術力と開発を支えることの出来る企業規模、そして何より時代を読む力が重要なんだと思います。

自動車業は日本の輸出の要ですから純血日系企業のトヨタ・ホンダには今後も頑張っていただきたい。

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amazonで調べたら結構たくさんトヨタ・ホンダ関連の本が出てますね。興味があれば。
トヨタとホンダ (光文社新書)/塚本 潔

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トヨタ式とホンダ流どこが違うか―“大衆・規模・道具のトヨタ”vs.“個性・効率・趣味のホンダ” (KOU BUSINESS)/山田 徹也

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